学生広報部レポート/卒業式直後に訊いた!学生広報部初代部長の思いの丈

学生広報部レポート/ 卒業式直後に訊いた!学生広報部初代部長の思いの丈   こんにちは、学生広報部の佐藤です。 冬の寒さもどこへやら、すっかり春の陽気を感じられるようになりましたね。 春といえば卒業シーズン。嘉悦大学では3月16日に卒業式が行われました。 新たな門出を迎える298名の卒業生の中には、我らが学生広報部の部長である松本慈源さんの姿もありました。実は2020年7月に発足したばかりの学生広報部。発足から今日まで部長を務め上げた松本慈源さんは何を思うのか。訪ねる機会は今しかない、ということで学生広報部2期生である佐藤が卒業して何を思うのかを聞いてきました。   学生広報部のルーツ

佐藤: まずは卒業おめでとうございます! さっそく、学生広報部について聞いていくのですが発足したきっかけを知りたいです。

松本: 嘉悦大学を客観的に見ていったときに、バレーが強いとかいろいろあるけどやっぱり知る人ぞ知るの域を出ていないという問題があると。 けれども嘉悦大学の中身は意外と面白いことをやっていて、それなのに知られていないのは外に発信できてない課題があるよねと。 そのような背景から嘉悦大学の広報をもっとよくしていくために大人がやるのもそうだけど、学生視点でやるのも面白いんじゃないかということで講義「広報論」の講師である濱地先生と大学教員の木幡先生主導でできたのが学生広報部。 そういう認識で僕はいます。

佐藤: たしかに知名度の課題はあるかもしれません。 部長を務めることになった経緯はあるのですか?

松本: 端的にいうとお前がやれと濱地先生と木幡先生にいわれて引き受けました(笑)。 ただ後から聞いたところ、上級生でかつ、原稿も上手いからだと先生が言ってました。とはいえ、最初のうちは部長としての仕事もそんなになくて肩書部長の状態でした。

佐藤: 現在の記事をアップする流れとして、初稿を部長にチェックしてもらい、直したものを濱地先生と職員の人に提出、多少の手直しを行い問題がなければアップということになっています。誤記や表現などを直すいわゆる校閲にあたる原稿チェックですが、僕が初めて原稿チェックを受けた際は誤記だけでなく、方向性まで示せるものなのかと、大変勉強になりました。そういったチェックのスキルは学生広報部で培ったのですか?

松本: もちろんそれもあります。ただそれと合わせて、個人的に行っていたイラストの活動も役に立っているのかなって。今はそんなに活動できてないんですけど、少し前まで仲間内でイラストを描くことをやっていたんです。何件か有償で依頼を受けることもありました。活動中はよく仕上げたイラストを同じ仲間内で評価しあっていたんですけど、相手に対していいところ、改善すべきところを伝えるうちに、出来上がったものを俯瞰でみてコメントする力が養えたのかなと思います。たぶん原稿チェックには、そういった仲間内でのアドバイスのやり取りを通じて得たものが影響してると思います。それ以外のこまごまとしたところを言語化していくのは学生広報部で培ったものですね。

記事「キッチンカーへ行ってみた」の原稿チェック
  印象的な記事

佐藤: これまでに学生広報部は40本以上記事をあげてきましたが、原稿チェックをされている部長から見て、印象的な記事は何ですか?

松本: 印象的ですか。たくさんありますけど和泉さんの武漢大学インタビューですかね。なによりもまず内容が濃いこと。聞きたいことを全部聞いてるんです。和泉さんが早期卒業と武漢大学への編入学を目標にしてるだけあってインタビューしていることはこれから留学を考える人、興味がある人にとっても聞きたいことなんですよ。そういった隅から隅までカバーしてるっていう点で印象的ですね。

そんな和泉さんの記事はこちらから https://www.kaetsu.ac.jp/news21-11-17-01.html https://www.kaetsu.ac.jp/news21-12-21-01.html   読者について

佐藤: いままで記事を作るにあたって、僕は読者の目線に立つことを意識してきました。 楽しいを原動力に記事を書いているので普段は気にならないのですが、ふと書いていて記事を読む人はそもそもいるのか、書いていて意味はあるかとなど考えてしまいます。上手く言葉にできないのですが読者についてどう考えてますか

松本: 記事をアップしている以上もちろん見てくれる人はきっといます。でもそれが多ければ多いほどいいわけではないと僕は考えていて。例えば佐藤君が原稿を書いたとして、その記事は作成者である佐藤君がみて、部長である僕が見て、広報部に関わる大人たちがみるじゃないですか。記事をアップするまでにも、見てくれる人が確かにいる。ホームページから見てくれる読者も大事だけど、エンドユーザーである読者の多さ少なさじゃなくて、過程を含め見てくれる人が確かにいる。僕はそれでいいんじゃないかと思ってます。

……前に僕、記事のPV数を参考にしませんかって提案をしたんですよ。 どの記事がどれくらい見られている、そういう数字が分かれば、どういうネタが受けるのか反省点も見えて、モチベも上がるんじゃないかって。そしたら、「今はまだそういう状態じゃない。記事をたくさん書いて、アーカイブに残して、読者が欲しいと思った情報がある状態を目指す。だから今はPV数を気にするよりそういう状態を目指しましょう」って返事をもらいました。 イラストを描いていてもそうなんだけど、やっぱり出来上がったものの閲覧数とかはどうしても気になっちゃうもんなんですよね。でもまずは学生広報部に限ってはそういう方針でトライアンドエラーを繰り返すフェーズなんで気になるだろうけど気にせずにまずは発信していこう、が部長としての言葉です。   今後の学生広報部

佐藤: 先ほど、まだそういう状態じゃないとありましたが、部長からみて今後、学生広報部は、こうなってほしいとかありますか?

