学生広報部レポート/【嘉悦大学に通う学生ってどんな人?】現役大学生のコロナ禍の大学生活の本音に迫ってみた!

学生広報部レポート/ 【嘉悦大学に通う学生ってどんな人?】 現役大学生のコロナ禍の大学生活の本音に迫ってみた!   皆さんこんにちは! 今回は、嘉悦大学に通う学生が普段どのような生活をしているのか、現役大学生の価値観や考え方に迫っていきたいと思います。 今回は、嘉悦大学経営経済学部2年水石麻友さんにご協力いただきました。水石さんはマーケティング系のゼミ(研究会)に所属していて、学内アルバイトとして授業の進行をサポートや学生のフォローを行うSA(Student Assistant)の他、オープンキャンパスの学生スタッフを担当しています。最後まで読み進めて頂くと、水石さんの人柄や内面、考え方に触れることができる内容になっているので、ぜひ最後まで覗いてみてください!   インタビュイー 水石麻友さん 経営経済学部 2年 神奈川県川崎市出身 ジャニーズが好き インタビュアー 上原綾乃 経営経済学部 3年 学生広報部所属 埼玉県さいたま市出身 最近は、ウクレレが欲しい。     実家暮らし?一人暮らし?

上原: 事前に作ってもらったグラフには、通学時間が片道一時間半かかるって書いてあったよね。大学には実家から通っているのかな?

水石: そうですね。実家から大学まで通っています。片道一時間半はやっぱり遠いですけど、少しは慣れました。

上原: 私も同じくらいの通学時間だけど、1限とかギリギリになっちゃうことある(笑)。

水石: 入学前は、両親から「家から学校までそんなに遠くて大丈夫?」と心配されたことがあったんですけど、私は高校生の時も電車で片道一時間くらいかけて通っていたので、通学時間をあまり重くは捉えていなかったです。電車の乗り換えが一本増えたなぁくらいの感覚でした。私は都外から通っているんですけど、他にも都外から通っている人が割と多いことに、驚きました。

上原: 一人暮らしを視野に入れたことは今まであったのかな?

水石: 入学前より、自宅から大学まで通う予定でした。でも入学前の大学見学の際に、職員の方から「通学時間が一時間以上なら、一人暮らしはするのかな?」と訊かれたことがあって、そこで初めて「一人暮らしの選択肢もあるのか」と気づきました。でも通うことでお金はかからないし、苦手な料理をしなくて済むので実家で十分だと思いました(笑)。

上原: なるほどね。私も実家暮らしだから、お金が貯まって、お母さんの美味しいごはんも食べられる実家からは、なかなか抜け出せないな(笑)。 でも嘉悦大学の学生は1人暮らしも多い気がするよね。女子バレーボール部は寮に住むことが入学時から決まっているし、東京都以外の地域から入学を決めた学生や留学生が多いからかな。

  水石さんが選ぶ推し講義!

上原: グラフによると、この日は2・3限がある日なんだね。

水石: この日は対面講義が2・3限のみの日でした。4限はオンデマンド講義なので、午後にアルバイトを入れています。

上原: そうなんだね!確かに、オンデマンド講義は自分の好きなタイミングで受講ができる点がいいよね。水石さんは、現在2年生で約60単位分の講義を経験してきたと思うのだけど、その中で推し講義があれば教えてほしい!

水石: 大学1年生の頃に履修していた土橋先生のキャリア設計論基礎です!学生に対して質問をたくさん投げかけることで、学生の意見を引き出そうとしている講義のスタイルがとても自分に合っていて、楽しかったのが推しポイントです。また、自分のキャリアについて1年生の頃から考える機会を持てたことで、将来の自分に対するイメージがより具体的になりました。

上原: そのときはオンラインまたはオンデマンドでの開講だったのかな?

水石: キャリア設計論基礎は対面での開講でした。土橋先生は講義以外の時間でも、校内ですれ違う時などで気さくに声をかけてくれます(笑)。

上原: 確かに、発言できると講義の内容が身につきやすくなるよね。講義以外でも挨拶してくれるのは嬉しいね!

  空きコマの過ごし方

上原: グラフのスケジュールでは空きコマ(講義間の空いた時間)のない日だったけど、空きコマはどんな風に過ごしているのかな?

