学生広報部レポート/縁の下の力持ち!CATのアルバイトについて聞いてみた

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縁の下の力持ち!CATのアルバイトについて聞いてみた

嘉悦大学は「働ける大学」であり、学内でアルバイトをすることが出来ます。
学生広報部ではこれまでヘルプデスクやLiss、オープンキャンパススタッフ、SA等々、学内アルバイトの数々を紹介してきましたが、嘉悦大学でのアルバイトはそれだけではありません。
今回は教室備品整備や授業資料の印刷、データ入力の作業など大学を快適に過ごせるように活動する学内アルバイトのCAT(Campus Assistant Team)のリーダーの酒井さんに学生広報部4年の小林がCATの仕事内容や魅力を聞いてきました。

学内アルバイトを始めたきっかけ

小林:まず、学内アルバイトを始めようと思ったきっかけを教えてください。

酒井:私が学内アルバイトを始めたのは1年生の秋学期なのですが、それよりも前に接客のアルバイトをしていました。しかし、見ず知らずの人と話すのが苦手で、自分とあまり合っていないと感じました。そのためアルバイトに行くことが面倒になりアルバイトを辞めました。そんな時に学内アルバイトがあることを知ってやってみようかなと思い応募したことがきっかけです。

※嘉悦大学では9月~3月を秋学期としている

小林:嘉悦大学には様々な学内アルバイトがありますが、その中でCATを選んだ理由を教えてください。

酒井:先ほどお話したように話すのが苦手だと感じているので、裏方のような仕事が良いなと思いCATに応募しました。

小林:人と話すのが苦手な人にとって接客はハードルが高いですよね。私も人見知りなので気持ちが分かります。

仕事内容

小林:CATは裏方というお話がありましたが、具体的にどんな仕事をしているんですか?

酒井:CATは主に学生が主体となって、嘉悦大学を学生や先生がより快適に過ごせるように活動しているアルバイトです。主に教室環境の整備、プリンターの紙の補充などの仕事をしています。また、電気を付けたままなど使われたままの状態の教室を綺麗にすることや節電を呼びかけるポスターを制作し大学内に掲示もしています。最近暑くなってきて、冷房をつけたままの状態で教室を出てしまい、夜までつけっぱなしになっていることが何度かあったのでキャンペーンのような意味合いで大学内に掲示しています。一言でいえば、縁の下の力持ちのような仕事をしています。

小林:勤務はいつ行われていますか?

酒井:基本的に1限目と5時限目+30分ほどが勤務時間です。CATのスタッフは各々勤務可能な日を見つけて仕事をしています。

小林:コロナウイルスが流行し始めた当初と現在で仕事内容に変化はありますか?

酒井:今学期から大体の授業が対面になったことによって、今までは最終課題などはパソコンでレポート提出という形が多かったんですけど、紙でのテストや資料持ち込み可能なテストが増えました。その影響で紙やインクの消費が早くなってきて、忙しくなったと感じています。今まではオンデマンドやオンラインでの授業も多くあったので、使われていない教室がありましたが、現在では大体の授業が対面なため、仕事量も増えました。

魅力と大変なこと、どんな人が向いているのか

小林:CATの魅力はどんなところだと感じていますか?

酒井:私が感じている魅力は2つです。1つ目は、勤務は一人であることが多いので、人と話すのが苦手だから接客のアルバイトはやる気が出ないような人でも人の役に立つことが出来ます。2つ目は、大学内にある大きなポスターを印刷することもCATが請け負っているので、普段触れないような機械に触ることが出来ます。

小林:一人での勤務が多いとのことですが、CATのスタッフ同士で交流することはありますか?

酒井:CATのスタッフのみで交流することはあまりないのですが、新人が入るときや、卒業する先輩がいるときには歓送迎会をしています。また、他のヘルプデスクなどの学生アルバイトと集まって交流したり、1年に1回合宿で研修をしたり、遊んだりしています。なのでCATのみでの交流というよりは情報メディアセンターの学生スタッフ全体(※)での交流が多いです。そのため私の場合は同じCATのスタッフよりも他の部署の人と話すことが多いです。

※学内アルバイトには管轄部署があり、情報メディアセンターの管轄にはCAT(Campus Assistant Team)、ヘルプデスク、Liss(Library Student Staff)、S-CAT(聴覚障がい学生支援)があります。

小林:反対に苦労していることは何ですか?

酒井:チョークやマーカーなどが入った重たいかごを持ったまま、教室を回らないといけないため、慣れるまで大変でした。また大学の2階の通路は屋根がないため、雨の日はいちいち傘をさすか、一度1階に降りてから再度別の階段で2階に上がるかしかないので、雨の日は大変です。でも単純作業が多いので慣れてしまえば、大変だと感じることはあまりありません。

小林:リーダーを経験してみてどのように感じましたか?

酒井:CATのリーダーを経験してみて、人をまとめる力がついたと感じています。月に1度ミーティングを行うのですが、リーダーが司会をします。CATは普段の交流が少ないので発言がない場合がよくあります。そんなときに働きかけるのがリーダーの役目かなと感じています。

小林:CATに向いている人はどんな人だと思いますか?

酒井:事務的なことをすることが好きな人や、一人で黙々と作業することが好きな人がCATに向いていると思います。あとはプリンターを使用することも多く、先生方から両面印刷にしてほしいなどの要求があり、パソコンで設定することがあるので機械が好きな人も向いていると思います。

小林:プリンターの使い方が良く分からないという人でもCATの仕事をすることが出来ますか?

酒井:プリンターの使い方を知らなくても大丈夫です。私も全然分からない状態でCATのアルバイトを始めましたが、研修で先輩たちが優しく教えてくれました。また、マニュアルがあるので勤務中に分からないことがあってもマニュアルを見て対処できます。1か月ほどで出来るようになるのでプリンターを使ったことがない人でも大丈夫です。

小林:最後にこれから学内アルバイトをしようと考えている在学生や嘉悦大学への入学を検討している高校生にコメントお願いします。

酒井:CATは基本1人作業ではありますが、多くの人とも交流が出来ます。なのでコミュニケーションをとることが苦手な人でも一緒に働く仲間として交流する手段としてCATでアルバイトをするのも良いと思います。
やることが多いため忙しいと感じることもありますが、仕事内容の範囲が決まっているため、初めてアルバイトをする人にもお勧めです。
嘉悦大学にはCATのように大学内で働けるアルバイトがいろいろあります。「働ける大学」を一つの魅力として考えるのも良いと思います。

最後に

私は今までCATという学内アルバイトがあるということは知っていましたが、仕事内容までは知りませんでした。今回取材をしてCATの仕事内容を知り、快適な学生生活を送ることが出来ているのはCATのスタッフが日々仕事を頑張ってくれているからだと感じることが出来ました。

文責:学生広報部 小林奈菜(経営経済学部4年)

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