皆さん、こんにちは!今年度より学生広報部に入部しました、1年生の鈴木湊詩です。 今回の記事も「わくわく!先生にインタビュー!」です。今回インタビューに応じてくださった先生は、経営学の准教授でいらっしゃる明山先生です。私が受講している授業でも明るく楽しく、学生に人気の明山先生に、大学時代のことを教えていただきました! 是非最後まで読んでいってください!

明山先生:私の専門は経営学の中でもコーポレートガバナンスという分野です。経営者を監視監督する仕組みのことを言うのだけど、企業不祥事への対処と企業競争力の強化が目的です。私は特に、EUのコーポレートガバナンスにずっと注目してたんですよね。最近はあんま追えていませんけどね(笑)
鈴木:このコーポレートガバナンスについてどういった感じで研究を行うのですか? 何か企業について調査をする感じですか?
明山先生:いろんなアプローチがありますけど、基本的には制度をずっと追っていましたね。さっきの話でいうと、EUって27カ国あるんですよ。その27カ国が法を変えますよっていう時に、27ヵ国が一気に制度を変えてしまうんです。なんでそんなことできるんだろうというのが私の疑問の一つだったので、制度を追っていました。
明山先生:現在担当している講義は、基礎ゼミ(1年生の必須講義)と経営管理論1,2、コーポレートガバナンス、経営学演習2、あとビジネスケースですね。
鈴木:もう少し詳しく聞いてもいいですか?
明山先生:嘉悦大学のシラバス上、経営管理論、経営組織論、経営戦略論が基幹科目になっています。そのうちのひとつの経営管理っていうのは、要は経営者がどう管理していくのかを学んでいく学問です。実は経営組織や戦略なども結構内容が重なっています。だから、経営者がどう管理していくのかを見ていくと、ものすごく広い。もう経営学の総論みたいになっている分野ですね。
鈴木:そうなんですね! やっぱり、そこまで内容が重なっている部分があると、この基幹科目の中で同じところの説明をしていることってあるのですか?
明山先生:ありますね。一応、教員同士で話し合って、内容の棲み分けをしましたが、それで同じ内容はあります。でも多分、同じ内容を違う風に説明しているんです。今の段階で思いっきり重複しているのは、経営管理論と経営組織論のところで、テイラーという人を取り上げていることです。でも説明の仕方が全然違うようで、学生たちが違う視点で話を聞けて面白いって言っていますね。だから一つのことをいろんな人が語るっていうのは大切なことかもしれないと思っています。
鈴木:確かに、色々な人の説明を聞くのは大切ですもんね。他の科目はどんな感じなのですか?
明山先生:講義のコーポレートガバナンスは会社の仕組みを学ぶイメージですね。他の教科は演習科目になっています。経営学演習やビジネスケースは、授業中ずっと特定のテーマについてディスカッションします。この科目は3年時以降から履修できる科目です。
鈴木:知識がないとなにも話せないからですか?
明山先生:そうそう。土台がないと話せないからですね。この2つの科目は、経営学科目のアクティブラーニング科目として設置されているのだけど、アクティブラーニングは、ただ話し合うのではなく、対話のアリーナが必要だと言われています。だから履修したい学生は2年生までは頑張って知識を吸収していって欲しいですね。
鈴木:先生はやってみたい講義はありますか?
明山先生: 昔やりたいなと思ってたのはヨーロッパの地域論ですね。EUのことをずっと研究してたから、ヨーロッパの歴史もなんだかんだ詳しいんですよ。ついでにヨーロッパに学生を引率とかできたら楽しそうですね。でも、なぜか今ネパールに学生を連れて行ってるんですけどね。ネパールに学生を連れて行ってるのは、学生にとってすごくいい経験になってるんですけど、専門的にはヨーロッパへも連れて行きたいなと思ってます。
鈴木:EUについて調べてたからですか?
