都立小平高校で選挙啓発授業を実施しました

経営経済学部 和泉徹彦教授と本学学生が中心となって企画・運営した「TOKYO選挙・実感プログラム~18歳選挙権に備えて」(共催・小平市選挙管理委員会)を、1月29日に東京都立小平高等学校で開催しました。都立高校1年生必修科目の体験型授業「人間と社会」の単元である「主権者としての自覚」への協力です。

初めに、国政選挙・地方選挙といった選挙の種類、小平市で選挙が実施されるスケジュール、何を基準に投票する候補者を選ぶのかについてミニ講義を行いました。18歳で選挙権を得て、最初の選挙は投票に行くのに、その後足が遠ざかってしまう若者世代の現状についてもお話ししました。

体験型授業の目玉は、小平市選挙管理委員会が用意してくれたホンモノの投票体験です。3人の本学学生が模擬候補者に扮して、生徒に事前配布した選挙公報と演説を通じて支持を訴えました。今回は、衆議院議員選挙東京小選挙区を模して実施しました。候補者の訴える論点は様々で、生徒は自分の考えに近いのは誰か、真剣に聞き入っていました。実際の投票では、生徒それぞれの名前が入った投票所入場整理券、投票用紙、記載台、投票箱とすべてホンモノの資機材が活用されました。

開票作業を待つ間、選挙違反事例について学生たちが寸劇仕立てで演じました。SNSは解禁されたけれどもメールはダメ、選挙運動は一部を除いてボランティアによって運営されるのでアルバイトはダメ、といった事例をコミカルに紹介しました。

高校生にとっては楽しみながら有権者として自覚を持ってもらい、大学生にとっても企画・運営・実施の良い経験となった授業でした

協力学生(経営経済学部)諸口あやめ/福士絢子/岡村航太/高野元熙

 

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