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嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」 vol.6 飛翔祭ワーク②~チームの意味と自己分析~

更新日:2025.11.28

皆さんこんにちは! 学生広報部4年の横山です! 前回に引き続き、今回の基礎ゼミナールも飛翔祭ワークについてお伝えいたします! 嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」に学生広報部が密着する(第1弾では1,2回目の講義、第2弾では3,4回目、第3弾では5,6回目、第4弾では7,8,9回目、第5弾では10,11回目の講義を取り上げました)記事第6弾は、先日11月1、2日に行われた飛翔祭ワークその②と題し、飛翔祭の出店に向けた第12,13回講義の内容についてお伝えしていきます! ご覧ください!

前回の記事はこちら!

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.1
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32037/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.2
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32317/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.3
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32962/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.4
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/33414/

嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.5
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/34070/

飛翔祭は経営企画実践

毎年1年生は基礎ゼミで飛翔祭(嘉悦大学の文化祭)に出店を行っています。第9回まではアカデミックスキルを座学とワークを通して学んできた基礎ゼミですが、今回から経営企画実践として、飛翔祭準備・出店を通して経営の流れ・実践で必要なスキルを学んでいきます!

チームビルディングと自己分析

経営には「企画」「店舗運営」「報告」といくつもの要素があり、前回飛翔祭ワークその①で行った出店アイデアのワークでは「企画」の発想、精査、収束の要素について学んでいき、今回の第12回、13回からは「企画」の組織作りについて学んでいきました。
基礎ゼミでは過去の講義でコミュニケーションの取り方やグループワークで課題に取り組むことを学んできましたが、今回からはチームとして全員で一つの課題を解決するために動いていく、難易度の高いワークに取り組んでいきます…!(グループとチームの違いは、共通の目的があるかないかだそうで、同じ目的達成のために動くのがチームということだそうです。)

チーム発足

飛翔祭ワークのチームはグループとは打って変わって、リーダー、サブリーダーを決め、それを「店長」、「副店長」と命名。その店長、副店長を中心に、「調達」「販促」「会計」の3つに分かれます。調達は出店する内容(私が取材したクラスはポップコーン)に必要な材料について調べ、かかる費用を会計に伝えるチームで、販促チームは文字通り販促を担い、宣伝ポスターの制作、公開から、当日の店舗装飾や呼び込みについて考えていきます。会計チームは金銭を取り扱うチームで、収支計画・報告書の作成や、各チームから上がった費用を予算内に収まるようにしていきます。

学生たちは各チームの役割を聞いた後、最初に店長、副店長を投票で決め、自分たちがやってみたい役職へ分かれていきました。全体の管理と飛翔祭実行委員との連絡を行う店長たちは、基礎ゼミ内で信頼の厚い学生が選ばれました。各チームに学生たちが分かれた後も、そのチーム内でリーダーを決めていきました。
店長と副店長、リーダーに選ばれた子たちは役職の責任の重さを実感していましたが、SAからアドバイスをもらいながら飛翔祭に向けて準備を始めてきました。わからないことをすぐに上に聞ける、社会でも大切になるスキルを身につけられていますね!

飛翔祭で身につけたい力を考える

チームが出来上がった後は、一旦個人ワークに入り、飛翔祭の経営企画実践を通して身につけたい、伸ばしたい能力について考えていきました。
経営企画実践では経験からスキルを身につける目的があります。講義では最初に経験からどのように自らのスキルにするのか、PDCAサイクルをはじめとした3つのポイントの説明を受けました。
その上でどのようなスキルを身につけたいか、社会人基礎力をもとに考えていきました。社会人基礎力とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことで、3つの能力と12の能力要素で構成されているそうです。

個人ワークでは、この社会人基礎力をもとに現在自分がどれだけの能力が身についているか自己分析を行いました。その後、飛翔祭ワークでどのようなスキルをどのような理由で身につけたいのか、そのためには何をしていくべきかを考えていきました。ワークの様子をのぞいてみると、チームに別れたこともあり、役割によって学生たちが目指すスキルに差があるのが面白かったです!

基礎ゼミナール1終了!

今回は、嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」の飛翔祭ワークその②についてレポートしてきました!
基礎ゼミナール1の講義は14回あり、今回の記事で飛翔祭ワークの第12回から13回講義までを紹介しました。最後の14回講義については、期末試験の諸注意と入学してから自分の成長した部分をまとめるという内容だったため、この記事では割愛させていただきました。
私の感想として、この約4ヶ月で1年生の成長を強く実感しました。第1回講義では同級生同士でも話すのがぎこちなかったですが、今では一つのチームとして経営企画実践を行おうとしています。ここまで丁寧に生徒から学生に変えていく基礎ゼミナールは、嘉悦の魅力なんだなと改めて実感しました。
ということで、今回で「基礎ゼミナール1」の内容は終了となります! 次回からはいよいよ後期の「基礎ゼミナール2」が始まっていきます! 先日11月1、2日に行われた飛翔祭に向けて本格的に準備を進めていく様子をお伝えしていきますので、これからの基礎ゼミナールもお楽しみに!

文責:学生広報部 横山飛雄(経営経済学部4年)