大学案内内部質保証

嘉悦大学・嘉悦大学大学院 内部質保証の基本方針及び実施体制

2022年4月1日

嘉悦大学・嘉悦大学大学院(以下、「本学」という。)における建学の精神・教育理念・教育目的に基づき、本学の教育目標・教育方針を実現するため、以下の方針と実施体制のもと、内部質保証を推進する。

1.内部質保証の基本方針

本学の目的は、校訓「怒るな働け」の精神に基づく、実学・実務・実践を総合した創造的実学教育によって、より良い社会の実現に貢献する人材を育成することである。
この目的の実現に向けて、教育研究活動その他大学の諸活動を自己点検・評価したうえで、その結果を検証して改善に結び付けることにより、教育研究の質を継続的に向上させる。
(以下「PDCA サイクル」という。)また、この PDCA サイクルを実質化するとともに、サイクル自体の適切性についても定期的に検証することによって、本学の教育研究活動の組織的・継続的な改善に結びつける。

2.内部質保証推進に係る実施体制

本学⾧が本学における内部質保証の推進に最終的な責任を負う。学⾧のもと、学⾧を委員⾧とする内部質保証推進委員会を設置する。内部質保証推進委員会は、関連する組織と協働しながら、大学全体の教育研究活動等の有効性を検証し、その検証結果を踏まえた改善を恒常的かつ継続的に実施する。

(1)組織
①内部質保証推進委員会
学⾧の下に「内部質保証推進委員会(以下「推進委員会」という。)」を設置し、本方針に基づく自己点検・評価の基本方針の策定、改善結果の点検、改善事項の監理、結果の公表を担い、内部質保証推進に責任を負う組織として位置付ける。
②大学認証評価自己点検委員会
推進委員会の下に「大学認証評価自己点検委員会」を設置し、自己点検・評価の実施及び点検結果の取りまとめを行う組織とする。
③IR・データインフラ推進室
推進委員会の下に「IR・データインフラ推進室」を設置し、教育研究活動その他大学の諸活動の結果の客観的な検証に必要なデータ収集のインフラ整備及びデータの分析に基づくIR活動をおこなう組織とする。
④ FD推進委員会
推進委員会の下に「FD推進委員会」を設置し、教員へのFD活動を通じて、自己点検・評価の結果を教育研究活動の改善に結びつける組織とする。
⑤ SD 推進検討チーム
推進委員会の下に「SD 推進検討チーム」を設置し、職員への SD 活動を通じて、自己点検・評価の結果を教育研究活動の改善に結びつける組織とする。

(2)手続き
① 学⾧は、自己点検・評価の実施及び取りまとめ、改善事項の指示及び改善結果の確認、公表及び PDCA サイクルの検証に係る最高責任者として、全学的な立場から内部質保証システムの推進に責任を負う。
② 学⾧は、推進委員会に対して自己点検・評価の基本方針の策定、及び自己点検・評価の実施について依頼を行う。
③ 推進委員会は、IR・データインフラ推進室に対して、自己点検・評価に必要なデータの収集、分析の依頼をおこなうとともに、大学認証評価・自己点検委員会に対して自己点検評価の実施の依頼を行う。
④ 大学認証評価自己点検委員会は、各部局に対して自己点検・評価を行い、その結果を自己点検委員会に提出するよう求める。
⑤ 自己点検委員会は、各部局の自己点検・評価の結果を踏まえ、全学的視点から自己点検・評価を行い、「自己点検評価報告書」を作成の上、改善事項を付した上で推進委員会に報告する。
⑥ 推進委員会は「自己点検評価報告書」の検証を行った上で、学⾧に対し「自己点検評価報告書」とともに、改善事項については期限を付した上で改善するよう意見を添えて「改善提案書」を提出する。
⑦ 学⾧は「改善提案書」の内容を精査し、改善が必要であると判断した場合は、推進委員会に対し期限を付したうえで、改善活動を行うことを指示する。なお、その際、本学が認証評価機関及び行政機関から受けた指摘事項については、必ず改善事項とする。
⑧ 推進委員会は学⾧の指示のもと、当該の部局に対し期限を付した上で改善活動を行うこと、及びその状況を推進委員会に報告することを指示する。
⑨ 当該の部局は改善指示に対して改善活動を行い、その状況を部局の⾧から推進委員会に報告する。推進委員会は内部質保証の観点から改善事項の達成状況について検証するとともに、当該年度の自己点検・評価及び改善の結果の総括、及び関係報告書等の公表についての意見を添えて学⾧に報告する。
⑩ 学⾧は、「自己点検評価報告書」、及び公表が必要と判断した情報を本学ホームページ等において公表する。
⑪ 法人に係る内容等、大学の教育研究以外の評価項目における自己点検・評価、及び改善事項が発生した場合の改善指示は、学⾧と理事⾧が協議の上その都度対応する。
⑫ 内部質保証が PDCA サイクルに基づいて適切に実施されているかどうかを定期的に検証するため、学⾧は学外の有識者に対して「外部評価」を依頼する。PDCAサイクルに改善事項があった場合は、改善指示を行うものとする。

以上

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