経営経済学部 榎澤祐一 准教授が日本マーケティング学会ベストオーラルペーパー賞を受賞しました

経営経済学部の榎澤祐一准教授が、2023年10月29日(日)に法政大学市ヶ谷キャンパスで開催された日本マーケティング学会「マーケティングカンファレンス2023」で、理事会メンバーの投票により「ベストオーラルペーパー賞」を受賞しました。

記念撮影(前列右端が榎澤准教授)
受賞盾

受賞名

日本マーケティング学会 オーラルセッション2023 / ベストオーラルペーパー賞

タイトル

「フリーミアムのサービスを宣伝するテレビ広告が購買に与える影響 ― 日本のマンガアプリの分析 ―」

著者

榎澤祐一(嘉悦大学)

研究の概要

フリーミアム(基本利用料無料)のアプリは、手軽に利用しやすく、利用者が増えるほど利便性が向上することから、顧客を増やすための仕組みとして多くのネットベンチャーが採用しています。しかし、その一方で、これらアプリの運営企業は一般的に高額なテレビ広告を出稿しています。そこで、実際のマンガアプリを題材に、消費者のテレビ広告視聴データと購買(有料会員登録)データから、統計技法によりテレビ広告効果だけを取り出して測定しました。その結果、広告効果の存在や、広告出稿期間と効果の関係を明らかにしました。実務的には、フリーミアムのアプリに関するテレビ広告を出稿する際の留意点を示唆するものです。

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