皆さんこんにちは。学生広報部2年の祝と4年の長谷川です! 突然ですが、この記事をご覧になっている皆さんは嘉悦大学のキャンパス内にある、『ホワイエ』という広場をご存じでしょうか? 以前から学生たちの憩いの場となっていたそのホワイエが、実は今年度に大型リニューアルし、内装や置かれている椅子などがガラッと改装され、前とは比べ物にならない程におしゃれな雰囲気の空間になりました。
リニューアルされたホワイエについて前半に4年の長谷川が職員へインタビュー、後半はリニューアル後、特に目を引く大型デジタルサイネージ (通称:ホワイエVision)のコンテンツについて2年の祝が制作に携わった学生へ行ったインタビューをご紹介したいと思います!
前半ではホワイエ改修について深堀りしていきます!
改修に携わった情報メディアセンター職員の佐藤さんに、4年の長谷川がお話を伺いました!
長谷川:ホワイエ改修に至ったきっかけは何ですか?
佐藤さん: 改修前のホワイエは広々とした空間でよかったんですけど、薄暗くてちょっと居心地がよくないという問題点がありました。そこで居心地の良い学生のたまり場を作りたいなという教職員たちの思いがきっかけで、現在の改修されたホワイエになりました。
長谷川:確かに改修前のホワイエは少し居心地悪かったかもしれないです…(笑)ちなみにホワイエだけでなく、大学の様々な改修に至るプロセスはどのような形ですか? 教職員同士での話し合いの場などがあるのでしょうか。
佐藤さん:ありましたね! 設備とかの改修を担当する「キャンパス整備委員会」という教職員で構成された組織がありまして、普段そこで大学のどこを改修しようかという話し合いが行われています。建物という性質上、学生から見ても気付かない屋根の改修などがある一方、学生から見てもわかる設備の改修や新しいことといった、大胆な改修についても議論が行われていて、ホワイエのリニューアルについても委員会で盛んに話し合いが行われました。
長谷川:そうだったんですね! 学生の自分としては知ることがない情報なので、新鮮です!
長谷川:以前のホワイエとはガラっと変わっておしゃれになっていますが、改修に当たっての具体的なコンセプトはどのように話し合い、決められましたか?
佐藤さん:先ほどもお話した通り、居心地の良い学生のたまり場を作りたいというのが大まかなコンセプトです。スタバとまではいかないですけどちょっとおしゃれな木目調の壁にしてみたり、新しい椅子と机も配置しました。エアコン等の空調面も導入し、かなり快適になったと思います。
長谷川:少し洋風っぽいインテリアになっていますが、あのようなデザインは教職員の意見が反映された形ですか?それとも外注のデザイナーによるものですか?
佐藤さん:丸ごとデザイナー入れてやることもあるけれど、今回はそんなにデザイナーの手は入っていないです。1からキャンパスを作る場合などは、デザイナーや建築士の方にがっつりやってもらいますけど、今回のような1部分の改修は教職員の意見を反映して作るようにしています。もちろんある程度の構想は練ってあるけど、実際の工事会社さんと素材について話し合いながら作った形かな。

長谷川:一押しのポイントはありますか?
佐藤さん:やっぱりサイネージ(ホワイエVision)かな。今はオープンキャンパスや来校者がいるときに案内を流したり、何もない時はニュース映像を流していますが、いまだに何を流していいか正直わからなくて色々試行錯誤しています…。
どうせならイベントごとで沢山活用してもらいたいので、eスポーツ大会をあの大画面でやってみるのもいいかもしれません。
長谷川:嘉悦ゲームクラブ部員の私としては、とても魅力的です…!
佐藤さん:ただ業務用の機械で複雑なうえ、モニターや周辺機器にすごい金額がかかってるから取り扱いには気を付けてね(笑)

前半部分では改修されたホワイエについて、情報メディアセンターの職員・佐藤さんにお話を伺いました。現在4年生の私が嘉悦大学に入ったころとは様々な部分が変わっていて、今後どのように変わっていくかワクワクが止まりません! そしていろいろな場所が改修される前で、私が1年生の頃。同級生と駄弁っていた当時の雰囲気を思い出して感慨深くなっています…(笑)
さて、後半部分では改修されたホワイエに設置されている大型デジタルサイネージ『ホワイエVision』について、2年の祝君が取材を行っております!ぜひご覧ください!
後半では『ホワイエVision』に掲出するコンテンツについて、2年の祝が深堀りしていきます!
コンテンツ作成に参加した学生の有坂さん(3年生)、飯塚君(2年生)、上別府さん(2年生)にインタビューを行いました!
