みなさんこんにちは!!学生広報部3年の早坂菜摘です。
みんな大好き「わくわく!先生にインタビュー!」の記事です。
今回は嘉悦大学の言語科目を主に担当されている、ポール・エトガ先生にインタビューをしてきました。春休みでお休みのところ、ご協力していただきました。いつもの10の質問に加えて、気になる嘉悦大学とエトガ先生の繋がりも解き明かしてきました!多くの言語を話すことができるエトガ先生の秘密や学生時代に迫っていきたいと思います。
それではインタビュースタートです!
エトガ先生:言語学と経営学です。経営学では特に国際ビジネスが専門です。
早坂:言語学というと具体的にはどんな言語を使われていらっしゃいますか?
エトガ先生:勉強したのはフランス語、英語、ラテン語、ドイツ語、日本語とか様々です。
エトガ先生:総合英語とフランス語とフランス文化です。あとは英語で日本の文化について講義をしています。
早坂:私は1年生の時にフランス語とフランス文化の授業を受講させていただいて楽しかったのを覚えています!いつも楽しい講義をしてくださる先生が、あればやってみたい講義はありますか?
エトガ先生:数学かな!高校生の時すごく数学が好きだったから今使えていないのが悲しい。だから数学を担当してみたいですね。
早坂:私も高校までは理系のクラスで、大学で文転して嘉悦大学に入学しているので数学は好きです。先生の数学があったら是非受講したいです!
エトガ先生:国際ビジネスを中心にした経営に関した論文を発表して面白かったからかな。
早坂:高校生のころは数学がお好きだったと伺いましたが、それでも経営や語学を選んだ理由はありますか?
エトガ先生:言語がとても好きだったことはもちろんですが、なにをしても語学を使って伝えていくことになるからですかね。言葉が使えるようになるとその分だけ世界が広がります。
エトガ先生:大統領になりたかったですね。
早坂:何か目指す理由があったんですか?
エトガ先生:大統領よりも偉い人がいなかったからかな。純粋に大きくなったら偉くなりたかった(笑)
エトガ先生:高い集中力ですかね。おかげで本や教科書の執筆活動の際に、短期間で書き上げることができています。
早坂:執筆を短期間で…私も短期間でいい記事をかける広報部員になります!フランス語とフランス文化の授業でも、先生が執筆した教科書を使いながらの授業でしたが、使われている教科書はすべて先生が執筆されていらっしゃるんですか?
エトガ先生:すべて私が書いています。そこに教科書があるのでどうぞ見てください。
早坂:ありがとうございます!教科書から先生のこだわりが詰まっているんですね。
エトガ先生:そうですね。こだわりをもって書いています。例えば、語学の教科書は、話すこと・書くこと・読むことの3つのコンセプトで構成し作成しています。どれも大切な要素です。
早坂:今年度も新しい教科書になっていて、毎年バージョンアップしているのが本当にすごいです。
エトガ先生:ゴルフです。今は手を怪我したので回復するまでは見るだけですが。
早坂:嘉悦大学の裏にもゴルフ場がありますけど、行ったりされるんですか?
エトガ先生:まだ行ったことはないです。
早坂:いつもは行きつけのゴルフ場に行かれてるんですね!
エトガ先生:大学を卒業できたことです。学生はやはり、大学に入学して辛くても頑張って卒業するべきです。そうでなければ勿体ないです。それらがずっと永遠に消えない記録になるからです。
早坂:先生はフランスの大学を卒業されているんですか?
エトガ先生:フランスのパリ大学とアメリカの大学を卒業しています。
早坂:フランスやアメリカの大学はやはり競争は激しいですか?