水石: 岩月先生の研究室で友達とお喋りしているか、課題をしています。 いつも友達とのお喋りや課題で、気づいたらあっという間に時間が経っています。

上原: 岩月先生の研究室は雰囲気いいよね(笑)。 その時間が水石さんの楽しみになってたりする?

水石: そうですね、とても息抜きになっています。学校までの通学時間が長いと、自分の気づかないところでも身体が疲れていたりするので、息抜きできる場所があることによって、楽しく学校生活を過ごせているんだと思います。

上原: どういった経緯で岩月先生の研究室で時間を過ごすようになったの?

水石: 所属ゼミの先輩から、頻繁に岩月先生の研究室に行っているということを聞いて、遊びに行ったことがきっかけです。今では空きコマの時間などで、めちゃめちゃお世話になっています(笑)。そこで初めましての人に出会うことや友人とさらに親しくなれていますね。

 
〈岩月先生の研究室での様子〉 〈水石麻友さん〉
  ゼミ活動

上原: そんなに岩月ゼミにお世話になってるんだね!ちなみに嘉悦大学は2年生からゼミ活動ができるけど、水石さんはどこのゼミに所属してるの?

水石: 内海ゼミです。

上原: そこは岩月ゼミじゃないんだね(笑)。 ちなみに、ゼミの人数はどのくらい?

水石: そうなんです(笑)。私の学年だけだと17人います。男女比は2:1で、男性の方が多いです。そのためグループワークをする時には、1グループに女子が1人にならないような工夫をしています。

上原: 嘉悦大学って、全体の割合を見たときに女性が少ないと思うんだけど、水石さんはそれゆえに困った経験とか今までにある?

水石: 授業などを通していつの間にか女の子と仲良くなっていたので、その辺はあまり気にならなかったです。少人数の大学だからこそ、周りに話しかけやすい雰囲気はあると思います。

  ゼミ選択のきっかけは”ワクワク”

上原: 内海ゼミに入ったきっかけは何だったのかな?

水石: 1年生の最後に開催されるゼミ選択フォーラムでゼミ活動についての話を聞いて、その時の説明で面白そうだなと思ったことがきっかけでした。先輩が内海ゼミに所属していると聞いたときから気になってはいたんですけど、改めて活動内容の話を聞くと、やっぱりこのゼミに入りたいと思いました。 内海先生はe-sportsマーケティングなどの講義を開講されていたりもするんですけど、私自身、実はゲームがそんなに詳しいわけではないんです。 でも、知らない世界に飛び込むからこそ、新しい発想が生まれることもありそうだなと思って、とてもワクワクしたので内海ゼミに決めました!

  コロナ禍の”繋がり”

上原: ゼミの活動では縦の繋がりがある?

水石: 私のゼミは、縦の繋がりが結構ある方だと思います。 4年生は、2、3年合同でグループを作って企画を行うことが多くて、私たち2年生は、上級生の企画に参加して学ぶ機会もあります。 先週は、他のゼミと合同で、ゼミ対抗出店売り上げ対決を行うこともありました。

上原: コロナ禍でオンライン授業の期間が長かったことによって、比較的に知っている人が少ない大学生活でも、縦の繋がりがあることできっと安心できたよね。

水石: そうですね。先輩方の企画を下級生が受け継いで実践することもあるほど縦の繋がり の影響がありますね。

  アルバイト事情

上原: グラフには3限のあとバイトが入っているね。もしかして学内アルバイト?たしか基礎ゼミクラスのSA(Student Assistant)をしているんだっけ?

水石: グラフに書いたのは学外のアルバイトですが、学内アルバイトもしています!私は火曜日の基礎ゼミクラスSAを担当しています! 1年生にとって“大学”という初めての環境は、高校のように毎日顔を合わせるクラスメイトがいるわけでもない状態からスタートするので、学生生活に慣れることが高校までよりも難しいと思います。そんな1年生を身近でフォローしてあげられるポジションがSAだと思っていて、1年生の学生同士の雰囲気が次第に良くなっていることを実感すると嬉しいです。語学やICTのSAは学生の技術を高めるというフォローの仕方だと思うのですが、基礎ゼミナールでは仲良くなることも1年生にとっての目的の一つで、そのための雰囲気づくりを私達SAが行っています。なので、SAとして学生と話しているうちに、コロナ禍の入学で伸ばしにくいと考えていたコミュニケーション能力も身につきました。

上原: コロナ禍で疎遠になってしまいがちなことを危惧して、コミュニケーション能力を自ら伸ばしていこうとする姿勢は見習いたい! それじゃあ、グラフ上のアルバイトはどのアルバイトのことを指しているのかな?

