学生広報部レポート/わくわく!先生にインタビュー!~10の質問を添えて~⑤土橋 堅斗先生

こんにちは!学生広報部の影山です!

嘉悦大学では、学生と教員がまるで友達のようなコミュニケーションを築く場が広がっています。この雰囲気をより深く感じていただくため、先生方に「10の質問」で本音を聞く特別なインタビューをお届けします!

今回ご紹介するのは、キャリア教育を担当されている土橋先生!土橋先生は、キャリア教育だけでなく、学生たちとの対話や就活に関する相談ごとにも熱心です。さらに、サークルの顧問としても学生との交流があります。それでは、インタビューを始めましょう!

土橋 堅斗(どばし けんと) 助教

専門はキャリア教育。キャリアデザイン学修士。
大手人材サービス企業にて、就職セミナー講師、就職情報サイトのプロモーション業務、大学と学生のキャリア支援コンサルティング業務に従事後、2019年に嘉悦大学に着任。

質問1

はじめに先生の専門分野を教えてください。

土橋:キャリア教育というものが専門分野になります。キャリア教育というのを一言で言えば「社会に出てゆくための準備教育」であって、社会の仕組み、仕事や職業の世界について学ぶことで、自ら進路の選択や将来の生活設計ができるようになってもらうことがキャリア教育の目的です。とはいえ、みなさんからすると就職活動をサポートしてくれる先生というイメージだと思います。

質問2

先生の担当講義と、もしあればやってみたい講義はありますか?

土橋:現在の担当講義は、1年生、2年生、3年生のキャリア教育です。なので、カリキュラムで用意されているすべてのキャリア教育科目を担当させてもらっています。これは少し大変ではありますが(笑)、体系的で一貫性のあるキャリア教育が実現できているのでありがたいことです。                大まかには、1年生と2年生の講義ではグループディスカッションを中心としてコミュニケーション能力を鍛えて、3年生の講義では就職活動とインターンシップのトレンドを解説して伴走支援をしています。

そして、やってみたい授業でいうと「キャリア心理学」ですね。心理学で蓄積されてきたキャリア発達の理論というものがあるのですが、これがみんなにもぜひ知っておいてほしいことばかりなのですよ。

たとえば、10代や20代がキャリア発達するうえでの理論や課題を知ることは、現在の自分を俯瞰できるようになるのでキャリアに対する不安の軽減につながるかもしれない。さらには、みなさんが社会に出てバリバリ活躍しているであろう30代40代50代60代のキャリア発達の理論と課題を、大学生のときに知っておくことは良き学びとなるでしょう。もっといけば人生100年時代だから100歳のときのキャリア発達の課題もあるのですよ。それらをみんなで一緒に考えていけるような講義をしてみたいですね。

影山:ちなみに就職活動で失敗しないためにやっておくべき事とかはありますか?

土橋:就職活動で失敗しないためっていう考えをしないほうがいいですね。大学生の就職活動ってたくさんの企業に応募して採用選考で選抜されてゆくというシステムなので、不採用や不合格という経験は誰しもが避けて通ることができないのですよ。確かに不採用や不合格は辛い経験だと思いますが、一方でその経験が自己理解や社会理解、自己成長につながったというケースも存在するので、辛い経験をしたときこそ「これは自分の経験値UPになっているんだ」って捉えられるようになることが大切だと思いますね。

質問3

専門の経済、経営系の分野に進んだきっかけはありますか?

土橋:偶然ですね。これはキャリア理論でいうところの「プランド・ハプンスタンス理論」です。キャリアの8割は偶然の出来事によって形成されるという理論なのですが、私のキャリアはまさに理論通りでした。前職の人材系企業の会社員だったときに大学生の就職活動支援の仕事をしたことがきっかけで、もっと学生のそばで仕事がしたい、学生のキャリア支援を中長期スパンでやりたいと思うようになり、この専門分野に進みました。

影山:嘉悦大学を転職で選んだきっかけはあるのですか?

土橋先生:会社員のときに「私は大学生のキャリア支援をしたいです!そのためにはなんでも頑張ります!」とたくさんの方に発信していました。当時の上司や同僚たちにはもちろんのこと、社内社外関係なく、友人知人にもオープンに伝えていましたね。そこで生まれたご縁のひとつになります。

影山:ヘッドハンティングのようなものですか?

