学生広報部レポート/海外大学院へ進学した卒業生に聞く、嘉悦大学の魅力!後編~嘉悦からオーストラリアの名門大学院に進学した卒業生が考えるこれからのこと~

学生広報部レポート/
海外大学院へ進学した卒業生に聞く、嘉悦大学の魅力!後編
~嘉悦からオーストラリアの名門大学院に進学した卒業生が考えるこれからのこと~

前編、中編、後編と3回に渡ってお送りする今回の卒業生インタビューでは、嘉悦大学からオーストラリアのマッコーリー大学院に進学された諸口あやめさんに広報部の和泉と横山がお話を伺いました。

前編では嘉悦大学卒業生として、どのような大学時代を過ごされてきたのか、今後の私たちの学生生活のヒントになるようなことを教えていただきました。

中編では嘉悦大学から海外の大学院へ進学することを決めたきっかけや留学先での気づきをたくさん教えていただきました。 そして、今回の卒業生インタビュー最後となる後編では、諸口さんに嘉悦大学から海外の道を目指すためのポイントや在校生・高校生へのメッセージを語っていただきました!

※インタビューは前編中編・後編に分けてお届けします

インタビュイー・インタビュアー紹介

・インタビュイー

諸口あやめ(もろぐちあやめ)さん
嘉悦大学経営経済学部を2021年度卒業
現在オーストラリアのマッコーリー大学大学院に在学中。
得意なことは料理、趣味は映画鑑賞。

・インタビュアー

横山飛雄(よこやまひゆう)
嘉悦大学経営経済学部1年 学生広報部所属
好きなことはボードゲームをはじめとするゲーム全般、得意なことはフラワーデザイン。

和泉真菜(いずみまな)
嘉悦大学経営経済学部3年 学生広報部所属
最近のニュースは推しのライブに行けたことと、提携先の武漢大学への編入学が決まったこと。

留学するなら在学中にやっておきたい2つのコト

和泉:今まで嘉悦大学時代のお話と海外大学院進学についてのお話を伺ってきましたが、留学を考える学生にアドバイスはありますか。

諸口:和泉さんもこれから留学希望があるということを伺ってますが、留学したい方は、奨学金のことは在学中にやった方がいいと思います。

和泉:なるほど、奨学金ですか。

諸口:学部の奨学金はその学生本人じゃなくて親の年収が関係してきますし、奨学金をうけられないっていう人も一定数いると思います。だけどそういう人でも、日本学生支援機構以外のところでも海外の留学に対する奨学金はたくさんあるんですよ。しかも学校が決まっていなくても、一年ぐらい前から準備して応募することができるんですね。仮でもいいので国と第一志望の大学を書いて応募しておいて、審査が通ればあとで留学先を変える、というのが大丈夫な奨学金は実はたくさんあるんです。だから留学を目指している人は絶対に在学中に奨学金のことはやっておいてほしいです。あとは大学院の場合は本人の年収が関係するんですけど、アルバイトだけしている大学生ではほぼ引っかからない金額なので大丈夫です。

和泉:わかりました。調べてみます!

諸口:あとは、単語の勉強も日本にいるうちにやっておいた方がいいと思います。喋る力や文法力は、どうしても現地で生活しながら使わないと覚えられないんですよ。だけど単語だけは、日本で勉強できると思うんです。私は留学先で単語もいっぱい覚えられると思っていたんですけどそんな暇はなくて、単語の勉強が全然できてないです。だからこれから留学を考えている人は、とりあえず単語はたくさん貯めておくのが一番大事だと思います。

和泉:そうですね。私は留学まであと半年ぐらいあるので、単語をたくさん勉強して準備したいと思います。

これからのこと

横山:今後の抱負、頑張っていきたいことは何ですか。

諸口:短期的な目標としては、ダイレクトエントリー(マスターに入る前の最後のクラス)をパスすることと、リスニングの能力を上げることです。長期的な目標としては、そのマスターに入った後にオーストラリアのインターン先を探すことです。残り2年ほどしかいられないので、勉強をしながらそういう経験を積んでいきたいと思っています。

