学生広報部レポート/初出場・関東学生マーケティング大会「アフターコロナのマーケティング」をテーマに嘉悦大学代表決定!

学生広報部レポート/初出場・関東学生マーケティング大会1 「アフターコロナのマーケティング」をテーマに嘉悦大学代表決定! ~2020年7月30日に行われた学内予選代表チームの研究を、学生広報部員が考察!~   関東学生マーケティング大会2020について   2020年7月30日、嘉悦大学として今年初出場となる関東学生マーケティング大会の学内予選が開催されました。   この関東学生マーケティング大会は、関東圏にあるマーケティングを専攻しているゼミが集結し、研究発表や討論を重ね、各々の研究テーマの幅を広げることを目的とした大会です。以下のような名だたる有名大学が大会に参加しているため、本大会では非常にハイレベルな戦いになることが予想されます。   kantou-gakusei-marketing-1 本大会は30年以上に渡り、その年に応じた社会的意義のあるテーマについて研究され続けてきましたが、今年度のテーマは「新しい社会のマーケティング」。新型コロナウイルスの影響により社会の流れが大きく変化している今、アフターコロナのマーケティングについて考えることが今年度の題材です。   学内予選と結果   今回は嘉悦大学代表としてマーケティングを研究する「國田ゼミ(研究会)」「内海ゼミ(研究会)」から計8チームを選出し、学内予選を行いました。チームは全て3年生であり、同じ研究目標を持った人同士で構成されていました。採点は学長や教員により独自性、プレゼン力、社会的意義の3点から評価して頂きました。   コロナにより廃止になった試食やテスターなどのお試しと購買意欲の関係を研究した「お試しの研究」、在宅時間が増えたことに伴い増加した「暇を持て余す時間」を有効活用する研究をした「ごろごろ消費」、リモートワークにより運動量が減った今、どのように運動を増やすことが出来るかを研究した「歩数減少問題の解決」など、ユニークかつ社会課題を満たしているテーマは沢山ありましたが、優勝は、コロナによる旅行者数減少問題を日本人に焦点を当てて解決した「日本の民泊の活性化について」でした。   最終的にこのチームが選出された理由は、「Z世代ならではのアイデア」という観点で優れていたことです。優勝チームの実際の発表は以下の動画をご覧ください。 https://drive.google.com/file/d/1uoWbjv14Kf6zGL9kjKYhIAwbpxQaAQ4z/view?usp=sharing   学生広報部員が学内予選から考えたこと・感じたこと   ■経営経済学部1年:和泉真菜の考察 私は1年生で、ゼミにはまだ所属していませんが、ゼミの活動や先輩方の研究に興味を持って、聴講しました。優勝チームの発表について、外国人から日本人へ、さらに若者世代へ、ターゲットを見直す点はとても面白いと思いました。ただ、具体的な提案は多かったものの、その提案がなぜ出てきたのかが見えづらい部分もあり、これから自分が民泊を利用するかまでのイメージはまだつきませんでした。でも、いくつもデータを活用していた部分が主張に説得力を持たせられるのだとわかり、これからの参考にしようと感じました。   ■経営経済学部2年:小池琴子の考察 私は内海ゼミの2年生で聴く側として参加しました。全チームの発表を聞いて、コロナの影響でモノやコトがオンライン化していくと考えていましたが、先輩方は今あるサービスなどを題材として考えていました。優勝チームの発表を聞いていて、コロナと民泊にどんな関係性が見られるのか知るきっかけになり、あえて旅行に行く回数が多いであろう若者に限定することで消費が増えるのではないかと感じました。これからマーケティングについて機会があれば参考にしたいと感じました。   ■経営経済学部3年:勝山猛志の考察 私は「お試しの研究」という研究テーマのチームで学内予選に参加してみましたが、独創的な観点で研究してきたチームが想像よりも多く驚きました。コロナショックによって減ってしまったものを、アフターコロナでどう戻していくかを考えて研究を続けていましたが、民泊班の日本人需要のように、失ったからこそ見えた視点を活かすマーケティングも大切だと感じました。   次回は中間発表…!   今年度、嘉悦大学初の試みである、関東学生マーケティング大会出場を目指して、各々が全力でぶつかり合いました。Zoomを使ったオンラインでのゼミ合同発表は中々無い経験だったため、普段とは違った緊張感やプレゼンテーションの難しさを味わうことが出来たと思います。   9月には関東学生マーケティング大会の本大会に出場する全ての大学が中間発表を行います。各大学が6月から研究してきた「新しい社会のマーケティング」の途中経過をプレゼンし、実務家の方や参加者同士でフィードバックを行います。頂いたご意見を基に、最終発表に向けて各々の研究をアップグレードしていくことが目的です。   現在も優勝チームは、本大会優勝を目指して、社会的意義の再確認や論理的なアイデアを磨くために日々邁進しています。今回の学内予選からどのように変化していくのか、楽しみにしていてください。  

文責:学生広報部 勝山猛志(嘉悦大学 経営経済学部3年)・小池琴子(経営経済学部2年)・和泉真菜(経営経済学部1年)

  ※嘉悦大学の「研究会」(ゼミ)について 2年次から、全ての学生が少人数の「研究会(ゼミ)」に所属します。嘉悦大学では、基幹科目(経営経済領域)を「実学」、3つの系(ICT・データサイエンス系、マーケティング系、会計・ファイナンス系)を「実務」、研究会を「実践」と位置付けています。研究会は「実学」「実務」で培った能力を「実践」し、実際の社会で求められる知識や資質・能力を効果的に獲得することを目的としています。 http://meet.kaetsu.ac.jp/guardians/research  
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