学生広報部レポート/わくわく!先生にインタビュー!~10の質問を添えて~①東史恵先生

学生広報部レポート/
わくわく! 先生にインタビュー!~10の質問を添えて~
①東史恵先生にインタビュー


初めまして! 学生広報部所属の長谷川と申します!

嘉悦大学は学生が1147名に対して専任教員が37名ですが、とにかく先生との距離が近くて、とてもアットホームなのが魅力のひとつ。なので、そんな先生との距離や学生時代のこと、さらには先生自身がいま考えてらっしゃることを、シンプルな10の質問に答えてもらう形で知っていただこうと、今回からインタビュー連載企画としてスタートしました。

初回は、東史恵先生にインタビューをしました。東先生は僕の基礎ゼミ[1]担当の先生でなじみがあるため一番最初にインタビューしようと決めていました!楽しんで読んでいただけると嬉しいです! ※インタビューは2022年10月に実施しました。

[1]基礎ゼミナールの略で、1年生必修の講義。担当教員とSAという先輩たちのサポートのもと、授業を進めていく講義です。

東史恵(ひがし ふみえ)
嘉悦大学 経営経済学部 専任講師
専門はイノベーション論・戦略論を中心とした経営学。博士(経営学)。
大学生の頃からイノベーションと介護領域に関心があり、介護ロボットの開発・導入における開発企業とユーザーとの関係を調査・研究している。

質問1

まずはじめに先生の専門分野を教えてください。

東先生:経営学の中のイノベーション論というのが私の専門分野です。新しい技術、新しい製品、そういったものをどうやって企業が開発したり、そして、社会に普及させていくのか、そういった新しいものを消費者がどうやって受け入れていくのか、というものを研究しているような分野になります。

質問2

先生の担当講義と、もしあればやってみたい講義はありますか?

東先生:今担当している科目は、1年生向けの科目だと経営学入門、経営学の基礎、ほかにも経営戦略論、経営組織論、国際経営論などです。2年生向けの科目は、経営管理論といって経営学の基礎科目なんだけれども経営学入門より少し内容が難しいものを担当しています。そのほかには、3年生向けに事業創造論という科目を担当しています。これは既存の企業が新しいレジデンスを起こすためにどんなことをしたらいいか、あるいはベンチャー企業がどんなことをすると事業を発展させていけるのかという授業です。あと一つ、経営組織論1という春学期だけの講義も担当しています。そちらでは働いている人、組織の中の人のモチベーションとかリーダーシップの授業をしています。というように、割と経営学全般は色々と講義をしているので、もし自分が持つとしたら、経営戦略論、国際経営論とか経営学の中で、少人数のグループワークのような科目があればうれしいかなと思います。

長谷川:確かに今コロナで大人数はあまりできないですけど、少人数だったらやりやすそうですね。

東先生:ケーススタディでなにか企業の事例を一緒に考えたり、自分たちでビジネスモデルを考えていく授業も面白いだろうなと思います。10~20人くらいでできたらいいんだけど、ありがたいことになかなか履修者数が多いので・・・(笑)。

質問3

専門の経済、経営系の分野に進んだきっかけはありますか?

東先生:きっかけ・・・。大学の学部を選ぶ中で、経営学部、経済学部、商学部どれにしようかなと当時思っていました。そう思ったのは、とにかく世界に出て使える学問を学びたいなって思って。自分が今大学教員をしているのも、将来ビジネスパーソンとなってバリバリ働きたいなって思っていたからです。経営、経済、商学部、どれで行こうというときにフィーリングで受けた経営学部がたまたま合格してそのまま・・・。なので、大学入学した時点では経営、経済、商学部の違いとか全然分からないまま・・・。学びだしてから面白くなっていったという感じでしたね。

長谷川:割ときっかけはその時の勢いだったんですね。

東先生:そうそうそう、ふわっとした感じのきっかけでした(笑)。

質問4

子供のころの夢は何ですか?

東先生:子供のころは両親が共働きだったので、大人になったら働いているっていうのが当然のようにありました。母が保育士をしていたので、自分も保育士になりたいなあ、と小学校低学年ぐらいまでは思っていたかなあ。

長谷川:中学とか高校ではその夢は変わってきたりしたんですか?

東先生:変わった変わった!10代になって学校の先生も良いなと思うようになりました。高校の先生とかも良いなと思っていたんですけど、姉が小学校の先生になったので、姉妹で同じ道に行くのもなあと思って。姉は夢をかなえたんだけれども、苦労している過程も見ていたので他の道もありだなと思うようになりました。どうしようかなと考えたときにちょうど大学受験に差し掛かって。さっき話をした、普通に会社員でビジネスパーソンとしてバリバリ働こうかなと思っていました。

質問5

これだけは負けないという自分の特技や特徴はありますか?

