9月6日(土)・7日(日)に、毎年恒例となっている情報メディアセンター学生スタッフ(iCASS)の研修を目的とした合宿を実施しました 。これはゼミ合宿に近いもので、研修を通じてスキルアップを図り、学生同士の交流を深めることを目的にしています。この合宿では、毎年職員から与えられるテーマに取り組み、個人ワークとグループワークの両方を行い、成績上位者は表彰されます。
今年は情報メディアセンター学生スタッフ(iCASS)メンバーを中心に、SATAワーキングの学生や教職員、OB・OGの総勢約35名が参加しました。
合宿の内容は学生スタッフが企画。しおりも学生が作成しました。
参加者各自が選んだルートで現地の宿泊先に集合。早速研修を行いました。今年のテーマは「ホワイエVisionコンテンツグランプリ」でした 。
2025年4月に改修されたホワイエには、デジタルサイネージが設置されています。このサイネージは普段、様々な映像をループ再生していますが、日常的に使えるコンテンツがない 、同じ映像のループで飽きてしまうなど、いくつかの問題点があります 。
そこで、学生の自由な発想でこの問題を解消するために、ワークショップ形式の研修を行うことになりました。
参加者はA・B・C・D・Eの5つのグループに分かれて個人ワークとグループワークに取り組み、発表スライドにまとめました。OB・OGは必要に応じて各グループのサポートを行いました 。
発表スライドには、メンバー個人のアイデアをすべてスライドに紹介した上で、さらにグループでブラッシュアップすることが求められました 。アイデア出しの段階では、実際に作れるかどうかは考慮しなくてもよいとされましたが、実現方法を具体的に提示できた場合は高評価の対象となりました 。ホワイエVisionに投影するコンテンツは、単発のイベントでも日常的に使えるものでも問題なく、学生のアイデアが評価されます 。
各グループがスライドを使用して持ち時間10分で発表しました。
各グループからホワイエVision活用について以下のようなアイデアが出ました。
発表された内容をもとに教職員が審査員を務め、夕食時に各賞の発表と表彰が行われました。
また、夕食後の懇親会では、学生スタッフ・教職員・卒業生であるOB・OGとの交流を深めました。
宿を出発し、静岡県沼津市にある「伊豆・三津シーパラダイス」へ。豪快なイルカショーの鑑賞や可愛いペンギンとの触れ合いなど、夏らしい活動を堪能しました。昼食には美味しい浜焼きをいただき、合宿は無事終了となりました。
情報メディアセンター学生スタッフの夏合宿はこのスタイルになってから今回で9回目の開催です。
毎年、情報メディアセンター学生スタッフの代表が、宿の選定、アクティビティの企画から会計まで幹事として関わっています。
今年幹事を務めた経営経済学部3年の後藤夏希さんにお話を伺いました。
「昨年の合宿にも途中から幹事として関わっていました。
その時に『自分だったらこうしたい、こうできたら良いな』と感じたことを、今年は最初の段階から実現できて、自分としては100点満点中120点の合宿にすることができたと思います。職員の方からも『120点だね』と評価をいただきました。
今年は『純粋に楽しむこと』をテーマに宿やアクティビティを企画しました。
苦労したこともあります。9月の合宿なのに企画をたてはじめた5月、6月にはほとんどの宿が埋まってしまっていました。でも、ようやく見つけた温泉宿で、研修をしたりOB・OGの皆さんと交流したり、充実した時間を過ごすことができました。特に今年の3月に卒業したばかりのOB・OGの皆さんがもう社会人らしくなっているのを見て、自分たちも刺激を受けました。
2日目には伊豆・三津シーパラダイスでイルカショーを見たり浜焼きを食べたりと、参加者が皆楽しめて思い出に残るような活動をすることができて良かったです。
来年幹事をする後輩には、今年の経験を活かして、自分の『やりたいこと』を追求してほしいです。
実際にやってみないとわからないこともあると思いますが、時には突発的な出来事に対応することも必要になってくるので、自分の経験から伝えられることは伝えたいと思います。
実はこれから会計の作業もあるので、幹事の役割とはいえ、結構大変です(笑)」
情報メディアセンターでは、毎年学園祭「飛翔祭」1日目の16時から「ホームカミングデー」を開催しています。今年は11月1日(土)の16時からA102室ヘルプデスク前で開催予定です。情報メディアセンタースタッフ一同、OB・OGの皆さんのご来場を心よりお待ちしておりますので、ぜひ遊びに来てください。
情報メディアセンター
https://imc.kaetsu.ac.jp/
情報メディアセンターヘルプデスク
https://helpdesk.kaetsu.ac.jp/