國田研究会の学生が関東学生マーケティング大会に出場しました

本学から2023年度の関東学生マーケティング大会(11月18日(土)および25日(土)に対面で早稲田大学にて開催)に参加した國田ゼミ1班が、強豪大学が並ぶ中、参加56ゼミ(14大学)の中で総合順位17位という成績を納めましたので、ここにお知らせいたします。

本年度の大会テーマ「きずくマーケティング」は、コロナ禍を乗り越えた今、世の中の変化や新しいことに「気づき」、そして未来を「築いて」いくマーケティングを目指すという趣旨で設定されました。國田ゼミ1班はこのテーマに沿って、「物語マーケティング」に注目し、ナラティブ・トランスポーテーション(物語的移入)効果を店頭POPなどの小サイズ平面静止画広告に活用する「ひとこまストーリー広告」の可能性について研究と提言を行いました(写真)。

本研究にあたり、今年度も本学内のファミリーマート嘉悦大学店にご協力いただき、店舗内にナラティブ・トランスポーテーション(物語的移入)効果のある画像を用いた店頭POPを設置して実証実験を行いました。広告対象となったカップ麺(写真)については、POP設置期間前後、および昨年同時期と比較して約2倍〜3倍の売上増効果が見られました。

本学は実学の実践として以前からマーケティング教育に力を入れております。学内のCVS店舗を仮説検証の場として活用するなど、学生のアイデアを起点にさまざまな実証的な取り組みが全学で進んでおります。このような機運が、冒頭の成績につながっています。

関東学生マーケティング大会について

関東学生マーケティング大会(https://www.jma2-jp.org/jma/kanmake)は、1985年に「関東10ゼミ討論会」として始まった、歴史ある大会です(主催:公益社団法人日本マーケティング協会)。関東圏にある大学の経営・商学系ゼミナールに所属している学生がチームを組み、毎年、約半年間にわたる研究・プレゼンテーションを重ね競い合います。マーケティングの中でも異なる分野を選考している他大学の学生と触れ合うことで、互いに高め合い、自分たちの研究テーマや手法の幅を広げることを目的としています。

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