NEWS

第2回高校生広報アイデアコンテスト 入賞作品発表

更新日:2025.11.02

「第2回高校生広報アイデアコンテスト」へのたくさんのご応募ありがとうございました。
厳正な審査の結果、入賞作品が決定し、11月2日(日)に表彰式を実施しました。

最優秀賞

「さあ行こう ろーかるな まちへ」(佐呂間町)
パングループ さん(グループ制作)(北海道佐呂間高等学校、東海大学付属市原望洋高等学校3年生)※動画作品ですが、ここではサムネールを表示しています

準優秀賞

「枕崎の芸術を!」(枕崎市)
釘田 優空 さん(鳳凰高等学校2年生)

「わ、いずみ!」(和泉市)
中村 碧 さん(大阪つくば開成高等学校2年生)

審査委員長賞

「特集!おいでよ富士吉田 町の魅力」(富士吉田市)
山梨県立富士北稜高等学校 さん(山梨県立富士北稜高等学校3年生)※動画作品ですが、ここではサムネールを表示しています

優秀賞

「下を向いても国分寺」(国分寺市)
泊 彩水 さん(精華学園高等学校東京芸術学部立川校3年生)

「ここは入善」(入善町)
上原 唯葉 さん(富山県立魚津高等学校3年生)

「千年を駆け抜ける。」(京都市)
仲 水蓮 さん(京都市立堀川高等学校3年生)

特別賞

「日立に浸ろう」(日立市)
大竹 喜央良 さん(茨城県立多賀高等学校1年生)

「いつでも綺麗な島」(宮古島市)
上地 幸希 さん(沖縄県立宮古総合実業高等学校商業科1年生)

「お茶と平和で彩る街知覧」(知覧)
田崎 未唯 さん(鳳凰高等学校2年生)

入選作品(佳作)

「夕風吹く柳町商店街」(能代市)加藤 優依 さん 秋田県立秋田高等学校1年生
「稲城市民の稲城市民による稲城市民のための祭り」(稲城市)稲垣 絢芽 さん 東京都立第一商業高等学校2年生
「翡翠と共に暮らす街」(日野市)林 真由 さん 精華学園高等学校東京芸術学部立川校3年生
「みとれてみとめる みとをみて。」(水戸市)鈴木 琳賀 さん 茨城県立緑岡高等学校1年生 
「平成生まれ、昭和町育ち」(昭和町)佐藤 希典 さん 大阪府立咲くやこの花高等学校2年生
「風に揺れる勝間田の道」(勝央町)水島 光咲 さん(グループ制作) 岡山県立勝間田高等学校2年生
「結局、ここが一番 さいたま。」(さいたま市見沼区)瀧澤 蓮 さん 浦和ルーテル学院高等学校3年生
「ヤッホー 犬山!」(犬山市)大原 琉愛 さん 愛知県立犬山高等学校2年生
「いったん、くらさん?板倉町。」(板倉町)中村 友理香 さん 埼玉県立不動岡高等学校1年生
「掘り起こせ、未知な都市(まち)」(春日市)真野 夏帆 さん 福岡市立福翔高等学校3年生

表彰式

2025年11月2日(日)11時より、嘉悦大学のカエツホールで表彰式が執り行われました。式は木幡敬史 嘉悦大学経営経済学部副学長の開会の挨拶から始まり、入賞作品がスクリーンに投影され、森本孝 学長より参加した入賞者一人ひとりに表彰状と賞品が手渡されました。また、表彰式に参加できなかった最優秀賞受賞者からは受賞の感想をいただき司会が代読しました。審査委員長の國田圭作 経営経済学部教授からの講評と、審査員も務めた濱地 徹氏(大手PR会社所属、嘉悦大学非常勤講師)からの「「伝える」から「伝わる」へ」をテーマにした広報記念講話もありました。森本学長が閉会の挨拶を行い、式は盛況のうちに幕を閉じました。

審査委員長 國田 圭作 嘉悦大学経営経済学部教授の講評(抜粋)

まずは、受賞者の皆様、受賞おめでとうございます。また遠路、本学までお越しいただき、まことに感謝申し上げます。本コンテストは、本年度でまだ2回目の開催であるにもかかわらず、全国101の高校から計349作品、という多数の応募が集まりました。これは昨年に比べて高校数で6.3倍、作品数で9.2倍という増加でございまして、大変、選びがいのある審査となりました。

まず、はじめに審査基準の確認ですが、今回は4つの審査の観点を立てています。

1点目は、当然ですが、住んでいる地域の魅力を伝えられているか、という本コンテストのミッションつまり課題との合致度です。

2点目が、作品を閲覧した人の興味と共感を獲得できる魅力的な表現か、つまり魅力度です。

そして3点目は、作品を閲覧したときに、伝えたい内容・意図がすぐ、容易に理解できるか、つまり内容理解度です。今、世の中の人は大変忙しいので、たくさんの情報が溢れている中で、ぱっと目を惹き、かつ瞬間的に内容を理解してもらわなくてはなりません。広報コミュニケーションにおいては、この内容理解度がもっとも重要になります。相手がある以上、ひとりよがりではだめなのです。これがアート作品との一番の違いだとおもいます。

そして最後が、独創性です。高校生らしい新鮮な着想と個性・オリジナリティを持つ創作であるかどうか。今はAIを使えば、簡単に質の高い作品が作れるでしょう。AIを活用することは規制できませんが、そこに作者の独創性があるかが問われます。以上の観点で、私を含め五人の審査員が議論を交わし、受賞作品を選定させていだだきました。

どの作品も、課題合致度、魅力度、内容理解度、独創性のうち、複数の観点で優れていました。ぜひ来年はさらに上のレベルを狙って欲しいと思います。

以上、審査員一同を代表して講評させていだきました。あらためて、受賞者のみなさん、おめでとうございました。

〈お問い合わせ先〉
嘉悦大学「高校生広報アイデアコンテスト」事務局
042-466-1719(9:00~17:00 土・日曜・祝日を除く)
admission@kaetsu.ac.jp