増山 一光 准教授の論文が2本、令和7年8月に以下の学術誌・論文集に掲載されました。
日本教育情報学会年会論文集(41) pp.370-371
情報セキュリティを踏まえたAIに関する基礎教育の検討
AI の利用については盛んになっており、これを利用した先進的な教育実践がみられる。一方で、AI の利用自体に様々な問題を包含しており、倫理的、法的な問題が生じている。このような状況で、AI を適切に利用することで社会に貢献するような教育実践が求められている。そこで、本稿では情報セキュリティを踏まえて大学の基礎教育としてAI を扱うための授業展開や教授法等に関する検討を行うことにする。
2025PCカンファレンス論文集 pp.226-227
小学校、中学校、高校での情報教育を踏まえた大学における情報基礎教育に対する一考察
2020年度から小学校でプログラミング教育必修化がなされ、中学校では2021年度から技術・家庭科(技術分野)でプログラミング教育必修化が行われている。高等学校では2022年度から情報科の「情報Ⅰ」が共通必履修となった。そして、2024年度から共通テストにおいて「情報」が必須になった。こうした流れの中で小学校から大学までの情報教育がつながり、大学においては数理・データサイエンス・AIリテラシーが求められるようになっている。こうした状況の中で、これからの社会を生き抜く素養としての大学における情報基礎教育の在り方について考察するものとする。
https://conference.ciec.or.jp/2025pcc/program/subcommittee/