学生広報部レポート/小平市の魅力を伝えるギネス世界記録™を目指す秋学期!

学生広報部レポート/世の中の“面白い”を学問する現場から4 小平市の魅力を伝えるギネス世界記録™を目指す秋学期!   11月1日(日)(10時40分~12時10分)に神酒先生が講師を務める「プロジェクト企画実践2」において小平市をPRするためのギネス世界記録企画の中間発表が行われました。 この中間発表は学生が4つのグループに分かれて小平市をPRするギネス世界記録の企画書を発表するという内容で、嘉悦大学の白鳥先生、小平市の松岡市議会議員、小平市役所の内田様、藤原様 4名の方に発表を見ていただきました。 本講義は通常、金曜日の10時40分~12時10分に行われるのですが、本来行われるはずだった学園祭の日にオンラインで出来ないかと検討し、日曜日に行われる運びとなりました。     10月7日の学生広報部の記事で、春学期の講義について触れましたが、この講義はその秋学期版です。春学期の発表会とは異なり、より具体的に4つの条件で行われています。   ① 小平市をPRするための企画をグループ単位(4名)で考えること ② 来年度小平市での実施を考えているため、「テーマ」と「挑戦する記録」を次の中から選ぶこと ③ 他のグループと「テーマ」と「挑戦する記録」が被らないこと ④ 自分たちが企画したギネス記録をミニイベントとして実施   【 テーマ 】 ① 玉川上水 ② グリーンロード ③ 農業PR ④ 市内産業PR ⑤ イベント(産業まつり・市民まつり・こだいらオクトーバーフェスト) ⑥ 鈴木遺跡 ⑦ 食文化     【挑戦する記録】 ① XXXの最大の「オンラインビデオチェーン」 ② オンラインで「同時にXXXを行った」最多人数 ③ XXXの「ライブ配信」の最多視聴者数 ④ 1時間以内に「アップロードされたXXXの写真」の最多枚数 ⑤ 1時間以内に「アップロードされたXXXの動画」の最多本数 ⑥ 24時間以内にXXXの「オンラインレッスン」を受講した最多人数 ⑦ XXXの「オンラインビデオリレー」に参加した最多人数 ⑧ 24時間以内にXXXに関して集まった最多「誓約」数     ※テーマについては本講義の第4回目(10月9日)にも松岡市議会議員がご登壇くださり、提供いただいたものです。 また、ギネス社からオンラインで挑戦できる記録を提供いただきました。   好評だったプレゼンテーション   このチームは決められたイベント実施日の1時間以内に玉川上水の動画を撮ってTwitterに上げる数を最多にしてギネス世界記録を狙うことを選びました。 そのため、実際に玉川上水まで足を運んで動画を撮り、プレゼンテーション時には実際に撮ってきた動画をTwitterに上げていて、内容が分かりやすかったです。また最多本数をUPするために、イベント開催時は地元小平市の中高生に協力を依頼するという施策も盛り込まれていました。   各先生方からのコメント  
● 神酒先生からは「発表の際は問いかけを利用して、聞いている人たちの注意をプレゼンテーションに向けられていた。また、小平市に行けないからこそ気づけた点がある」
● 松岡市議からは「実際に小平市に行って体験することが望ましいが、新型コロナウイルスの影響があり、インターネットで調べたことが中心ではあるが、良かったと思う。企画を説明する際のモチベーションがとても大切」
● 白鳥先生からは、「企画のやろうとしていることが分かった。ギネス世界記録を通じて、小平市にふれて考えることが出来て良かったと思う 現地で体験したことを自分ごとにしていくと良い」
● 市役所の内田様・藤原様からは、「小平市に来られない中で良く調べたと思う。市の魅力を発信することは小平市にとってありがたいこと」