水石: 学外のアルバイトのことです。ちなみに百均で働いています。学内アルバイトはSAの他にオープンキャンパススタッフをしています。合計3つのアルバイトをしているので、扶養の範囲を超えないように気を付けてます(笑)。 スケジュール感でいうと 、金曜日は学校が終わってから行くので、18時から21時半まで3時間半働きます。土曜日は13時からラスト(21時半)まで8時間働いています。

上原: 学校終わりや休日の時間を使っているんだね! 百均の店員さんって、レジに長蛇の列ができてしまっている店舗だと大忙しなイメージがある(笑)。

水石: アルバイト中は忙しくて、ずーっとバタバタしています(笑)。駅からの距離や店舗の広さによって混み具合は違うと思うんですけど、私の働いているところは駅が近いので、休日の日中はレジに列が出来てしまって、お客さんの流れが止まらないです(笑)。 最近はセルフレジの導入もあるんですけど、私が働いている店舗の場合は、ご高齢のお客さんも多く来店されるので、有人レジも忙しいです。その一方で、小さい子がセルフレジやりたがっちゃって、有人レジにいてもなかなか来てくれないこともあったり大変ですが、その分やりがいもあります。

上原: 学外のアルバイトにおいても、人についてやりがいを感じているところは、水石さんの人と関わることが好きだという人柄をよく表しているね。

  将来のこと

上原: 将来はどんな自分になっていたい?

水石: 私は、音楽にずっと関わっていたいんです。 高校では、吹奏楽部に所属していたので、そんな風に以前から自然と考えていました。バリトンサックスという、サックスのなかでも一番低い音が出る楽器を吹奏楽部時代に吹いていました。

上原: かっこいい!

水石: 私自身が楽器をすごく好きだったのもあるんですけど、音楽自体がすごく好きで、幅広いジャンルの音楽を聞きます。その影響で、音楽には人生でずっと関わっていたいなと思っていて。

上原: アルバイトからは接客業や人と関わる仕事を考えているのかなと想像していたけれど、それはあまり視野にいれていない?

水石: そんなことないですよ。奏者は技術がないと厳しい世界なので、音楽の表舞台に立つ人を支えることや企画を立てる側になることを考えています。それに私はやっぱり人と関わることが好きなので、今描いている将来のことについてとても前向きに考えています。

上原: 入学前と現在とでは考え方は変わった?

水石: 入学前は、アーティストを支えるマネージャー をやってみたいと思っていましたが、現在は企画職やマーケティング 職に興味を持っているという感じです。 実はそれがきっかけで、嘉悦大学の経営経済学部に入学しました。 ぼんやりとしていた自分の将来像が、少しずつイメージできるようになってきていて、今はインディーズなどで頑張っている方達を、メジャーに出せるような企画や宣伝、PR活動をできるようになりたいと考えています。

 

おわりに

 いかがでしたでしょうか。 私が一番印象に残ったのは、「知らない世界に飛び込むからこそ、新しい発想が生まれる」という言葉でした。コロナ禍の入学でありながらも、自分の夢や目標に向かって学生生活を送っている水石さんのお話を伺って、現在大学3年の代である私、学生広報部の上原も、残りの学生生活の時間の使い方についてとても考えさせられました。水石さんは、現在オープンキャンパス学生スタッフの2年生リーダーをされていて、そちらの記事では、嘉悦大学のオープンキャンパス学生スタッフとしてインタビューもさせていただいたのでそちらも是非合わせて読んでいただきたいです! https://www.kaetsu.ac.jp/news22-09-16-01.html インタビューにご協力いただいた水石さん、ありがとうございました!

文責:学生広報部 上原 綾乃(嘉悦大学 経営経済学部3年)

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