株式会社プロントコーポレーション様をお招きし、フードビジネス研究会合同プレゼン大会を実施しました

11月24日(水)、フードビジネスをテーマとする経営経済学部 内海健宏研究会および酒井翔子研究会は、産官学連携を行っている株式会社プロントコーポレーション取締役の鈴木浩之様をお招きし、合同プレゼン大会を実施しました。

予選を勝ち抜いた6チーム(2・3年生で構成)がそれぞれパワーポイントのスライドを使用して約10分間の発表を行い、鈴木様より講評をいただきました。最後に、鈴木様および内海・酒井両教員が選ぶ各研究会代表と、参加者投票による特別賞が発表されました。

 

■出前館徹底分析(内海研究会:代表)
出前館を取り巻く環境や業績、戦略的赤字の回収や今後の展望について分析・報告

【受賞コメント】書類選考時にいただいたコメントの内容を資料に加えていった。必要なデータが無かったことと、情報が少なかったため苦労した。次の機会はもっと上手にプレゼンできるようにしたい。

■若者(Z世代)向け業態開発の提案(酒井研究会:代表)
Z世代に認知を広げるための業態(学園祭へのキッチンカー出店)を高校生へのアンケートなどに基づき提案

【受賞コメント】最初はお互いに対面で話したことがなくチームメンバー間に距離感があり、なかなか意見を出しづらかった。それでも雑談を交えて話すなどして距離を縮めてゆき、最終的にはアンケート取得やスライドづくりなど皆で分担・協力してプレゼンを行うことができたので良かった。

■お一人様〇〇について(内海研究会:特別賞)
コロナ禍で伸びてきた「ひとり回転寿司」「ひとり焼肉」など「ひとり〇〇」の動向を調べ今後の展望をまとめた

■プロントEC戦略(酒井研究会)
認知度向上と新規顧客獲得のためのEC(Electronic Commerce)戦略を提案。競合との比較などを行った

■UGCの有用性(内海研究会)
UGC(User Generated Contents)の有効性を企業の成功例などを用いて論じた

■コロナ禍の外食産業の現状と発展(酒井研究会)
コロナ禍下の外食産業で売り上げを伸ばした企業と落とした企業を比較。新しいビジネス(時間制カフェ)を提案

 

最後に鈴木様から「それぞれのテーマ設定は良かった。『なぜならば~』という理由をさらに掘り下げること、聞き手に向かって話すスキルを磨き思いを伝えることを意識すると、より伝わるプレゼンになる」と全体を通しての講評をいただきました。 また、内海教授からは、物事を多面的に見るというマーケティングの基本を、酒井准教授からはリアリティと考察を大切にすることが学生に伝えられました。

今回のプレゼンには参加しなかった学生からも「予選の時よりもプレゼン資料や発表がレベルアップしていて、皆の努力を感じた(2年)」といった感想が聞かれました。

研究会代表チームには、プロント様よりご提供いただいた賞品が授与され、12月に実施予定のリサーチフォーラムへも参加します。特別賞チームにも内海・酒井両教員からの賞品が授与されます。

 

大会の司会・進行は山岸匠悟さん(内海研究会・3年)と庄村陸斗さん(酒井研究会・3年)がつとめました。

プロント鈴木様を囲んだ記念撮影

 

プロント様協賛のコーヒーブレイク。コーヒーやスイーツをご提供いただきました。

コーヒーはほど良い酸味とフルーティな香りで美味しかったです。(2年)

pagetop