明山研究会の学生がネパールでSDGsフィールドワークを行いました

2月1日(木)~2月8日(木)、経営経済学部 明山健師 准教授の研究会に所属する学生2名がネパールでSDGsフィールドワークを行いました。

明山研究会ではサステナビリティに関する研究を行っており、国際的な問題を取り上げることも多くあります。今回、こういった問題と直接関わる機会としてネパールのドゥリケルとカトマンズで8日間のフィールドワークを実施しました。

本プログラムでは、NPO団体「Association for Rural Social Welfare Nepal(ARSOW-Nepal)」のご協力のもとで、現地の小学校での交流や農村の見学・体験を通して貧困問題や教育の問題を学び、また、人身売買の当事者団体であるShakti Samuhaを訪問して人身売買の悲惨さや現状も学びました。参加した学生たちは、プログラム以外の時間でもネパールの食事を満喫したり美しい風景を見るなど、現地での体験を通してネパールの大気汚染の問題やゴミ問題、インフラ整備の問題を学ぶことができました。

プログラム自体が今回初めて実施されるということもあり、学生たちは出発前に不安も抱いていたようですが、現地に到着して生活を始めてしまえば環境にも慣れ、積極的に現地の生活を体験していました。

このプログラムは、学生がアクティブな人材へと成長することを促し、現状分析・課題発見・課題解決能力を育むことを目指して実施しました。プログラム終了後、参加した学生たちはこのフィールドワークで学んだことを資料としてまとめ、学内で発表会を実施する予定です。さらに、今回の経験を今後の研究に活かしてくれることを期待しています。

Instagramにもフィールドワークの内容や写真を掲載しています。ぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/p/C3pFl5ThSK8/
https://www.instagram.com/p/C3y803thXP9/
https://www.instagram.com/p/C4HvJ2pprM5/
https://www.instagram.com/p/C4Z-AMjhmo1/

1日目:ドゥリケルのホテルに到着。暖かいシャワーがなかなか出ず苦戦するなど、学生は日本と違う環境への戸惑いも感じていました。

2日目:小学校を訪問し、小学生と交流したり掃除等のボランティア活動を実施しました。教育の格差がありながらも笑顔が素敵で学生たちは感銘を受けていました。

3日目:近くのお寺を散策して絶景を見たり、農家の人からリアルな生活の話を伺うなど実際の村の生活を体験しました。

4日目:ネパールの首都カトマンズに移動し、人身売買の当事者団体シャクティ・サムハで代表を務めるチャリマヤ・タマンさんに体験談や今後の活動について説明をしていただきました。

5日目:学生の希望で現地のサロンで髭剃り体験をしました!なんと、ヘアサロンを一人で経営していたのは15歳の少年だそうです。その後、プログラムを企画・運営してくださったARSOW-Nepalの方から修了証書を授与されました。

6日目:ネパールで最古の仏教寺院のスワヤンブナート寺院見学や伝統的な料理体験をしました。

7日目:ヒンドゥー教にとって最も神聖とされる寺院・パシュパティナートを見学しました。自由行動の後、今回のフィールドワークを終えました。

協力団体ARSOW-Nepal
https://www.facebook.com/people/ARSOW-Nepal/100066590443154/

人身売買の当事者団体シャクティ・サムハ
https://shaktisamuha.org.np/

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