公開日：2024.05.13

榎澤 祐一准教授の論文が、令和6年3月に以下の学術誌に掲載されました。

掲載誌

ビジネス実務論集 第42巻pp.66-76

論文タイトル

eスポーツを体験課題としたマーケティング教育手法の開発（査読付）

概要

教育開発研究としてeスポーツの体験課題を導入した講義法によるマーケティング教育プログラムを提案する。eスポーツは教室やオンラインといった環境的制約があっても実施できる点で講義法との親和性が高い。eスポーツを体験課題として導入した本学履修者の調査回答データを質的研究方法論の分析枠組みで分析した結果、授業上の評価課題の達成度合いの自己認識が高い時に、マーケティングの基礎概念をビジネスに結びつける有用性の実感に至っていることを確認した。

外部リンク
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsabs/42/0/42_66/_article/-char/ja/

著者コメント

ビジネス実務学会は1981年に「日本秘書学会」として設立され、秘書学を対象としていましたが、1996年に「日本ビジネス実務学会」へと名称を変更しました。ビジネス実務研究は、ビジネス現象を主に経営者の立場から見る経営学に対し、働く者の立場から探究するものです。ビジネス実務現象の探究と、現場で求められる汎用能力育成のための教育が主な研究テーマです。