皆さんこんにちは! 学生広報部4年の横山です! 第4弾の最後で触れたように、ついに今回から基礎ゼミの学びが新たなフェーズに入ります! 嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」に学生広報部が密着する(第1弾では1,2回目の講義、第2弾では3,4回目、第3弾では5,6回目、第4弾では7,8,9回目の講義を取り上げました)記事第5弾は、飛翔祭ワークその①と題し、先日11月1、2日に行われた飛翔祭の出店に向けた第10,11回講義の内容についてお伝えしていきます! ご覧ください!
嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.1
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32037/
嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.2
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32317/
嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.3
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32962/
嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」vol.4
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/33414/
毎年1年生は基礎ゼミで飛翔祭(嘉悦大学の学園祭)に出店を行っています。第9回まではアカデミックスキルを座学とワークを通して学んできた基礎ゼミですが、今回から経営企画実践として、飛翔祭準備・出店を通して経営の流れ・実践で必要なスキルを学んでいきます!
飛翔祭ワークでは、学べる内容の説明がされた後に出店アイデアに関するワークが始まりました。
新しく物事を始めるとき、どのようなものでもいきなり最適解を導き出すことはできません。必ずアイデアをいくつも出し(発散思考)、それらの強み弱みを理解する(精査)、精査したアイデアの中から適したものを選ぶ・まとめる(収束思考)というフェイズに分かれています。この流れを飛翔祭ワークの最初に学んでいきました。
「発散思考、精査、収束思考」最初の発散思考フェイズでは、発想法のひとつとして「ブレインストーミング」を活用しアイデアを出していきました。この方法は頭で考えているいくつものアイデアを可視化することができ、質より量を重視する発想法です。
基礎ゼミでは模造紙に、アイデアを記入したふせんをどんどん貼り付けていきました。食べ物系と非食べ物(サービス)系の2種類に分け付箋を貼っていきます。学生たちは、学園祭らしくない内容や実現が難しいアイデアも自由に出し、瞬く間に模造紙が付箋で埋め尽くされました!


ブレインストーミングでアイデア出しが終わると、次にアイデア整理の精査フェイズに入ります。自由に出したアイデアをKJ法という「見えるかたち」で整理をする方法を使いました。KJ法ではばらばらなアイデアの中から共通点を見つけグループ化し、グループの名前をつけていきます。グループ内やグループをまたいで共通点が見つかった場合はさらにグループ化して整理していきます。最初に食べ物系、非食べ物系から、食べ物系なら甘い系しょっぱい系から和食洋食中華、米系麺系などなど…どんどん細かくグループ分けが進み「見える化」していきました。


アイデアの整理が終わると、いよいよ出店内容の決定をしていきます!
これまでの発想ワークでは自由にアイデアを出していましたが、ここからはマーケティングの視点も重要になっていきます。
アイデアの候補を絞っていく前に、3Cという視点について説明を受けました。「消費者、自社、競合」の3つの目線を踏まえたうえで各チーム、食べ物系、非食べ物系のアイデアからそれぞれ1つ候補を選び、その候補の良い点と悪い点を考えていきました。手間や利益の取りやすさなど、ディスカッションを通して上げていきました。
簡単と考えていたアイデアも考えていくと大変なことも多く、泣く泣く諦めているグループも…。

各グループ2つの候補について検討した後、さらに2つから1つに絞り、その候補の内容を考えていきます。アイデアの深堀りには「マンダラート」という発想法が用いられました。マンダラートとは、3×3の9マスの図を使う発想法で、中央に考えたいこと(今回はアイデア)を書き込み、そこから連想されることを周辺のマスに書き込んでいくものです。ちなみにこのマンダラートは、あの大谷翔平選手も学生時代に目標設定をする際に活用していたそうです!
学生達はマンダラートに先ほどのワークで出した良い点、それに加え使う材料やアイデアの特徴、どのような出店にしたいかなどを9マスに自由に書き入れていきました。そのアイデアで出店する際の店舗名やキャッチコピーも同時に考えていました。


各グループで候補を1つに絞り、その案について深堀が終わると、全体で候補の発表が行われました。発表後は投票を行い、クラスで出店する食べ物系、非食べ物系それぞれ1つずつ内容の決定を行いました。私が取材したクラスはクラブや占いの館など面白い案もありつつ、利益率や学園祭らしさ、甘味と塩味どちらも対応できることからポップコーンに決まりました。非食べ物系は出店までは人数の関係で行わず、クラスで1店舗の出店となるようです!
今回は、嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」の飛翔祭ワークその①についてレポートしてきました!
私が1年生の時はコロナ禍ということでこの飛翔祭ワークがありませんでした。そのため新たに始まったこのワークに、1年生と同じようにワクワクしながら取材を行えました(笑) 今後の飛翔祭ワークも楽しみです(笑)
次回は飛翔祭ワークその②です! チームビルディングと自己分析に飛翔祭をあてはめながら考えていきます! お楽しみに!
文責:学生広報部 横山飛雄(経営経済学部4年)