1月16日(木)に担当教員を補佐し授業のサポートを行うSA(スチューデント・アシスタント)学生が全員出席し、SAを採用している担当教員等にも集まっていただき、秋学期 SA/TA後期全体会を実施しました。
今回のSA全体会は卒業を控える4年生3名が中心となって企画から準備を行いました。
これまで私たちが行ってきた全体会は「楽しみながらも学びがある」をテーマに様々な企画を行ってきました。
実際、SAや職員の方からご講評の言葉をいただくなど、大きく全体会の意義というものを変えることができたと自負しています。
ただ、SAを含め学内全体で留学生とのかかわり方、サポートの仕方という課題について考えなければなりません。
実際これまで行ってきた全体会では、謎解きなどのコンテンツを行ってきました。しかしいくらSAができる留学生でも日本語で謎解きをすることは難しいという声があったように、コンテンツが難しすぎるとしっかりとした学びに繋がらないという課題が見えてきました。
そこで今回の全体会では、全てのSAに対して、平等な全体会を開催することというテーマを設定し、企画を行いました。
コンテンツの内容としては、これまでSA/TAワーキンググループとしてSAや学内全体の活動をしてきた4年生が残したい、引き継いでもらいたいという想いを託すために、3名それぞれが伝えたいことを伝えようという内容にしました。
「学生FDというHRCなどの活動を主体的に教職員と協力し合い行うことで大学をよくしてほしい」「大学を活用しながら自分自身を成長させ、後輩に可能性を示してほしい」「人として面白く、魅力的になってほしい」というような3名の想いを講義のような形で力の限り伝えたつもりです。
また、今回の全体会では1年生のSAに興味ある学生をお呼びし、全体会体験も並行して行いました。1年生には、毎回ワークをする前に行うアイスブレイクを体験してもらいました。今回のアイスブレイクは図形伝達ゲーム。「的確に情報を伝える力」や「相手に分かり易く説明する力」「相手の分からないことを汲み取る力」などSAにとって必要なスキルをゲーム形式で楽しみながら育む体験をしてもらいました。
今回中心となって準備を行った4年生は卒業しますが、今回の全体会に参加してくれた2~3年生のSAだけでなく、体験に来た1年生が来年度、今回の回を踏まえて何か行動を起こしてくれたら嬉しいなと思っています。また、その行動がSAに挑戦するという内容だと、SA/TAワーキンググループとして頑張った甲斐があったなと思います。
僕らは卒業してしまいますが、今回集まった感想をもとに、これからもさらに全体会が良くなるように、SA/TAワーキンググループは活動をしていきますので、皆様ご協力をよろしくお願いいたします。
ヒューマンリソースセンター(HRC)
SA/TAワーキンググループ
本学ではまったく新しい「キャリア支援」の仕組みを実施しています。教職員と学生が運営する人材バンク=ヒューマン・リソース・センター(HRC)を通じて大学と学生が「契約」を結び、学内のさまざまな業務やイベント、授業支援を円滑に進めます。HRC を通じて学内の業務に携わる学生のメリットは、単に報酬を得ることだけではありません。経験者が新しいメンバーを指導し、チーム全体のスキルアップを図るなど、責任ある立場で業務を遂行する経験を積むことになります。