5月22日(木)に担当教員を補佐し授業のサポートを行うSA(スチューデント・アシスタント)学生が全員出席し、SAを採用している担当教員等にも集まっていただき、春学期 SA/TA前期全体会を実施しました。
春学期前期全体会は3・4年の新体制で企画を行って参りました。
今回は「後輩の不安や悩みを自ら察知しわかりやすく説明するために観察力と言語化能力を身に付けよう」というテーマで、個人ワークとグループワークを通してSAとして必要になる観察力と相手に説明する力を磨いてもらいました。
アイスブレイクでは「カタカナーシ」というカタカナ文字を使わずに相手に言葉を当ててもらうゲームを実施しました。
メインワークでは、ワーキンググループが作成した1分程度の動画を視聴し、登場人物の心情を読み取りSAとしての行動を個人ワークとグループワークで考えてもらい、発表してもらいました。発表については、言語化能力・説明力・資料作成能力を磨いてもらう狙いで、1グループ3分の発表を3人ずつで行ってもらいました。1グループ6人のため、2回の発表で全員が発表できるようにいたしました。
ワークテーマは2つ用意し、それぞれワーキンググループが今までのSA活動を振り返りよく発生した事例をもとに作成しました。特に2つ目のワークは飛翔祭をテーマにしており、「実際に起こりそうな状況に対して、どのように対応するべきか問うもので、初めてSAをやる人から数年やっている人どちらにもためになる内容だったため満足しています。」というSAからの感想をいただきました。
全体会の感想として、「ワークは動画形式になってるのは新しくて良かった」「次の文化祭で問題が起きたときに活かそう思う」といったお言葉があったのに対し、「全体会自体の開始時間が遅い」「アイスブレイク+議題が2つあり時間が相当キツキツな印象を受けた」「2年で初めてSAやる立場として、誰も知らない環境だったので、全員の自己紹介などがあったら助かる」といった意見もございました。
新体制で初めての全体会であたふたする部分もありましたが、当日はしっかり形として成し遂げられ、SAにやってもらいたいことはできたと思います。
反省点は、ワーク時間を削っても終了時間を超えてしまったことです。原因としましては、1つのワーク内容が濃く、発表してもらうということからグループワークの時間にスライド作成も含めてしまったことが挙げられます。
今回の全体会で得た学びを、各SAが授業で活かしていただけたらと思うと同時に、今回浮かび上がった私たちの良い点・反省点を理解し今後の全体会やHRC懇談会に繋げていきたいと思っております。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
ヒューマンリソースセンター(HRC)
SA/TAワーキンググループ
本学ではまったく新しい「キャリア支援」の仕組みを実施しています。教職員と学生が運営する人材バンク=ヒューマン・リソース・センター(HRC)を通じて大学と学生が「契約」を結び、学内のさまざまな業務やイベント、授業支援を円滑に進めます。HRC を通じて学内の業務に携わる学生のメリットは、単に報酬を得ることだけではありません。経験者が新しいメンバーを指導し、チーム全体のスキルアップを図るなど、責任ある立場で業務を遂行する経験を積むことになります。