明山先生:うん、そうですね。EUのことを授業でやるのも面白いなと思ってます。EUの経済的な側面だけじゃなくて、戦争が絶えなかったのにEU統合後は域内で戦争が起こってないとか。ヨーロッパの感じなどを伝えるのが面白いかなと思います。実は、私が前にやってた授業の中で、海賊の話とかをよくやってたんですよ。そういう一見勉強っぽくないことも授業でやりたいですね。
鈴木:海賊ですか?
明山先生:そう、海賊の話(笑)実は株式会社の発達と関係していたりして面白いんですよ。そういう海賊の話とかも、地域論とかあれば話を広げながらできますよね。結構、歴史が絡み合うから、そういう話をするのも楽しいと思いますね。
明山先生: 大学のころに、ゼミの先生に大学院進学を勧められたことがきっかけかな? というのも大学2年生ぐらいの時に将来どうしようと考えていた時期があって、色々と模索していたんだけど、最終的に弁護士になろう!って思ったんです。その当時ロースクールが出来上がったぐらいの時代で、国の政策としてロースクールから50%ぐらいの合格率にする方針だったんです。私もその当時、ロースクールに入れば50%で弁護士になれるなら確率あるぞって思ったんですよね。それで、ゼミの先生に進路を聞かれた時に、ロースクールにいくと言ったら、「経営学部から入試受けても合格するかわからないから経営の大学院に来たら?」って言われて、「それならそうした方がいいか」って経営学の大学院に進学したんです。そして、大学院経営学研究科に入って、頑張っていたら「博士後期家庭に進学したら?」って。そんな成り行きでいまここにいる感じかな。
明山先生:中学まではプロ野球選手だったけど、中学で諦めたかな。すごい野球の上手い中学校のチームメイトがいて、やめたというより「こいつと同じような努力をできないな」って悟ったかな。野球をやめたのはケガもあったんですけどね。そのあとから、夢って何かなって考えて、夢として宣言し始めたのは、「でかい家に住みたい」ということなんです(笑)。きっかけは海外の映画なんかを見ていて憧れただけなんですけどね。
鈴木:けっこうざっくりなんですね(笑)
明山先生:そうですね。でも日本の家は小さくて、映画で見るようなアメリカの家なんかはでかいでしょ?だから高校生ぐらいの時に考えたのは、でかい家に住むには「外国に住むか、金持ちになればいい。」ということなんです。だから私は、神奈川大学の経営学部、国際経営学科っていうところに行ったんですよ。めちゃくちゃ浅いですけどね。
明山先生:やらなければいけないことに対する「努力」は負けないと思います。大学院の博士後期課程の時は、絶対に3年間で学位を取りたいと思って必死で論文を書いたんですよ。その時はあまり寝なかったかな。大学院生の時の「努力」は誰にも負けないと思います。
鈴木:すごい切羽詰まっていたんですね! アルバイトとかもやりながらですか?
明山先生:うん。非常勤の講師もしていたけど、アルバイトは金曜日にガソリンスタンドで夜勤、土曜日の朝から自転車屋、土曜日の夜からガソリンスタンドで夜勤、日曜日に自転車屋というなかなか無理なスケジュールで働いていました。
明山先生:うーん。ずっと趣味としてやっていることは釣りかな。夏になると素潜りもやりますね。ほかには、最近は庭の芝の手入れなんかもハマってます。
鈴木:芝って平らにする感じですか?
明山先生:そうですね、整えたりはしますね。家の芝は10年位前から植えてあるんだけど、放置していた時期があって荒れてたんですよね。そこで、最近、愛情もって、肥料あげたり、整備すれば元に戻るんじゃないかと思って、しっかり手入れしたんです。おかげでだいぶきれいになって、芝には愛情が必要だなって思いましたね(笑)。
鈴木:釣りは船釣りとかですか?
