学生広報部レポート/キャリアDAY 2023!~1年生へ向けた日本テレビ特別授業~ 

嘉悦大学では毎年1回11月に、全学年の学生に向けたキャリア・就職支援の1dayイベント「キャリアDay」を開催しています。この日は通常授業はなく、学生は一日をかけ、卒業生によるパネルディスカッションや就活ノウハウなどを具体的に学ぶ講座、ご協力企業様による業界研究など、多彩なイベントに参加します。

2023年のキャリアDayでは、2・3年生にはインターンシップ講座や就活のマナー講座などが行われ、1年生は日本テレビ様にて特別授業を受けました。本記事では特別授業の内容をお届けします。

特別授業は2つのプログラムに分けられ、前半はニュースやスポーツ中継を担当している川畑一志アナウンサーが司会進行を務めグループワークを行いました。

冒頭の様子

絶体絶命!?川畑アナウンサーの危機一髪

前半のグループワークはお茶の間で放送されているクイズ番組を模したもので、川畑アナウンサーの体験した困難な状況をどのようにして乗り切るか、グループで協力して考えていきました。

川畑アナウンサーの経験した、スポーツ中継中に監督の声が聞こえない中でリポートをした「声、聞こえないじゃん事件」などが出題され、チームでディスカッション。最初は遠慮もあり、制限時間内に意見のまとまらないチームもありましたが、徐々に打ち解けていき、最後は活発な意見交換が行われました。答え合わせでは会場に驚きや感心の声が広がりました。

川畑アナウンサーは学生達へ向けて「これから先、今回のようなグループワークのように見知らぬ人と一緒になって協力する機会が多くあります。僕たちのテレビもそうで、カンペを作ってくれるスタッフや、ディレクターなど多くの人と一緒に力を合わせることが大事になってきます。そうした状況で今日のグループワークを思い出して、楽しく成果を出す方法を考えてほしい。」と参加した学生達に言葉を送りました。

何をしたら成功か、どうやったら幸せか

続く後半は、番組制作に携わって25年の中村博行さんの自己紹介から始まりました。テレビ番組の「笑点」にも関わった中村さんは、学生から「見たことあります!」といった声を聞くと、懐かしむように当時の貴重なエピソードを話してくださいました。

そして、中村さんは、人生を成功させたい人、またその成功とは具体的にどういうものかを学生達に問いかけました。中村さんが一人ひとりのそばに行くと、マイクを受け取った学生は、自分の思いの丈をぶつけていきます。一通りの学生達の答えを中村さんは受け止めると、成功するために、幸せになるためにとても大事なことだと前置きし、話を続けます。

映像をまじえながら、中村さんが伝えたこと。その一つは「できる」と言い切れることでした。
そして「周りの人を支えてください、応援してください、役に立ってください。」という言葉を送られました。
「今、私の考えを聞いて納得した方もあまりそう思わなかった方も、いつか挫折した時に思い出して、周りの人を応援してください。」という言葉で締めくくられた本講演。多くの学生がメモをとるためにペンを走らせている姿が印象的でした。

終わりに

今回伺ったエピソードはどれも頑張ってみよう、周りに働きかけてみようと思うきっかけになりました。アナウンサーの裏事情から幸せになる秘訣など、普段はなかなか立ち会えない場所で貴重なお話を聞ける今回のキャリアDayは学生にとって得るものがあったのではないでしょうか。中村さん、川畑アナウンサーならびに学びの場を設けてくださった日本テレビの関係者の皆様、ありがとうございました。

文責:学生広報部 佐藤 玲央(嘉悦大学 経営経済学部4年)

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