土橋先生:そこまでたいそうなものではございません。(笑)

質問4

子供のころの夢はなんですか?

土橋:夢ねえ・・・。小学生のときの授業参観で「将来の夢」を作文にして発表するという授業があって、父親が美容室を営んでいたから「僕は美容師になってお父さんと一緒に働きたいです。」って発表してうまくその場を乗り切ったのね。(笑) はっきり言ってしまうと、実は、夢ってまったく持ってなかった。その時その時でベストな選択をすればOKだよねと考えるタイプなので、将来の夢とかなりたい職業は考えてこなかったですね。

影山:確かにこれだけを強烈に目指している学生ってなかなか出会わないです。

土橋:そうですね。学生から「夢がないです。どうしましょう?」っていう相談を受けるけど、その気持ちや不安がよくわかるのですよ。こういった相談には「心配しないで大丈夫。私も一緒で夢がなかった。夢がなくても幸せになれるし人生は充実できるよ。」って返してあげます。だから、夢を持つことにとらわれすぎないことも重要だと思います。

影山:そうですよね、あと夢って結構変わりませんか? 僕もこの大学入るときは証券マンになるのが目標だったんですけれど、最近は高給激務っていうのに惹かれなくなってきました(笑)。

土橋:私も夢って結構変わるものだと思っています。まさに影山君のケースのように、社会理解や職業理解が進んで働き方を知ったことで、自分の思い描いていたイメージと現実の間にギャップが出てきたから夢が変わる。これは往々にしてあることです。だから、夢って変わっていいし、その夢に固執しすぎないほうがいいですよね。

質問5

これだけは負けないっていう自分の特技や特徴はありますか?

土橋:そんなに落ち込まないことです。これは鈍感ということではなく、強みということにしてください。(笑)

影山:確かに土橋先生が落ち込んでいる所は見たことないかもしれないです。

土橋:元気に振る舞うっていうのは大切にしていますね。これはもう昔の話だから今は違いますけど、前職のとき、朝一番でお客様のところに訪問して夜遅くに帰社してからも終電近くまで仕事するという過酷な働き方がしばらく続いたときがあったのね。そんなときでもガクンと落ち込まないで元気に頑張っていた自分がいたので、これは強みにして生きてゆこうと思いましたね。

影山:それめちゃめちゃ羨ましいです!(笑)

質問6

最近ハマっていることはありますか?

土橋:週末に妻と一緒に散歩してカフェという流れにハマっています。1回の散歩で4時間くらい15キロくらい歩きます。ぶらぶらして偶然見つけたカフェでコーヒーを飲むという過ごし方をしていますね。ここ最近は湘南まで車で行って海沿いを散歩してきました。

影山: いいですね!ご夫婦で出来る趣味って素敵です!

質問7

学生時代に頑張ったこととか、自慢したいことはありますか?

土橋:頑張ったこととして、大学生のときに映画サークルのメンバー5人で短編映画を自主制作しました。楽しかったけど本当に大変でした。出演者のキャスティング、撮影場所探しと交渉、生意気な出演者のご機嫌取りが大変でした。「顔がむくんでいるから今日は撮影したくない」と主役がゴネる、撮影場所が工事で当初のイメージと変わってしまったなどいろんなトラブルがありましたけど、ちゃんと乗り越えて映画が完成しました。この経験でトラブルが起きたときにテンパらない度胸はついたと思います。

影山:めちゃめちゃ大変そうですね、映画がお好きだったのですか?

土橋:映画は子どものころから大好きでした。僕が子どものころにはレンタルビデオ店がいくつもあったので、毎週のように家族でお店に行っては自分の観たい映画を探していましたね。

影山:本当にお好きだったのですね。

土橋:好きですね。だって映画で大学の単位が危なかった時もありましたからね。(笑)

影山:キャリアの先生なのにですか!?

土橋:(笑)

質問8

学生時代の失敗はありますか?

