学生広報部レポート/部活動・同好会紹介体験レポート第5弾~謎の部活動⁈ ローターアクトクラブ部編~

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部活動・同好会紹介体験レポート第5弾
~謎の部活動⁈ ローターアクトクラブ部編~

部活動・同好会紹介シリーズ第5弾!思わず謎の部活動と表してしまうほど、部活動・同好会の多様さに驚いている学生広報部の小平です。今回、創設10周年を迎えたローターアクトクラブ部に体験取材に行ってきました!このローターアクトクラブ部も皆さんが思う、謎の部活動の一つではないでしょうか?
ということで、ローターアクトクラブ部ってそもそも何なのか?何をしているのか徹底的にインタビューしました!

まず、ローターアクトクラブ部の活動には大きく分けて4つあります。

  1. クラブ奉仕(メンバーの親睦を深める)
  2. 社会奉仕(地域社会の課題解決)
  3. 国際奉仕(国際理解や平和、親善)
  4. 専門能力開発(スキル向上、異業種交流、リーダーシップ養成)

これらのどれかをピックアップして活動を行っており、その活動のことを例会と呼ぶそうです。例会とは、ローターアクトクラブ部が行うグループワークやワークショップ、交流などを行う活動のことを指します。

活動体験

私は今回、1.クラブ奉仕と4.専門能力開発の内容を含む「ボードゲーム例会」を体験させていただきました!

ボードゲーム例会の様子

例会が始まると、ローターアクトクラブ部の部員でボードゲームが好きな学生がプレゼンターとなってボードゲームについてのプレゼンが始まりました。ボードゲームとはどんなものなのか、どのような歴史があるのか、一括りにボードゲームといっても、たくさんのジャンルがあるということなど、思わず人に話したくなるようなボードゲームについての熱いプレゼンをしていただきました。内容をしっかり皆様にもお伝えしたいのですが、あまりに長すぎてしまうので割愛させていただきます。
そしてプレゼンの後はボードゲームで遊んでみよう!ということでローターアクトクラブ部の皆さんと一緒に『テストプレイなんてしてないよ』というボードゲームを行いました!プレイヤーにカードが配られ、それらのカードを順番に使用しながら、勝利を目指すというゲームですが、そのカードに書いてある内容は理不尽極まりないものばかり。理不尽に負けてしまったり、理不尽なカードに理不尽なカードで対抗したり、初対面の方が多かったのですが、そんなことを忘れるくらい盛り上がりました!

ボードゲームを実際にプレイするところ

活動内容に奉仕と書いてあったこともあって、もっと堅い活動を想定していましたが、部員の方の好きなものを共有しながらそれを学びに変えてしまう、そして何よりその過程が楽しいというこの活動がとても心地よく感じました。好きなものをしっかりとプレゼンしてそれを否定する人がいないこの部の雰囲気も素晴らしいなと思いました。今回のボードゲーム例会のように趣味に偏った例会もあれば、カンボジアに井戸を作りたいという学生が考案したカンボジア例会という奉仕活動に関する例会も行っていたり、本当に活動の幅が広いです。

部長インタビュー

ローターアクトクラブ部の現部長である、3年生の和泉真菜さんにお話を伺ってきました。 和泉さんは早期卒業制度を利用し、3月に武漢大学への進学が迫っている中、インタビューを受けてくださいました。

インタビュイー

和泉真菜(いずみまな)
経営経済学部3年

小平:普段の活動内容をお聞きしたいところですが、まずローターアクトクラブってどういったものなんですか?
和泉:ローターアクトクラブは、18歳以上の人が集まって、地域社会のリーダーと意見交換したり、リーダーシップと専門的なスキルを育みながら、楽しく奉仕活動を行う団体のことです。ローターアクトクラブは嘉悦大学だけじゃなくて、東京、日本、世界中にクラブがあって、いろんな人と交流してみたいとか、ボランティアとかやってみたいという社会人や学生が多く集まっています。

小平:では、嘉悦大学ローターアクトクラブ部ではどんな活動をされていますか?
和泉:主に、人との関わりを重視した活動をしています。ボランティア活動だったり、クラブの親睦、今回の例会のような知識の共有によるスキルアップという活動をしています。学外との繋がりというところだと、ボランティア活動で地域の人と清掃活動などに参加することで繋がれたり、他のクラブの社会人の方や、他大学の学生と繋がったりもしています。

小平:学外との交流も多いとのことですが、何か部内でのルールはありますか?
和泉:特に部で設けているルールは無いですね。上下関係とかも仲は良いに越したことはないから、先輩が許せばタメ口でもいいんじゃないという感じで活動しています。ただ、学内ではそれでいいんですけど、学外に出たときは、社会人の方に対してふさわしい受け答えや敬語を使うということを経験の中で身につけてもらっています。

小平:今日の体験中、とても仲が良くいい雰囲気だなと感じました。これは学外の方と交流する時も同じような雰囲気で活動をされるんですか?
和泉:社会人の方に嘉悦大学の例会へ来ていただく場合だと、嘉悦大学で行うということもあって雰囲気は普段と変わらないままで、ゲストが来てくれる感覚です。慣れていくと学外の活動のときも、敬語やマナーはある程度持ちながらも、学生と社会人という垣根を越えた交流が楽しくできるようになります!

