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学生広報部レポート/嘉悦の研究会(ゼミ) 実際どうだった??前編

更新日:2025.04.21

皆さんこんにちは!学生広報部4年の長谷川裕剛(以下、ユーゴ)です。 今回は約2年前に掲載された記事、「学生広報部レポート/嘉悦のゼミ みんなはどう選ぶ?」 続編となっております!

当時は2年生だった僕たちも気づけば4年生に…。入学式や1年次の出来事をつい昨日のことのように思い出します。
さて前回の記事は、2年生になり新しく研究会に所属していく私たちユーゴと飛雄(以下、トビオ)の、研究会選びの決め手や理由についてお話ししました。今回はその研究会を選んで実際どうだったのか、どんなことをしていたのかということを深堀りして聞いていきたいと思います。
前編として前回「國田研究会」を選んでいたトビオくんに、わたくし長谷川ユーゴがインタビューしてまいりました。ぜひご覧ください!

1年生の時を思い出して

 
 
左(ユーゴ)      右(トビオ)
 
 

ユーゴ:1年生の時に研究会選びについて取材を受けたけどトビオは覚えてる?

トビオ:覚えてるよ~!あの時はまだ若かったね…(笑)。

ユーゴ:まだ2年しかたってないよ(笑)でもあっという間の2年間だったね。あの時は取材する側に回ると思っていなかったね。

トビオ:そうだね!あと1年!お互い悔いのない学生生活にしようね!

研究会(ゼミ)で行っていること

ユーゴ:まずはトビオが所属している國田研究会がどういったことを行っているか教えてください!

トビオ:前提として國田先生は「行動デザイン」というマーケティング手法を研究されていて、例えば良いものを作るというより、使いたくなるような状況を作って買ってもらうという行動発想のマーケティング(行動デザイン)の専門家なんだ。だから研究会では、それについて國田先生が執筆されている教科書から基礎を学んだ後に、各々企業について売上高や歴史等をみて抱えてる課題を見つけるんだ。それを行動デザイン的な方法で解決していくような企業研究を主に行っているよ。

ユーゴ:僕の所属している飯野研究会(ゼミ)と少し似たようなことをやってるんだね。企業研究していると言っていたけれど、2年と3年の間で1つの企業だけを研究するの?

トビオ:特にそういったわけではなく、何社も企業研究をするよ。僕の場合は「スシロー」や「すき家」といった1つの企業を取り上げることもあるし、テレビ業界といった1つの業界を取り上げることもあるよ。

ユーゴ:へぇ~!すごいね!2年と3年通して合計いくつの企業を調べてきたの??

トビオ:2年と3年で合計13社の企業について企業研究してきたよ。今数えてみたけど結構多いね(笑)。

ユーゴ:そんなにいっぱい調べたの!?すごいな~。調べた後は発表したりするの?

トビオ:そうだね!自分で調べ上げたことを発表して、國田先生と他の学生から意見をもらうんだけど、そのあとに取り上げた企業について皆で調べる時間が設けられているんだ。そこで解決策を皆で出し合ったり意見を深めあったりして、最終的にゼミ全体で一つの解決策を出していくかな。

ユーゴ:なるほど!かなり充実した研究活動を2年間送れたんだね!ちなみに國田研究会(ゼミ)では4年生は卒論を書くの?

トビオ:4年は卒論ではなくて卒業制作だね。内容としては大雑把になってしまうんだけど、何でもいいから課題を見つけて、それを行動デザイン的な方法で解決・実践するという内容だね。

ユーゴ:今までのような解決策を提案して発表だけではなく、それを実践しなければいけないんだね。かなり大変そうだ…!

2・3年生でどんな活動をしてきたか

トビオ:2年生の時は夏合宿で千葉に行ったよ!合宿先で訪れた施設では「農福連携」という福祉施設と、農業を掛け合わせた活動に取り組んでいるんだ。障がいのある方が農業分野に取り組んで、社会参画を促進するといった取り組みで、僕たち國田研究会は、この施設の新規事業の提案をさせていただく目的で見学させていただいたんだ。
現地では実際に取り扱っている胡蝶蘭の作業工程、障がい者施設としての働き方の提供や工夫についてお話を聞くことができたんだよね。

ユーゴ:そんな取り組みがあるなんて初めて知ったよ!

トビオ:合宿で現場を見学した後は、大学で新規事業について考えたよ。施設を立ち上げるきっかけとなった理事長の思いに重点を置きながら、行動デザインマーケティングを考えるのは難しかったな。その後の施設の方へ事業提案をするときには、実際に企業の方にプレゼンするのは初めてだったからとても緊張したよ(笑)。ちなみにその時の農園見学の記事と、提案発表の記事が掲載されているからぜひ見てね!

ユーゴ:3年生の時は何を行っていたの?

