皆さんこんにちは!学生広報部4年の横山です!
嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール」に学生広報部が密着する記事第2弾は、コミュニケーション力について理解し、鍛える第3回講義と、講義にサポートとしてついている先輩学生達SAのアドバイス「SAライフストーリー」を聞く第4回講義についてお伝えしていきます!
「基礎ゼミナール」やSAについて知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください!
嘉悦の超重要講義「基礎ゼミナール」VOL.1
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/32037/
先輩の経験から学ぶ!SAライフストーリー
https://www.kaetsu.ac.jp/news/campuslife/16585/
第3回講義は関係構築をテーマにワークが行われました。関係を築くにはコミュニケーションが必要不可欠。コミュニケーション力を身につけるうえで特に重要な要素「聴く力」について学んでいきました。
まず、人からもっと話したいと思われるような聴く力(傾聴)とは何かを理解するために、ペアワークを3つ行いました。ワーク1は、ペアのうち片方は自分の好きなことについて2回熱く語り、もう片方は聞き手となり「無視をする」「傾聴する」という2パターンの対応をとります。その後話し手と聞き手を交換し、それぞれ2パターンの対応を取られた時どのような思いだったかを考えていきました。傾聴について完全に理解できていない1年生も、手探りですが傾聴に挑戦していました。ペアワーク終了後は無視をされたとき・したとき、そして傾聴に切り替わった後どんな気持ちを抱いたのか、ワークシートに記入していきました。
ワーク2は「大学入学前の自分」というテーマで、再度話し手と聞き手に分かれペアワークを行いました。ただし今回は話し手は極力自然に話をすることを心掛け(あえて熱く語ろうとしない)、聞き手は自然に話している話し手が思わず熱く語ってしまうような聴き方(傾聴)に挑戦するインタビュー形式のワークでした。聞き手が「入学する前はどうしていましたか?」と尋ねるところからのスタートで、ワーク1とは少しレベルが上がっていましたが、話し方・聴き方ともに上達しており、SAサポートもいらないほど順調に進んでいました。
ワーク2終了後は自分と相手それぞれが聞き手の時に、どう思ったのか、どういう点を工夫したのかをワークシートにまとめていきました。
最後のワーク3に入る前に傾聴のコツについて座学が挟まれ、話を聞く際の表情や語調の「非言語」の重要性や「5W1H」のような質問の仕方について説明が行われました。座学が終わると、「大学時代にやりたいこと」というテーマでペアワーク(ワーク3)が行われました。今回もインタビュー形式で、ワーク1・2の経験と座学で得たコツを活かし「傾聴」を実践していました。ワーク中話し手はインタビューを受けた印象からワークシートで評価をしていきました。評価も行うことで、自分が聞き手以外の時にも人の傾聴を勉強することができていました。
ワーク3が終わると振り返りとして、4人チームで一番聞き上手だった人を決め、理由を考えていきました。
振り返りで講義は終了となりましたが、ワーク1からワーク3の間で、クラス全体で傾聴力のレベルが上がっていました。講義終了後1年生に感想を聞いてみると、「話し手側のときは相手が置いてけぼりになっていないか、聞き手が想像できるような話し方をしているか。聞き手側のときは相手に話をちゃんと聞いていると思ってもらえるような相槌ができているかを考えるようになりました」と、自身の考えの変化を教えてくれました。相手の評価もすることで、自分ができていなかった点にも気づくことができたと思うので、今後のグループワークにも期待ですっ!
第4回講義は「SAライフストーリー」という、基礎ゼミをサポートしている先輩学生達SAのお話を聞く回でした。SAがこれまでの学生生活を振り返り、自分が頑張ってきたことや、逆に失敗してしまったエピソードをスライドを用いて話し、そこから自らが学んだことを1年生へアドバイスとして伝えます。1年生はSAライフストーリーを聞くSAを4名選び、それぞれの話を聞いたうえで、先輩たちの話から何を学んだのか、これからどうしていきたいのかなどをレポートとして提出していました。
第4回講義は教員ではなく学生が講義を行う特殊な回。ライフストーリーの内容・構成も全て各SAが考え、当日までに発表スライドを作成し、プレゼンの練習を行います。そのため当日は緊張しているSAも多く、1年生へ学びを伝えると同時に、SA自らも多くのことを学んでいる様子でした。同じ基礎ゼミのSAライフストーリーという講義でも、SAによって内容が異なるため、教員の方々も興味を持って聞かれていました。
今年はSAが火曜クラスに12名、木曜クラスに8名おり、それぞれ自身の経験から伝える重要なライフストーリーでした。「大学攻略ガイド」「4年で自分を変えるたった3つのこと」「50%くらい頑張ってみる」というような様々なテーマがあり、1年生も自分に合った先輩の話を聞きに行っていました。その中でも今回は、火曜クラスの2年SA高久さんのライフストーリーについて紹介したいと思います。
高久さんは履修の観点から1年生へアドバイスを行っており、大学では自分で履修する講義を決め、時間割を作っていきますが「各学期で履修可能単位数を全て取ることが良いこととは限らない」と話していました。この考えは高久さんが1年生の頃、最大まで履修した結果、余裕がなく単位をいくつか落とし、最終的に取得できた単位数・成績が下がってしまった経験をしたため思ったのだそう。
一つひとつの講義の理解度が落ちない程度に、自分が余裕を持って学べる単位数を理解しよう、というメッセージを1年生は真剣に聞いていました。高久さんのライフストーリーは、私生活ではなく学問の方から大学生活のアドバイスをしており、人を選ばず多くの学生に当てはまる内容だったと思います。
嘉悦大学の超重要講義「基礎ゼミナール1」の第3回、第4回講義についてレポートしてきました!今回は「傾聴」ついて身につけ、先輩の経験からこれからを考える回でした!嘉悦大学ではグループワークを行う講義が多いため、第3回で学んだ傾聴が必ず役に立つと思います。また先輩学生であるSAのアドバイスは、1年生が今後を考えるにあたって重要な判断材料になったと思います。各々なりたい自分を考えて、学生生活を過ごしてほしいですね!
次回は第5回、第6回をレポートしていきます!
1年生がノートテイキング、ロジカルシンキングについて学んでいきます!
お楽しみに!
文責:学生広報部 横山飛雄(経営経済学部4年)