辰巳研究会と岡本研究会の学生が2023年度知財活用スチューデントアワードに参加し優秀賞を受賞しました

2023年12月11日(月)、経営経済学部 辰巳研究会および岡本研究会の学生が「2023年度知財活用スチューデントアワード」(主催:西武信用金庫 共催:Open Patent Innovation Consortium Consortium)最終発表会に参加しました。今回の最終発表会参加は5大学9チームでした。

知財活用スチューデントアワードとは、大手企業等の開放特許を活用したアイデアを学生から募集し産官学金(産業界、官公庁、大学、金融機関)の地域支援機関が連携しながらブラッシュアップすることで、これまでの市場にない斬新な商品アイデアを創出する取り組みです。そのアイデアを支援機関と連携して中小企業に提供し、商品化を目指します。

本学から参加した「TEAM「K」」はパナソニックIPマネジメント株式会社様の「抗菌・抗ウィルス技術」特許を利用し、スポーツジムの共用品を清潔に保てる「スポーツ用品塗料式抗菌・抗ウイルス」を提案しました。
また「チーム紙チケット」は富士通株式会社様の「印刷画像へのコード埋込技術」特許を利用し、チケットの高額転売対策になりコレクターアイテムとしても保存できる「思い出に残る転売対策チケット -ビジュアルチケット-」を提案しました。

全チームの発表後、審査員によって最優秀賞と優秀賞が選定されました。「チーム紙チケット」は優秀賞を受賞し、西武信用金庫理事長の髙橋一朗様より賞状とトロフィーが授与されました。
メンバーと切磋琢磨してアイデアを形にしていく過程は参加した学生にとって貴重な経験となりました。

参加した学生のコメント

■TEAM「K」
プレゼンテーションや発表資料の構成を決めるメンバー、データ集計やジム利用者へのヒアリングを行うメンバーなど役割分担して準備を行った。抗菌に関してのデータはコロナ禍時のものが多く、最新のデータを取得するのには苦労した。プレゼンテーションに関しては今まで練習を重ねてきた中で一番上手くできたと思う。

■チーム紙チケット
まさか優秀賞をいただけるとは思わなかった。「どういった差別化をすれば良いのか」ということに一番悩んだ。最初のアイデアを出すのは難しかったが、皆と色々なアイデアを出しながら悩んだ結果、こういった賞をいただけて非常に嬉しく思う。

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