和泉:ちなみに、国によって留学中に働けるかどうかは異なると思いますが、オーストラリアは留学生が現地で働くことに関しては問題ないんですね。

諸口:学生ビザを持っている人は、週に20時間はアルバイトやインターンをすることができます。今の英語のクラスだと、ベビーシッターやカフェのアルバイトをしている人もいますよ。私は英語力を上げたいと思っているので、今はちょっと親に甘えさせてもらっています。収入ゼロの状態でマスターに入るまで勉強しようと思っています。

嘉悦大学の学生へメッセージ!

横山:では、後輩である嘉悦の学生に対して、何かメッセージいただければと思います。

諸口:大学生の皆さんに言えるのは、大学にいられる時間ってすごく短いということです。たった4年間しかなくて、その間に自分が将来何をして、どんな人間になるのかを決めるのってすごく難しいことだと思います。だけど自分が取った授業や大学で出会った友達とか、そういうのは必ず自分の経験として活きてきます。「この授業つまらない」とか思っても、絶対何かになるっていうことを信じてほしいですね。私も入学当初はやる気もなかったし、正直退学寸前でした。だけど毎日何か頑張って、新しいことを知って生きていれば必ず自分の中に芽生えてきます。恐れずにいろんなことに挑戦して、色々な経験を積んでほしいと思います。もしつまらなかったとしても、結果的にそれが「つまらなかった」と知るのも一つの経験なので。

和泉:ありがとうございます。私たちも学生広報部という嘉悦大学内でできることに挑戦しているので、挑戦する大事さっていうのを実感しますね。

諸口:よかったよかった。

高校生に伝えたい嘉悦の良さ!

和泉:嘉悦大学を目指そうとしている高校生や、嘉悦大学への入学を検討している高校生にもメッセージをお願いできますか。

諸口:まずはっきりといえることは、嘉悦大学はめちゃめちゃ役に立つ大学だということですね。自分が成長できるきっかけがたくさんあると思います。例えば簿記の授業は、会社がどういう風に動いているかがわかりますし、嘉悦の経営経済学部は、働く時に必要になる知識である経営学と経済学の両方を学べます。あとは、フィリピンやイギリス研修を学校主体でやってくれたり、様々なバックグラウンドの学生や留学生と交流できるのも嘉悦の良いところだと思います。私がいたゼミ(研究会)は私以外全員中国人だったので、留学生との交流は自分にとっても良い経験になりました。

和泉:ちなみに海外研修もコロナで中止されていたんですが、今年から対面での研修が再開されてきています。ですので、そういった経験をできる機会が今の学生も増えてきていると思います。諸口さん、たくさんのお話ありがとうございました!

諸口:皆さん頑張ってください!

インタビューを終えて

前編・中編・後編をお読みいただきありがとうございます。

今回は嘉悦大学からオーストラリアのマッコーリー大学に進学された諸口あやめさんにお話を伺ってきました。日本ではなく、世界に飛び出して学びを広げていくことは決して簡単なことではありませんが、キラキラとした表情で目標に向かって進む卒業生の姿を見て、私も頑張ろうと心動かされました。たくさんの挑戦と経験を詰め込んだ学生生活を送り、今後の糧としたいと思いました。(和泉)

僕自身は、海外の大学院進学について全く知識がなかったので、諸口さんのお話はとても勉強になりました。そのほかにも「大学にいられる時間は短い」という言葉は、嘉悦学生時代の約半分をコロナ禍で過ごしてきた諸口さんだからこそ言えるもので、インタビュー後の今も強く印象に残っています。まだ3年もある、という考えを改めて、残りの時間を学びで充実させたいと思います。(横山)

卒業生の諸口あやめさん、快く取材をお受けいただき、ありがとうございました!

文責:学生広報部 経営経済学部1年 横山飛雄 / 経営経済学部3年 和泉真菜

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