情報メディアセンター学生スタッフを対象にノートテイク講習会を実施しました

2月29日(木)、情報メディアセンターの学生スタッフを対象に「ノートテイク講習会」を実施しました。

本学では、誰もが平等に授業を受けられるために、聴覚障がいを持つ学生に情報保障を行っています。
講義の受講においては、音声を文字化するソフトウェア「UDトーク(音声認識ソフトウェア)」を使用し、テキスト変換された内容と誤字脱字をチェックし、正しい言葉にタイピングし直す「ノートテイカー」を配置しています。オンデマンド授業の動画資料は音声をテキスト化する文字起こしを行っています。これらを担っているのが情報メディアセンターで働く学生たちです(※)。
ノートテイカーに対しては「ノートテイク講習会」を定期的に実施し、知識とスキルを担保しています。

今回の講習会では、はじめに情報メディアセンター長・岡本潤教授が教室の音響設備・機器の準備や設定、ノートテイク業務の流れや留意すべき点等について講義を行いました。その後、学生スタッフは機器の設置方法や設定について実際に先輩学生スタッフから教えを受け、実習を行いました。今回はグループワーク時のノートテイクについても、グループに分かれて役割分担を行いながら練習しました。

(※)嘉悦大学にはキャリア支援の一環で「働ける大学」として学生が学内の様々な業務にアルバイトとして参加できる制度があります。情報メディアセンターの学生スタッフは、聴覚に障がいをもった学生の授業サポートとして、パソコンノートテイクや、動画の文字起こし等の役割を担っています。
https://www.kaetsu.ac.jp/for-student/hrc/about-hrc

<これまでの講習会の様子>

2022年度秋学期

2021年度秋学期

2021年度秋学期はコロナ禍の環境に配慮し、Zoomによるオンラインで講習会を実施しました。岡本教授による講義後、ブレイクアウトルームに分かれ、UDトーク操作に慣れていない下級生を上級生がサポートする時間を設けました。

2021年度春学期

pagetop