小平:飲み会も交流の場だと思うのですが、飲み会はありますか?
和泉:基本的に部内で行う飲み会はなく、各自に任せています。ただ、特殊な飲み会もあって、社会人の方とか、嘉悦大学ローターアクトクラブ部を応援してくださっている、東京小平ロータリークラブ所属の小平市の社長さんたちとかのお話を聞いてみたいというときは飲み会に任意で参加できます。

小平:ここまでお話を聞いて、人との交流が多いということですが、コロナ禍の影響はどれくらいありましたか?
和泉:嘉悦大学ローターアクトクラブ部っていうのは嘉悦大学の学生しか基本は入れない部活なので、新入生勧誘ができずに、部を維持するための人数を集めるのにすごく苦労しました。人を集めてもコロナ禍だと、外出するのが憚られていたり、ボランティア活動だったり、交流するというメインとなる活動の制限は余儀なくされたな、という感じです。

小平:和泉さんは、一番コロナ禍が大変な時期にローターアクトクラブ部に入ったと思うのですが、入ったきっかけは何だったんですか?
和泉:私が1年生の時はもう対面授業は一切なく、オンライン授業が始まっている状況でした。Twitterなどで、嘉悦の同学年の人や部活動・同好会を調べている中で、オンラインのクラブ説明会をローターアクトクラブ部が行っていたので参加しました。その時は、先輩たちとの関係を作りたいなと思っていたのもあったし、コロナ禍で人との繋がりというものに結構飢えていたところもあって、オンラインでもいいから先輩と繋がれたら楽しいだろうなと思ってローターアクトクラブ部に入りました。

小平:入ってみて、どんなところが楽しいとか、やりがいがあるなと感じていますか?
和泉:いろんな知り合いを増やせるということが楽しいなと感じています。嘉悦大学の学生に限らず、大学生ってバイト先の人か学生同士の人間関係が多いと思うんです。でもローターアクトクラブ部に入ると、他のクラブの社会人の方で、社長から農家の人まで、本当にいろんな職業の人と知り合えるし、自分の興味の幅も広がるというところが楽しいです。 やりがいはボランティア活動を通じて、自分が社会に貢献できているなとか、自分が役に立っている気がするところとか。クラブ運営の役職に就くようになると、ただ楽しむだけじゃなくてどうすればクラブのためになるか、例会の内容をどうするか考えながらクラブの年間の活動を決めたりしていくのもやりがいだなと感じています。

小平:ローターアクトクラブ部では学内や学外というだけでなく、内容でも幅広い活動をされていると思うのですが、どんな能力が養われますか?
和泉:一番伸びるのはコミュニケーション能力だと思います。対外的な交流をすることでもコミュニケーション能力が上がるのはもちろんなんですけど、養われるコミュニケーション能力の中にプレゼンテーション力も含むと思っています。例会の中で、学びを受けてインプットする、それに対して自分が思っていることをアウトプットするというようなコミュニケーション能力から、プレゼンする側の力というのも例会を主催することで養われる能力の一つかなと感じています。

小平:ここまでローターアクトクラブ部についてたくさんのお話を聞かせて頂きましたが、最後にこれを読んでいる高校生、大学生に向けて一言お願いします。
和泉:大学の4年間ってすごく短いと思うんです。それを大学の授業と就活だけで終わってしまうのはすごく勿体ないと思うし、勿体ないと思える人こそローターアクトクラブ部に入って、自分の興味の幅を広げるきっかけや、人との繋がりを増やすきっかけにしてもらえたらすごく充実した4年間になるんじゃないかなと思います。楽しいことやイベントなどもいろいろやっているので、ぜひ興味のある人は教室をのぞきに来てくれると嬉しいです。

ローターアクトクラブ部を体験して

今回、ローターアクトクラブ部の活動を体験して、あたり前で普通になっている、人との交流がいかに楽しく、重要なものなのかということを感じました。ボランティアという社会奉仕だけでも素晴らしいことですが、そこを通じて人との繋がりが持てるというのも、素晴らしいなと感じました。また、今回体験した好きなものを共有する例会で言えば、私もそうなのですが、好きなものを話すとき早口になってしまう、いわゆるオタクって友達に好きな話をすると、めんどくさがられたりすることも多いと思います。でも、ここではそんな人が輝ける環境が整えられています!そして逆に多くの自分の知らない知識を学生だけでなく社会人の方からも聞けるという特大のおまけ付き。
ボランティアをしてみたい、交友関係を広げたいなど、どんな理由でもきっと楽しくみんなと繋がれる、そんなローターアクトクラブ部。あなたの好きなものが武器になるかもしれません。まずは活動中の教室をのぞきに行ってみませんか?

部概要

ローターアクトクラブ部
部員:11名
部長:和泉真菜
活動日:毎週火曜日(16:30~)※対外的活動は不定期。
活動場所:A216

文責:学生広報部 経営経済学部2年 小平 奏

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