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学生広報部レポート/嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.7 飛翔祭ワーク③~調達・会計・販促の仕事~

更新日:2025.12.23

皆さんこんにちは! 学生広報部4年の横山です! いよいよ今回から後期の「基礎ゼミナール2」の講義について紹介していきます!

嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール2」に学生広報部が密着する(第1弾から第6弾まで、基礎ゼミナール1の講義を取り上げました)記事第7弾は、11月1,2日に行われた飛翔祭に向けた「飛翔祭ワークその③」と題し、飛翔祭の出店に向けた第1,2,3回講義の内容についてお伝えしていきます! ご覧ください!

前回の記事はこちら!

前回の「基礎ゼミナール」について知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください!

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.1
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32037/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.2
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32317/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.3
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32962/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.4
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/33414/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.5
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/34070/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.6
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/34107/

飛翔祭は経営企画実践

毎年1年生は基礎ゼミで飛翔祭(嘉悦大学の学園祭)に出店を行っています。基礎ゼミナール1の第9回まではアカデミックスキルを座学とワークを通して学んできましたが、第10回講義から経営企画実践として、飛翔祭準備・出店を通して経営の流れ・実践で必要なスキルを学んでいきます!

飛翔祭当日まで残り5講義

基礎ゼミナール2では、飛翔祭当日までの第1回から第5回講義までが飛翔祭準備となっています。また基礎ゼミナール1での講義とは異なり、各回でテーマが分かれているわけではなく、飛翔祭に向けてやらなければならない準備をワークとして、学生達が主体となって進めていきました。各クラス、食べ物系と非食べ物系の2店舗の出店を行いますが、私が取材したクラスは食べ物系1店舗のみの出店となっており、クラス一丸となって準備を進めていました!

当日までの準備は、前回の基礎ゼミ記事でご紹介した「調達班」「会計班」「販促班」の3つに分かれて行っていきました。本記事でも3つの班ごとにワークの内容をお伝えしたいと思います!

調達班の仕事

商品・商材の準備

調達班の仕事は大きく2つ。1つ目の商品・商材の準備では、「どこで・いくらで・どのくらい」買うのか3つの要素を踏まえて徹底的に調べていきます。
私が取材したクラスはポップコーンの販売を予定しており、飛翔祭に向けてポップコーンの調理方法(フライパンか専用の機械か)や仕入れ先をどうするのかを、主にインターネット上で調べていました。いくつかのサイトを見比べながら、仕入れ先を選んでいましたが、予算を管理しているのは会計班。会計班と相談をしながら、最終的な仕入れ先を決定していきました。
商品・商材の準備は、もちろん飛翔祭当日に向けての準備ですが、基礎ゼミはあくまで大学の講義です。決定した仕入れ先や材料原価・仕入れ個数をワークシートの事業計画書に記入していきます。

調達班のワークの様子
試食・試行

商品・商材の準備が終わると、調達班のもう1つの仕事である試食・試行を行います。当日行うサービスを実際に試すことで、予想していない問題やそれに対する対策などが行えます。
取材したクラスはポップコーンを出店するようですが、当日ポップコーン専用の機械で調理するため、当日と同じ状況での試食は飛翔祭前日の準備日に行うようでした。しかし、提供するフレーバーがいくつかあるようなので、どの程度の味付けが良いかなどを確認するために、フライパンを使って試食をしていました。(このクラスの詳しい試食については飛翔祭ワーク④でご紹介いたします!)

会計班の仕事

収支計画書の作成(予算内に収める)

会計班は収支計画書の作成が主なワークとなります。ひとことで作成と言っても、その内容はしっかりとしたものです。限られた予算の中で、調達班と販促班から上げられた金額の調整を行わなければなりません。原価や経費が高くなるほど利益が低くなるため、損益分岐点を考えて作成をしていきます。
取材をしていく中で、目標売上を踏まえながら調達班と仕入れ先や個数を相談していくのは、会計班だからこそ学べる内容だと思いました。

ワークの様子と収支計画書

販促班の仕事

販売戦略を考える

販促班の準備は、ある種一番難しい作業かもしれません。売れる店を作るために販売戦略を考えるという、最も抽象的な内容です。店舗のコンセプトはどうするのか、ポスターやチラシを作るならどのような物がいいか、当日の店舗デザインはどうするのか、宣伝はどのようにするのか…などなど、経営で重要な視点を考えていきました。
今年の飛翔祭は、ポップコーンの出店がなんと3店舗もあると情報を得た取材先のクラスは、他店舗との差別化をどうするか話し合いを始めていました。教員やSA(授業をサポートする学内アルバイトの学生)などから他店舗の情報を集め、それをもとに自店舗の強みを見つけていきました。(このクラスはポップコーンマシンを使ったお家で食べられない、かつ多様なフレーバーを用意するという点で差別化を図るようでした)

販促班話し合いの様子
広報物の作成

販促班は販売・広報戦略がまとまるともう一つの重要な仕事、それに合った広報物の作成を行います。広報物作成時にかかる費用は都度会計班と相談を行う必要があります。
このクラスはポップコーンの差別化について決めた後、ポスター、看板、その他店舗装飾を作成していました。ポスターや看板のデザイン一つとっても、わかりやすさや見やすさなど、注意する点がいくつもあり、苦戦しながらも学生の力だけで完成させていました。

各フレーバーの看板

まとめ

今回は、嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」の飛翔祭ワークその③についてレポートしてきました!第1回講義から飛翔祭直前の基礎ゼミ第5回講義まで、全て飛翔祭ワークでしたが、回を重ねるごとに学生達の焦りが見えることで、このワークが学生に与える影響の大きさを実感しました。各班それぞれに重要な役割があるので、飛翔祭当日、そして振り返りワークでも学生達が本気を出し切るのに期待したいと思います!

次回は、飛翔祭当日についてレポートしていきます!
お楽しみに!

文責:学生広報部 横山飛雄(経営経済学部4年)