トビオ:3年生では2つのビジネスコンテストに参加したよ。1つは8月に行われた小平市のビジネスコンテスト。テーマとしては小平市が抱える問題を解決できるビジネスアイデアを発表することで、子育て支援やウェディングイベントなどのビジネスプランに絞っていって、最終的には小平にあるグリーンロードという緑道を用いて、人力車サービスを立ち上げる案を発表したよ。小平の魅力を活かすビジネスプランの作成から、収益計画に至るまで綿密に準備を進めていった結果、なんと僕らの発表が最優秀賞を頂くことができたんだよね!すごく貴重な経験になったよ。詳しい内容は小平ビジネスコンテストの記事が掲載されているから見てね!

ユーゴ:きっとここでは話しきれないぐらい沢山の経験をしていると思うし、僕も結果や内容が気になるから記事を見てみるね!

トビオ:2つ目は「関東マーケティング大会」という関東の大学だけで行われるマーケティング大会。毎年國田研究会の3年が出場していて、僕らも頑張ったんだけど、小平のビジネスコンテストが終わった後すぐだったから、とても大変だったね(笑)。

ユーゴ:すごい大変だったんだね…(笑)。ちなみに関東マーケティング大会ではどのようなアイデアを考えたの?

トビオ:最近筋トレだったりお化粧をする男性が増えてきていることを軸に、筋トレ男子と化粧男子、そして一般の何もしていない男性で消費動向がどう変わっていくのかをテーマにしたよ。関東の大学でマーケティングを学んでいる人たちがたくさん来るから、とても学びになることが多かったな。

1年生の時にやりたかったことについて

 
 

ユーゴ:僕らが新2年生の時の記事、研究会選びの相互取材では「これからの抱負、やりたいこと」を話したね。トビオがやりたかったことは「國田先生の講義を取れる限り取る。そして関東マーケティング大会があるから、それに備えて知識を蓄えたい」だったね。

トビオ:へぇ~。真面目な1年生がいたんですね(笑)。

ユーゴ:いたもんだね~びっくりだよ(笑)まあ冗談は置いといて…、実際はどうだった?

トビオ:國田先生の講義は、ほぼ全部取ったね!だから概ねやりたかったことはできたと思うよ。なかでも「消費者行動論」がとても印象に残っていて、Z世代の消費動向について調べたりしたのはすごく面白いなと思ったね。

どんな力が身についたか

ユーゴ:関東マーケティング大会に向けて知識を蓄えたいとあったけど、実際に心掛けたこととか身についたことはある?

トビオ:特に「コレ!」っていうのはないけど、國田先生の講義での捉え方や考え方を身につけたいとは考えていたんだよね。だから2年生の時点で外部に発表する経験があったり、企業分析していたと考えると十分知識は身についたかなと思っている。ただその知識や力を関東マーケティング大会で十分に発揮できたかというと、難しいよね…。もっとやれたのに! と思っています(笑)。

これからについて

トビオ:僕は卒業したら家業である農業をやりたいと思っているので、就職とかではないんだよね。そもそも大学に入った理由が経営やマーケティングを学びたくて入ったから、学んだことを活かして精一杯生きます!(笑)。

ユーゴ:いいね!2年次で農業をやっている福祉施設の見学や発表をしたとけれど、トビオ自身はその出来事は大きかった?

トビオ:そうだね!農業的な目線では夏合宿の時の胡蝶蘭の生産施設に行ったのは楽しかったし、そこに福祉が関わっていたり、その取り組みについて様々な発信方法を取り入れているのはとても興味深かったね。ゼミ的な目線では外部にプレゼンする経験や、実際に行って課題を探す経験をできたのが良かったね。

後輩に向けて

トビオ:「どんなことも経験になるから、腐らずにチャレンジしてほしい」かな。特に大学生の時は時間もあるし、大学でしか経験できないようなことも山ほどある。もちろん僕らがやっている学生広報部の活動もそうだしね。そういったチャンスや縁があれば、難しく考えずにチャレンジしてもらいたいなと思っているよ。

ユーゴ:そうだね!僕もあっという間に4年生だけど、もっといろんなことをやっておけばよかったと後悔してばっかりだよ(笑)。

トビオ:そうだよね~。まだまだこれからの1年生や2年生が羨ましいよ!(笑)いろんなことにチャレンジして、目一杯大学生活を楽しんでほしいね!

おわりに

今回研究会(ゼミ)選びの続編として、2年越しに相互インタビューを行いました!トビオが1年の頃目指していた自分の姿に、かなり近づくことができたのではないかと思っていました。研究会(ゼミ)で活動しているうちに様々な経験をしますが、その中で楽しかったことや悔しかったことはたくさんあると思います。ただその思いを後から笑えるように、悔いのないよう精一杯取り組んでいきましょう!
次回は、わたくし長谷川ユーゴがトビオに取材を受けます!「学生広報部レポート/嘉悦のゼミ 実際どうだった?後編」にてお会いしましょう!それでは!

 

文責:学生広報部 長谷川裕剛(経営経済学部4年)

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