土橋:まさに学生時代に頑張った映画制作ではたくさんの失敗をしましたね。撮影場所の交渉がうまくできていないことで大学に迷惑をかけてしまったり、クランクアップ直前でシナリオの結末が気に食わないから降板したいと言い出す演者の対応で一時期撮影できない時期があったのです。そこで学んだことは、自分の役割だけをやればOKではないこと、お互いに進捗状況を共有して抜け漏れがないかをチェックし合うこと、あと、これは誰かがやっておいてくれるだろうと思わないこと。自分で気づいたら自分でやるということが重要だと学びましたね。

影山:確かにそういうことはありますよね、いつか誰かがやってくれるだろうと思って、1日前に進捗を聞いたら誰もやっていないみたいな。

土橋:あるあるですよね。映画作りから学べたことは多かったなと思います。

質問9

学生時代に戻ったらやりたいことはなんですか?

土橋:映画をもう一度作りたいっていうのもあるけど、やっぱりインターンシップですね。キャリア教員だから言っているのではなくて、いろいろな仕事を見て体験できるって貴重な経験だし、それにインターンシップは就活生にしかない特権だから面倒くさいとか思わずに純粋に楽しんでほしいなと思います。

影山:どういうジャンルのインターンシップに行きたいですか?

土橋:なんでも参加してみたいですが、やっぱり、映画配給会社のインターンシップには参加してみたいですね。そもそも僕らの時代には就職活動の開始前にインターンシップなんてなかったので。

影山:そういえば授業でも仰っていましたよね。

土橋:そうそう。だから本当にみんなが羨ましいです。3年生の講義ではインターンシップで友達ができたという話も聞くので交友関係も広がりそうですしね。

影山:確かにインターンシップで新しく学外の友達ができたら素敵ですもんね。

土橋:そういう出会いも素敵だよね。他大学の学生との交流は良い刺激になると思いますね。

質問10

今学生たちにむけて送りたい言葉や漢字はありますか?

土橋:「ケセラセラ」を送りたいですね。これは“なるようになる”という意味なのだけれど、この言葉には「自分次第で自分の人生はどうにでもなる」という意味も込められているのですよ。

影山:確かに最近は才能が全てで人生が決まってしまうみたいな風潮があると思うんですけど、後天的に少しでも状況をよくできるのなら、やるに越したことはないですもんね。

土橋:そうそう。自分の人生が自分でどうにかできると思えば、普段の過ごし方が変わってくるでしょう。大学の講義をひとつとっても、自分の人生に役立たせようと思えば学びとの向き合い方も変わってくるだろうし、周囲とのコミュニケーションも変わってくるだろうしね。

影山:僕も受験に失敗した時、世の中才能だとか思っていたのですけど、最近になって資格試験の勉強を始めて最初は成果が出なかったけれど、どんどん続けるうちに成果も出てきて合格した時は、努力って意味がちゃんとあるのだなって思えましたね。そこで小さな成功体験を積むことが出来てよかったです。

土橋先生:成功も失敗も経験できましたね。良いことです。小さい成功体験を積むことが「ケセラセラ」の大事なことでしょうね。

最後に何かこれだけは伝えておきたいみたいなメッセージを頂けますか?

土橋:皆さんは学生という立場ですので、よく学び、よく遊んでください。くれぐれも遊ぶだけの学生生活にならないように気を付けてくださいね。

影山:メリハリをつけることが大事ですよね。

土橋:メリハリ大事ですね。座学だけが学びではありません。もしも春休みが退屈だなと思ったらすぐに遠慮なく相談してくださいね。あなたにオススメのインターンシップを一緒に探します。(笑)

インタビューを終えて

今回、土橋先生に関するインタビューをさせていただきました。実際にお話を伺ってみて、土橋先生は本当に親しみやすく、学生のことを思ってくださる優しい先生だと感じました。キャリアや就職活動に関しての悩みや疑問がある場合、土橋先生に相談することで新しい視点やアドバイスを得ることができるかもしれません。皆さんもキャリアで困ったことや不安がある時は、土橋先生にぜひ相談してみてはいかがでしょうか? またカフェ巡りの趣味もあるらしいので、興味がある人はぜひ聞いてみてはいかがでしょうか? それでは、読んでいただきありがとうございます!次回のインタビュー記事もお楽しみに!

文責:学生広報部 影山愛斗(経営経済学部2年)

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