エトガ先生:そうですね、かなり激しい競争があります。入学するのも卒業するのも難しいです。努力しないと生き残ることはできないですね。
早坂:大学を卒業することに自体に大きな意味があるんですね。
エトガ先生:大学入学前にバカロレアという試験に一度落ちてしまったことが1つ。親の転勤で安定して勉強できなかったこともありますが、失敗してしまいましたね。もう1つは大学でサッカーチームに所属していたんですが、パリカップの決勝前夜。同じチームメンバーがナイトクラブに行ってお酒をガブガブ飲みました。次の日の試合は全然ダメでしたね。一番強いチームで、いつも通りなら勝てたはずの試合に負けました。それは未だに悔しいです。忘れられないです。
早坂:どこの国でもお酒の失敗はあるんですね。
エトガ先生:ラテン語とドイツ語をより深く勉強したいですね。ラテン語はフランス語とスペイン語とイタリア語の母語なので大好きな言語です。勉強自体はできたんだけど、まだ足りないと感じています。ドイツ語も生まれた時におばあちゃんがドイツ語を話していたので勉強はしていましたが、成長していくにつれてドイツ語を勉強することをやめてしましました。なぜかというと、フランスに行ってフランス人がドイツ語を嫌い。イギリスに行ってもイギリス人からドイツ語は嫌われていました。ドイツ語を話すと周りにどう思われるか怖くて、勉強することができたのに、やめてしましました。
早坂:私もいろんな人と話すことが好きなので、学生のうちにたくさん勉強しておきたいと思っているんですが、英語が本当に苦手で…何ヵ国語も話せる先生の事は本当に尊敬します。
エトガ先生:英語は一番簡単な言語なので、是非頑張ってください。
早坂:ありがとうございます!
エトガ先生:大きく2つの事が関係しています。1つ目は私のおじいさんが空手の先生をしていて、私も幼いころから空手をしていました。フランスでも空手で使っている言語は日本語で「前蹴り」や「横蹴り」と自然に使っていました。幼いころから空手などの日本の文化に触れていたので、忍者や侍にも興味がありました。また、高校生の時からドラゴンボールやルパン三世などにも触れていました。
2つ目に高校卒業後に、なにか何か新しい言語を学びたいと思っていた時に、進学先の大学で日本語を勉強している人がいて日本語の勉強を始めたことです。高校の授業でも日本経済について学んだり、何をしても日本に溢れていました。これらがきっかけで大学2年生の時に日本に来ました。慶應義塾大学とのパリ大学との連携で、1ヵ月半様々なことをしました。慶應生とサッカーの合宿に行ったのは本当に面白かったです。温泉や福島県いわき市などを回って日本の文化にものすごく感動しました。その時に嘉悦大学の関係者とつながりができて、大学卒業後は嘉悦大学に教えに行くと約束して1、2年行こうと思っていたら30年も経っていました!
早坂:幼少期から日本の文化を通じで、日本と繋がっていたのですね!高校生の時にドラゴンボールなどを読まれていた話を聞くと、海外でも日本文化が愛されている感じがして嬉しいです(笑)大学生の時に留学先として訪れた際にできた人脈で、現在嘉悦大学の教授として働かれていらっしゃると聞いて、大学時代の経験や人脈がいかに大切なのか考えさせられました。
エトガ先生:「夢を持つこと」と「自信を持つこと」だね。夢がないと朝起きた時に何がしたいかわからない。目標もなくゴロゴロしていても人生は面白くないと思います。夢があるから努力して頑張ることができる。そうしていくうちに自信もついてくる。早坂さんは夢がありますか?
早坂:あります!その夢に向かって今頑張っています。
エトガ先生:いいですね。そういうことを学生には大切にしてもらいたいです。
いつもフレンドリーに話しかけてくださる、エトガ先生の学生時代について知ることができたインタビューでした!言語を通して人とのつながりを作ったり、思いを伝えることができる。言語を学ぶことで世界が広がっていくことを知りました。夢と自信を持つことが大切だと言っていただき、私も自分の夢に向かって努力し続けようと思いました。大人になってもいつでも夢を持ち続けたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次の記事もお楽しみに!
文責:学生広報部 早坂 菜摘(経営経済学部3年)