明山先生:最近は忙しくて行けていないけど、陸からやります。釣りをしていると無心になれるんですよね。芝の手入れも同じなんですけどね。
明山先生:高校の2年までは野球だね。勉強でいうと、国語、理科と世界史はそれなりに成績良かったんです。そして、野球ばかりしていたから、積み重ねが必要な英語はできなかったんです。でも、大学には英語が必要ですよね。だから、高校生3年生の時に英語の先生にお願いして、マンツーマンで教わったんです。それで人並みに英語ができるようになったんです。その延長線上で、大学行ってからは、毎日英会話の講座に通ってました。それが研究以外で頑張ったことかな。
明山先生:大学2年の時の短期留学かな。アメリカのカンザス大学に行ったんですけど。
鈴木:何があったんですか? いったことに後悔したとかですか?
明山先生:いや、失敗。短期留学したことに後悔はないですね。失敗というのは、現地で日本人と一緒にいちゃったんですよ。別に現地の人と関わらなかったわけではないんですけど。もっと積極的になればよかったなって。なんで積極的になれなかったかというとある事件が起こったからなんです。
鈴木:ある事件、ですか?
明山先生:この短期留学はずっと寮で生活する短期留学だったんです。現地のアメリカ人と相部屋の寮。自分と相部屋だった人がシカゴ出身のアメリカ人で、その人との初顔合わせで、あまりにそっけなくて「歓迎されてない」って思ってしまったんです。それで、初の海外だったのもあって、心が折れてしまったというのが事件です笑。その後、その人とあまり関わらず、他の人の部屋に行ったりして生活してたんですよね。だけど、留学後半くらいになったときに友達から、そのルームメイトが、「つよしが部屋に帰ってこない」って悲しがっていたと聞いて、もっと自分からコミュニケーションを取ればよかったと思いましたね。でも失敗することも大切だなと今では思います。
鈴木:逆に学んだことってありますか?
明山先生:その時の自分やその周りの日本人学生では、アメリカ人の学生に勝てないって思ったことですね。カンザス大学の学生は、日本人よりもかなり遊んでいたんです。だから、初めは「アメリカの大学生はこんなにも自由なのか!」と思ってたんです。でもしばらくして、寮の地下にある学習室を覗いてみたら、満員だったんです。日本人の大学生より遊んでいるのに、日本人の大学生より勉強している。そう思ったんです。何事も中途半端にしていると日本人は負けるなって思ったんです。だから、誰よりも遊んで、誰よりも勉強する、そういうメリハリのある生活が大切だと学びました。
明山先生:短期じゃなくて長期の留学をしたいですね。なので、高校の時、留学という道もあると知った状態で学生時代をやり直したいですね。選択肢も広がったかなって思います。
明山先生:とにかく遊んでとにかく頑張ることですね!人が楽しいことやうれしいと思うことを知らなければ、それをお客さんに提供することはできません。そのためには、自分がそういう経験をたくさんすることが大切です。ただ、遊ぶだけでなく努力も怠らずにね(笑)
いろいろなことに挑戦して嫌ならすぐやめる。学生時代は失敗してもいいんだから。そう思います。
鈴木:そうですね。私もいろいろ挑戦していきたいです!
今回は「わくわく!先生へのインタビュー!」として明山先生にお話を伺いました!
今回のインタビューで明山先生の大学時代の話や先生になった経緯など普段聞けないことを聞くことができました。短期留学の思い出や学生時代のことを詳しく聞けて、この大学でいろいろなことに挑戦し努力して失敗など経験をしていきたいと思いました。
インタビューに協力いただきました明山先生、そしてここまで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
文責:学生広報部 鈴木 湊詩(経営経済学部1年)
①東史恵先生
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②高野秀之先生
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③國田圭作先生
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④内海健宏先生
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⑤土橋 堅斗先生
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⑥真鍋雅史先生
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⑦飯野幸江先生
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⑧滑川光裕先生
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⑨岩月 基洋先生
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⑩真田幸光先生
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⑪榎澤 祐一先生
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⑫ポール・エトガ先生
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⑬増山一光先生
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⑭木幡敬史先生
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⑮齊藤慎弥先生
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⑯岡本 潤先生
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