  とそれぞれコメントを頂きました。   この授業を受けた感想   私はギネス世界記録と聞くと、24時間テレビでやる物しか思い浮かばず、具体的にどういうことをするのか分かりませんでした。 しかしこの授業を受けて、ギネス世界記録は単に記録として存在しているわけではなく、記録に挑戦する地方自治体や団体のPRの場にもなることを学びました。仮に達成しなくても、企画全てが小平市のPRに関する内容になるので挑戦しただけで小平市の魅力を世に発信できるからです。   それと、ギネス世界記録への挑戦に限らずですが、プレゼンテーション用の企画書を作ることはとても難しいことだと体感しました。相手の立場に立ってやってみたいと感じる企画を紹介するためには、分かりやすく伝え工夫をすることが大切だと思いました。また、文章を工夫して書くだけではなく、企画書の写真も笑顔の写真を使うなど写真一つも気を使って作る必要があるのだと学ばされました。   さらにプレゼンテーションをやってみて、白鳥先生や松岡市議会議員が講評の際におっしゃっていた、実際に現場に行ったり、体験したりすることがとても大事だと思いました。実際に足を運んだり、体験したりことで今まで自分が知らなかったことを体感でき、新しい価値観や発見をすることが出来ることを学びました。また、笑顔で楽しくプレゼンテーションをすることで相手にもその楽しさが伝わることを学びました。   白鳥先生(嘉悦大学)のご感想     皆さんがあまり大学のある小平市に来られていない中で、自分のプロジェクトとして小平×ギネスを考えるプロジェクトは難しいものだったと思います。その中でもフィールドワークに行ったり、自分なりのプレゼンを考えたりと、とても興味深いプレゼンテーションをしてくれました。 チームごとにプレゼンテーションの実力にまだばらつきがありますが、皆ICTや基礎ゼミ、またはこの授業内で学んだことを活かして頑張っていることはとても感じることが出来ました。 これから最終発表に向けてプロジェクトの段階が企画から行動になっていき、難しいことも多くなるとは思います。 そんなときもくじけずにそしてくじけそうなら担当教員、友人たちに頼りながらぜひ乗り越えていってください。 刺激的な最終発表を期待しています。   松岡篤市議(小平市議会議員)のご感想     小平市にまだ、来訪の機会がない中で、モチベーションを持って調査することはなかなか難しいこともあるかと思いますが、課題を設定してその課題を解決として皆さんが取り組んでおられることは価値のあることだと思います。 ぜひ我が事感を持って取り組んでいただければ幸いです。   プレゼンテーションはチームによって差があったように感じましたが、プレゼンテーションのほぼ8割は準備だと思います。 このプレゼンテーションを自分のものに出来れば、これから皆さんの人生にとっても間違いなくプラスになります。 なぜなら、人生はプレゼンテーションの連続だからです。アルバイト、学校の授業、就職、起業、結婚、あげればキリがないですが日々の暮らしの中でもたくさんご自身の想いや活動を伝えることはたくさんあるはずです。ぜひ、これを機にみなさんなりのプレゼンテーションの成功パターンを得てください。その上で、私としては、小平市の魅力が多くの人に伝われば、これ以上嬉しいことはありません。中間発表ということなので、本番の発表の時に驚きと感動のプレゼンテーションを期待しています!   神酒先生への質問     Q.今回の企画書を小平市に限り作成するようにした意図は何ですか? A.この授業をもとに、来年度は実際にギネス世界記録への挑戦を目指しています。 となると嘉悦大学が中心となって行うのであれば、地元である小平市を盛り上げる企画にしたいと考えたからです。   Q.白鳥先生、松岡市議、小平市役所の内田様・藤原様を招いたのはなぜですか? A.白鳥先生をお招きしたわけは大きく分けて2つあります。 1つはより多くの意見を学生が得られるように。もう1つは私自身が小平市のことをよく知らないこともあり、嘉悦大学に長く勤めていらっしゃる白鳥先生であれば、より的確にご意見いただけると考えたからです。 松岡市議をお招きしたわけは、今回のテーマ第4回の講義で松岡市議から小平市についてご講義いただいた時にご提供いただいたものだったのでテーマに沿った企画になっているかを確認していただくためです。 また、今回の中間発表のみご登壇していただいた小平市役所の内田様・藤原様をお招きしたわけは、今後市役所と連携するため、学生の進捗状況を確認していただくためです。  

文責:学生広報部 小林奈菜(嘉悦大学 経営経済学部1年)

 
pagetop