研究会一覧民事手続法研究

石川 光晴 准教授

ビジネス法務
訴訟・裁判
企業再生

教員の専門分野/民事法学

企業での実務や日常生活にも役立つ法律として、「民事手続法(民事訴訟法、倒産処理法など)」に注目。裁判例などのケーススタディを通して、活用する場面や方法を学修します

本研究会では、実社会で必要な法律知識を修得することを最終的な到達目標とし、原則として、民事系法律科目である民法、商法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、倒産処理法についてのさまざまな問題を中心に研究する予定です。履修する学生の希望にできるだけ沿うような形で、公務員試験、各種資格試験(宅地建物取引士、行政書士、司法書士等)を目指せる内容を柔軟に取り扱おうと思います(例えば、2年生で宅建士の取得、3年生で行政書士の取得等。過去のゼミ生には資格試験は宅建士、行政書士の合格者が、公務員には警察官、消防士、自衛隊試験の合格者が、民間企業では大和ハウスや三井住友銀行に就職した学生がいます。)。また、私の研究会では、1年に一度10月前後に行われる全国の様々な大学の民事手続法のゼミが合同で行う全国民事手続法合同ゼミナールに参加する予定ですので、合同ゼミに参加してレベルアップを図りたいという学生を特に歓迎いたします(あくまで事前に与えられた課題を報告し、ディスカッションするという準備さえしていけば恐れるようなものではありません。他大学の学生と交流できる機会でもあり、大変によい勉強になります)。

  • 特徴的な活動/民事手続法を専攻する教員有志が実施する全国民事手続法合同ゼミナールに参加、他大学との合同ゼミや研究成果を発表。
  • 資格取得/法律の基礎的な能力を修得することを目的に、宅地建物取引士の資格取得を推奨しサポート。
  • 就職に向けて/行政書士、司法書士、マンション管理士などの資格取得の推奨。公務員志望の学生への適切なサポート。

【自己紹介】本学では、民法、民事訴訟法、企業再生法(倒産処理法)を担当しています。専門分野は、民事訴訟法(判決手続、民事執行法(強制執行手続)、民事保全法(暫定的な権利の救済方法))および倒産処理法です。主な研究テーマは、EU構成国(とくにドイツ)とわが国における国際民事訴訟及び国際倒産処理手続です(近時はオーストリアも研究対象としています。)。近時は、多数当事者訴訟の研究もしております。
学生時代は、中学、高校とサッカー部に所属していました。大学生時代はアルペンスキーの大会にも出場しましたし、バンドを組んでいたのでギターやベースも大好きです(現在軽音楽部の顧問でもあります。)。
性格は、法律学の教員らしく、やや理屈(屁理屈ともいう)的であったりしますが、理不尽なことを言ったりすることはないと思います。学生指導は、学生の皆さんの将来を第一に考えて行いますので、講義中、ときには熱くなる(暑苦しくならないよう気をつけます)こともあるかもしれませんが、皆さんが卒業するときに石川ゼミでよかったと思えるような指導ができるようにと願ってのことですので、ご容赦いただきたいと思います。

日常生活に則したリアルな法律を学ぶ中で、社会人に必要な力が身につきました

主に民事の学修を進めながら、日常生活に応用できる知識や、法学を通して得られる社会全体のルールも同時に学ぶことができました。先生から実際にあった事件や裁判の話を聞くことができるので、リアルな法律について知ることができます。また、他大学との合同ゼミで判例をもとに議論をした際は、準備を進める中で、対人スキルや社会人としてのマナーが身につきました。ここで得た知識や経験を活かし、新しい価値が生み出せるよう社会に貢献していきたいです。(2020年入学生)

pagetop