コンテンツのお話を伺う前に、そもそも「ホワイエVision」とは、嘉悦大学のキャンパスの紹介映像や学内のちょっとしたお知らせ、そして時期によってはPC関連のサポートを行う学内アルバイトの1つである「iCASS」などの学生スタッフの新人募集告知などで使用されている大型デジタルサイネージの名称です。今回、そこに学生による新しいコンテンツを作成する試みがなされました。
祝:作成したコンテンツとその作成に参加した理由を教えてください!
有坂:作成したコンテンツは3人で協力して作った天気予報と占いの2つですね。参加したきっかけとしては、iCASSの方でホワイエVisionを使って天気予報のコンテンツを作ってみませんか、というような募集が掛かっていて、誰も手を上げてないし丁度暇していたので、じゃあやるかっていう感じで参加してみました(笑)。
飯塚:僕は募集のメールを見てビビッ!と来てすごくやりたいと思っていたので、有坂さんに続く形ですぐに参加しましたね。
上別府:私は有坂先輩がやっているところに占いもやってみたら良いんじゃないかっていう提案をしたら、一緒にやろうよって言ってくれて、そこから参加することになりました。
祝:それぞれどのような作業をしていましたか?
有坂:私は天気のプログラミングと案出しのような事をやっていましたね。案出しと言っても、天気予報に何か一言メッセージを出したいと言うことしかしてないですけど。プログラミングに関してはもう具体的にどこをやったか正直覚えてない(笑)。
飯塚:僕はそうですね、最初サーバーを担当していたんですけど、結局うまくできなくて最終的に職員さんの方にサーバーに関しては丸投げしてしまいました。その後は有坂先輩と同じくプログラムを組んでいました。
上別府:私は占いの部分以外大したことをしていなくて、そもそもコーディング(コンピューターが指示を受けて実行できるようにする、コードを書く作業)自体が初めてだったので、その辺はほぼお2人にやって頂いたんですけど、ちょっとだけ教えてもらいながら参加って感じでした。
祝:占いの内容は自分で考えたんですか?
上別府:正直に言っちゃうとほとんどAIですね。一応、順位は毎回違うようになっていて、コメントも何種類か作ってランダムで組み合わせたものを表示する感じになってます。
祝:AIを活用していたんですね! AIが発達した今の時代だからこそできる活用方法ですね!
祝:作成していて特に大変だったことはありますか?
有坂:自分のやった事ではそんなに大きなトラブルは無かったんですけど、プログラムそのものよりも3人で連携をとるっていうのが課題でしたね。
祝:確かに共同でプログラム書くのって難しそうですもんね…。
飯塚:僕も反省点はそこですね。連絡を取るのも最初はあんまりスムーズにできていなかったし、作業が被っちゃう事とかも結構ありました。後は個人的に難しかったことで言うと、天気予報の情報をネットから引っ張ってくる方法ですね。いろいろ種類があり過ぎてどれが良いのかを選定するのが一番大変でした。
上別府:私はもうプログラミングの勉強をするので精一杯っていう感じだったので…。単純にコードを書くのが大変でした。
祝:作成してみて何か感想はありますか?
有坂:楽しかったです!
祝:すごいシンプルな感想(笑)。
飯塚:僕は何だろうな…。自分で作ったものが、大学と言う公共の場に映されているのはなんか良いな…という感じ。
祝:達成感みたいな?
飯塚:そうそう、なんか僕が作りましたっていう気持ちになれるので、やってよかったなと思っています。
上別府:授業で取っているようなプログラミングとはまた別の実践的なものができて、すごくいい経験になりました。
祝:最後にコンテンツ作成者として何か言いたいことはありますか?
飯塚:せっかくの大きいモニターに天気予報と占いだけじゃもったいないので、なにか他のアイデアがあれば是非教えてほしいと思ってます!よろしくお願いします!
今回は嘉悦大学のリニューアルされた施設であるホワイエについて、職員さんや学生へのインタビューを交えて紹介しました! お昼になると学生たちが昼食をとったり、談笑したりとさらに活気あふれる空間へと変わったホワイエですが、皆さんはもう体験しましたか? ふかふかのソファと心地よい日差しが相まって、うたた寝してしまいそうです(笑)
改修後のホワイエを見たことがある方も、今回の記事で初めて知った情報もあるのではないでしょうか?まだ実際に見たことが無いという方も、是非ご覧になってください!
文責:学生広報部 長谷川裕剛(経営経済学部4年)
祝浩輝 (経営経済学部2年)