松本: こうなってほしい……。ちなみに佐藤君は何かあります?

佐藤: そうですね。友人間で話していても、学校生活を送っていても嘉悦の中で学生広報部が知られてないような気がして。認知度を上げていきたいかなと思ってます。

松本: 確かに。僕のイメージだと、嘉悦大学の学内アルバイトの学内認知度はSAが一番上にあって一番下に学生広報部があると思うので、メジャーリーグ入りしたいですよね。 認知度の問題は僕も感じていて、例えば、学校で何かやりますっていっても知ろうとするには学ナビのちっちゃい文字をクリックして、よく分かんないPDFをダウンロードしてようやく分かったりするじゃないですか。 そういう手順を踏まなきゃいけないから、嘉悦のことなのに嘉悦の学生がよく分かってない、みたいな状況があると思います。 今後は学生広報部にはそういった課題解決に一役買っていけたらいいですね。

  学生広報部から得たもの

佐藤: 学生広報部に入る前と比べて身についたものはなんでしょうか。

松本: 視点ですね。それ以外にも記事を作ってく上で傾聴力や報連相、論理的に説明する力、まとめあげる力とかいろいろあるんですけど、視点だと思います。 読者目線で考え、記事を作ることを通して、違う視点から物事をみることで面白くないものでも面白いものになることに気づいたんです。 それからいろんな考え方が変わったので、何かに取り組む上で自分の主観だけでなく視点を変えてみること、が僕にとって得たものですね。

  部長にとって学生広報部とは

佐藤: 振り返って、部長にとって学生広報部とはどのような場でしたか

松本: ちなみに佐藤君にとってはどんな場ですか?

佐藤: まだ入って1年も経ってない身であれですが、そうですね…… 学内アルバイトですけど、たくさん稼げるものでもないですし。 部を名乗ってますけど、賃金が発生してますし。 記事を書く上で勉強になることもあったりしますし。 いろいろあって難しいです……

松本: おっしゃる通りで。 言葉にするのが難しかったりするんですよ。

ただ、僕が一言で表すと大学とのつながりの場でした。 さっき佐藤君も言ったように、部活だから部員とのつながりがある。 アルバイトだから職員の人ともつながりがある。 授業みたいな面もあるから先々でつながりが持てる。 そうした、いろんなつながりを持つと、嘉悦で何が起こっているのか何が課題なのか、何が必要とされているのかが情報として入ってくるんです。 1年生の頃ICTの授業が必修でみんなやったと思うんだけど、あれをただ漫然と受けてるだけじゃ、意図やバックグラウンドは掴みきれないと思います。でも学生広報部として取材して、なんでこれやってるんだろうって視点を切りかえると、どんどん面白いことが見えてくる。それをどう伝えていこうかと考える過程で新しい知識だとか力が身につくので、本当に楽しい環境だったなと。 大学とのつながりをもてた場所でもあり、人とつながれた場所でもある本当に良い場所でした。   最後に新入部員について

佐藤: 今回の卒業にあたり、学生広報部のメンバーが6名となります。 新メンバーの募集はまだ先の話かと思いますが、学生広報部にはどんな人が向いてると思いますか?

松本: 記事をレポート感覚で書くとだいぶつまらない作業に様変わりするんですよね。〆きりに圧かけられたり、職員の人からの添削、変な先輩からの赤入れとかもあるしで(笑)。まあ半分は冗談ですけど、そういうふうな体制でも、自分が面白いと思った視点でモチベーションを保ち続けられる人が合ってると思います。 大学を広報すると聞くと、「伝える活動」と捉えてしまいがちですが、伝える事と深く知ることはセットです。そういった知り伝える活動は新しい「嘉悦大学」をつくっていくと僕は思います。ゆくゆくは広報活動が功を奏して、将来出身校を話したときに「嘉悦大学ってあの面白い事やってる大学だよね」と言ってもらえるようになれば最高ですね。 嘉悦大学をより深く知りたい人や、大学や学生生活をより良くしたい人、そしてこれらを面白いと思える人は、ぜひ学生広報部で活動していってほしいです。私は卒業してしまいますが、お待ちしております。

  部長とのお話を経て 今回は部員でありながらも知ることのなかった部長の思いを聞いてきました。 深い話からまったく関係のない話までたくさん話すことができましたが、その分もう卒業してしまうことを思い出し、センチメンタルな気持ちにもなりました。 春は出会いと別れの季節といいます。4月から始まる新学期、新たな道へ進む初代部長に恥じない学生生活を送っていきたいです。 最後に部長へ、短い期間でしたがお世話になりました。改めて卒業おめでとうございます!
左が木幡先生、右が松本慈源さん

文責:学生広報部 佐藤 玲央(嘉悦大学 経営経済学部2年)

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