学生広報部レポート/
オープンキャンパススタッフに1日密着してみた
皆さんは「オープンキャンパス」に参加したことはありますか?気になる大学へ行ってどんなところなのかなどを実際に体験できる機会だと思います。他の大学と同じように嘉悦大学でもオープンキャンパスを行っています。ただ、嘉悦大学が他の大学と異なっているのが、オープンキャンパスを作っているのが学生主体であるという点です。嘉悦大学のオープンキャンパスは「オープンキャンパススタッフ」と呼ばれる学内アルバイトの人たちが主体となって開催しています。今回はそんなオープンキャンパススタッフの小池琴子さんの一日に密着しました!
12:30 | 受付開始 |
13:00 | 嘉悦ホールにて総合説明 |
14:05 | 面接対策講座 |
14:25 | 模擬面接 |
14:35 | 模擬授業/学費・奨学金説明会 |
13:00~16:00 | キャンパスツアー/87cafe&個別相談/学生広報部スペース/縁日など |
小池 琴子さん(こいけ ことね)
嘉悦大学経営経済学部4年生
小池先輩のオープンキャンパススタッフとしての1日のスケジュールを紹介する前に、まずオープンキャンパスのスケジュールがこちらです。
ということで、ここから小池先輩がどのように1日を過ごしていたのかを見ていきます!
ここから長丁場なので、オープンキャンパスが始まる前に休憩を取ります。
困っている参加者の方を案内したり、各コンテンツに問題がないかを確認。
オープンキャンパス仕様から普段の大学の姿へ戻していきます。
実はこの密着の日は小池先輩にとって最後となるオープンキャンパススタッフの活動の日でした!4年間オープンキャンパススタッフを勤めあげた小池先輩にオープンキャンパススタッフのことをたくさん聞いていきたいと思います。
小平:今日の小池先輩の役割を教えて下さい。
小池:今日は基本的にはホールで行われる総合説明に参加される方を席へ誘導するという役割でした。総合説明が終わった後は、問題がないかとか困ってる人がいないか全体を回りながら確認していました。
小平:オープンキャンパススタッフではほかにどんな役割があるんですか?
小池:受付や総合説明での司会、キャンパスツアーの案内員に加えて、受験生や保護者の方の疑問を解消する花カフェなど、結構たくさんの役割があります。
小平:どうしてオープンキャンパススタッフになろうと思ったんですか?
小池:私自身、高校生の時に参加した嘉悦のオープンキャンパスで、当時のオープンキャンパススタッフから学生主体でやっているという話を聞きました。人と話すのが苦手で、それを克服したい思いがあったのでオープンキャンパススタッフを始めようと思いました。
小平:大学に入るときにはもうすでにオープンキャンパススタッフになろうと思っていた、ということですか?
小池:そうですね。なんとなくですけど、オープンキャンパスに参加して「やりたいな」と思っていたので1年生から始めました。
小平:オープンキャンパススタッフの大変だなと思うところはどんなところですか?
小池:基本的なやり方みたいなマニュアルのようなものがあるにはあるけど、実際にはその場に応じて臨機応変に対応しないといけないところは大変だなと思います。
小平:楽しいことについても教えてください!
小池:私は、参加した高校生に大学生活を少しでも楽しんでほしいなって思っていて、自分の学生生活の話を受験生とか保護者の方たちにする中で、「先輩の言葉で嘉悦に決めました!」とか、アンケートに私の名前は書いていないけど、いろいろ話が聞けて良かった、なんて言葉を聞けると嬉しいし、楽しいなって思えます。
小平:それがなかったら4年間続けることはできなかったですか?
小池:できていなかったと思います。こういう声を自分の中でモチベーションにしていたから、もしなかったらなんでこの活動をしているのかなと呆然自失になっていたと思います。
小平:オープンキャンパススタッフをやることでどんな能力が伸びると思いますか?
小池:一番身につくのは傾聴力だと思っています。例えば、参加者の方が道端で立ち止まって資料を開いていたら声をかけ、何に困っているのかを聞いたり、大学のことについての疑問点がどこなのかを聞いたり、そういうことを続けていると傾聴力が身についてくるなと思うし、傾聴力って社会に出ても絶対に役立つなって、就活でもすごく感じるので、オープンキャンパススタッフをやっていてよかったなと思いました。
小平:他大学のオープンキャンパススタッフとの違いはどんなところにありますか?
小池:基本的に学生主体でやっているという部分が他大学とは違うと思います。シフトも自分たちで組んだり、企画が実際に通るかは別として「こういうのどうですか?」なんて提案を職員さんにしたり、あくまで職員さんは後ろからサポートという形でやっているから結構主体的にできるし、特徴かなって思います。
小平:今日で4年間のオープンキャンパススタッフとしての活動が終わりましたが、終えてみてこの4年間はどうでしたか?
小池:4年間やってみて、とても濃かったと思います。同級生や学生はもちろん、アドミッションセンターの職員さんや先生ともコミュニケーションがとれてコミュニティが広がりました。何かあればすぐに相談できるし、とても濃い4年間だったなと思っています!
小平:今後オープンキャンパススタッフをやるかもしれない未来のオープンキャンパススタッフ候補の学生たちに一言お願いします。
小池:人と関わってみたい、人と話す苦手意識を治したい、そんな思いが少しでもあるならぜひやってほしいなと思います。オープンキャンパススタッフの経験が就職活動でも役に立ちました。自分の大学を誇りに思い、自信を持てるようになり、それはとても素敵なことだと思うので、少しでも興味があったらやってみてほしいです。
いかがだったでしょうか?オープンキャンパススタッフがどんな活動をしていて、どのような力をつけられるのかが分かっていただければ嬉しく思います。
参加者の方からの言葉が嬉しいという小池先輩でしたが、実際に参加していた高校生や保護者の方にお話を聞くと、どの方も「学生スタッフがとてもやさしかった」「親切でとても気分が良かった」というような話をしてくださいました。お話を聞いた高校生の中には嘉悦大学のオープンキャンパスに参加するのが6回目という人もいらっしゃいました。小池先輩をはじめ、オープンキャンパススタッフのたくさんの努力があるからこそ、このような言葉が参加者の方から聞けたり、もっともっと知りたいと何度も参加してくださる方がいるのだなと実感できました。
オープンキャンパススタッフは毎年4月に募集をしているので、気になった方は挑戦してみてはいかがでしょうか? また、高校生の皆さん!嘉悦大学のオープンキャンパスに来て、不安に感じていることを相談してみませんか?きっとオープンキャンパススタッフの先輩が親身になって大学生活の不安を解消してくれますよ!
文責:学生広報部 小平 奏(嘉悦大学 経営経済学部2年)