10月7日の学生広報部の記事で、春学期の講義について触れましたが、この講義はその秋学期版です。春学期の発表会とは異なり、より具体的に4つの条件で行われています。
① 小平市をPRするための企画をグループ単位(4名)で考えること
② 来年度小平市での実施を考えているため、「テーマ」と「挑戦する記録」を次の中から選ぶこと
③ 他のグループと「テーマ」と「挑戦する記録」が被らないこと
④ 自分たちが企画したギネス記録をミニイベントとして実施
【 テーマ 】
① 玉川上水
② グリーンロード
③ 農業PR
④ 市内産業PR
⑤ イベント(産業まつり・市民まつり・こだいらオクトーバーフェスト)
⑥ 鈴木遺跡
⑦ 食文化
【挑戦する記録】
① XXXの最大の「オンラインビデオチェーン」
② オンラインで「同時にXXXを行った」最多人数
③ XXXの「ライブ配信」の最多視聴者数
④ 1時間以内に「アップロードされたXXXの写真」の最多枚数
⑤ 1時間以内に「アップロードされたXXXの動画」の最多本数
⑥ 24時間以内にXXXの「オンラインレッスン」を受講した最多人数
⑦ XXXの「オンラインビデオリレー」に参加した最多人数
⑧ 24時間以内にXXXに関して集まった最多「誓約」数
※テーマについては本講義の第4回目(10月9日)にも松岡市議会議員がご登壇くださり、提供いただいたものです。
また、ギネス社からオンラインで挑戦できる記録を提供いただきました。
好評だったプレゼンテーション
このチームは決められたイベント実施日の1時間以内に玉川上水の動画を撮ってTwitterに上げる数を最多にしてギネス世界記録を狙うことを選びました。
そのため、実際に玉川上水まで足を運んで動画を撮り、プレゼンテーション時には実際に撮ってきた動画をTwitterに上げていて、内容が分かりやすかったです。また最多本数をUPするために、イベント開催時は地元小平市の中高生に協力を依頼するという施策も盛り込まれていました。
各先生方からのコメント
皆さんがあまり大学のある小平市に来られていない中で、自分のプロジェクトとして小平×ギネスを考えるプロジェクトは難しいものだったと思います。その中でもフィールドワークに行ったり、自分なりのプレゼンを考えたりと、とても興味深いプレゼンテーションをしてくれました。
チームごとにプレゼンテーションの実力にまだばらつきがありますが、皆ICTや基礎ゼミ、またはこの授業内で学んだことを活かして頑張っていることはとても感じることが出来ました。
これから最終発表に向けてプロジェクトの段階が企画から行動になっていき、難しいことも多くなるとは思います。
そんなときもくじけずにそしてくじけそうなら担当教員、友人たちに頼りながらぜひ乗り越えていってください。
刺激的な最終発表を期待しています。
松岡篤市議(小平市議会議員)のご感想
小平市にまだ、来訪の機会がない中で、モチベーションを持って調査することはなかなか難しいこともあるかと思いますが、課題を設定してその課題を解決として皆さんが取り組んでおられることは価値のあることだと思います。
ぜひ我が事感を持って取り組んでいただければ幸いです。
プレゼンテーションはチームによって差があったように感じましたが、プレゼンテーションのほぼ8割は準備だと思います。
このプレゼンテーションを自分のものに出来れば、これから皆さんの人生にとっても間違いなくプラスになります。
なぜなら、人生はプレゼンテーションの連続だからです。アルバイト、学校の授業、就職、起業、結婚、あげればキリがないですが日々の暮らしの中でもたくさんご自身の想いや活動を伝えることはたくさんあるはずです。ぜひ、これを機にみなさんなりのプレゼンテーションの成功パターンを得てください。その上で、私としては、小平市の魅力が多くの人に伝われば、これ以上嬉しいことはありません。中間発表ということなので、本番の発表の時に驚きと感動のプレゼンテーションを期待しています!
神酒先生への質問
Q.今回の企画書を小平市に限り作成するようにした意図は何ですか?
A.この授業をもとに、来年度は実際にギネス世界記録への挑戦を目指しています。
となると嘉悦大学が中心となって行うのであれば、地元である小平市を盛り上げる企画にしたいと考えたからです。
Q.白鳥先生、松岡市議、小平市役所の内田様・藤原様を招いたのはなぜですか?
A.白鳥先生をお招きしたわけは大きく分けて2つあります。
1つはより多くの意見を学生が得られるように。もう1つは私自身が小平市のことをよく知らないこともあり、嘉悦大学に長く勤めていらっしゃる白鳥先生であれば、より的確にご意見いただけると考えたからです。
松岡市議をお招きしたわけは、今回のテーマ第4回の講義で松岡市議から小平市についてご講義いただいた時にご提供いただいたものだったのでテーマに沿った企画になっているかを確認していただくためです。
また、今回の中間発表のみご登壇していただいた小平市役所の内田様・藤原様をお招きしたわけは、今後市役所と連携するため、学生の進捗状況を確認していただくためです。
文責:学生広報部 小林奈菜(嘉悦大学 経営経済学部1年)