東先生:ボーっとしているのが得意です。1時間2時間何もせずボーっとしていられる。スマホをいじったりはするんだけど、全然待つのは苦ではないことかな。例えば、飛行機とか乗るときに空港に早めについて、そんなに待つ必要のない国内便でもすごく早く行って空港でずーっと待っていたりとか。あとは病院の待合とかも全然苦なくずーっと待っていられます。ボーっとしているときに頭の中でいろいろ整理されてすっきりするんですね。 大学院修士のときに、一年間休学して自費でバンクーバーに語学留学へ行ったのですが、そのときもボーっとしているのが好きだから、夜な夜な「散歩に行きまーす」とホストファミリーに伝えて、海辺が近かったのでベンチに座ってずっとボーっとしていました。たまにすれ違うおじいちゃんおばあちゃんたちと英語の練習がてら、のんびり話すみたいなことをしていました。

質問6

最近ハマっていることはありますか?

東先生:最近ハマっていることは、Netflixでいろんな作品を見ています。最近見たのは梨泰院クラスとか、ワンピースの尾田栄一郎が監修してる映画を3作くらい見たかな。それからストレンジャーシングスもみました。あとはイカゲームとかが流行っていたよね。週末時間があれば1、2話ずつ見る感じです。

長谷川:割と映画とかドラマお好きなんですね。

東先生:好きです!今期は10月の中旬から始まる「相棒」がすごく楽しみで・・・。平日水曜は「相棒」を見て、週末はNetflixですかね。 あと、YouTubeとか猫の動画とかも見ます。いつも癒されてから寝ています。

質問7

学生時代に頑張ったこととか、自慢したいことはありますか?

東先生:中学生のときは、吹奏楽部でバリトンサックスを担当していてずっと部活動に明け暮れていました。 高校生の時は、あまり勉強は頑張っておらず、「これはやばい!」となって1年浪人して大学生になりました。大学時代は、心を入れ替えてちゃんと勉強しようと思って・・・。大学の時に何を頑張ったのかと聞かれたらやっぱり勉強ですね。

質問8

学生時代の失敗はありますか?

東先生:失敗かー。あえていうなら、遊ぶ時間がなかったというのが失敗だったかなと思います。さっき大学時代勉強を頑張ったという話をしましたが、その反面で当時アルバイトもして、通学に往復に5時間かかるような大学に通っていたんです(苦笑)。 もっと友達と旅行に行っておけばよかったなとか、授業終わった後ご飯に行くとかしておけばよかったなと、今考えれば思います。授業終わった後はすぐに帰らないと、片道2時間半かかるからバイトに間に合わなかったりとか・・・。そこが失敗だったかもしれません。

質問9

学生に戻ったらやりたいことはなんですか?

東先生:学生に戻ったらやりたいことは3つあります。1つは今の学問知識量のまま戻って、もう一回いろいろ勉強したいです。2つ目はさっきも話しましたが、もっと友達と旅行をしたり遊んだりご飯をたべたり、友達の家で家飲みや宅飲みをしたいです。3つ目は海外に行きたい!

長谷川:ちなみに、行くとしたらどの国に行きたいですか?

東先生:旅行としていくとしたらイタリアに行きたいです。まだイタリアに行ったことがないのでフィレンツェとかにも行きたい。料理もおいしいし歴史的な建造物もいっぱいあるから行ってみたいです。 研究面で考えるとスウェーデンやデンマークで、自分の分野について研究したいですね。あとは行ったことがありますが、カナダのほうにもう一回行きたいです。

質問10

今の学生たちに向けて送りたい言葉や漢字はありますか?

東先生:メッセージみたいな感じでも大丈夫かな?「とにかく楽しく!」です!やっぱり大学まで進学できるということは日本の中でも恵まれているし、当たり前のことじゃないから。ちょっといやだなとか思う暇があったら、もっと楽しくならないかなと、今の環境を自分のために使った方がためになるんじゃないかなと思うので。「とにかく楽しんじゃおう!」というのがメッセージです。

インタビューを終えて

初めてのインタビューになりましたが、東先生は僕の基礎ゼミ担当教員ということもあり、楽しく終えることができました。いつもは教員として教壇に立っている姿しか見たことない私たちですが、いつもとは違う一面を知れて記事をご覧になっている方々も親近感がわいたのではないのでしょうか。学生の方は、先生にもっと話しかけて日常会話をするのもいいかもしれないですね。

文責:学生広報部 経営経済学部1年 長谷川 裕剛

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