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【大学院】授業「プロジェクト」において、大学院生による提案報告会が実施されました

2016/01/29

1月12日(火)、大学院の授業「プロジェクト」内において、青森県八戸市に本社を持つ水産食品会社に対して大学院生による提案報告会が実施されました。

履修者の3名は全員中国からの女性留学生です。

カさんとヨウさん(共に博士前期1年)からは、日本の若い女性を対象とした高級スイーツ市場の拡大を背景に、スイーツ缶詰(青森のりんごを使ったポーランド風焼きリンゴ)が提案されました。缶詰の魅力を高める容器との組み合わせがポイントで、高級感のあるリンゴ型の陶器と組み合わせて高売り(\1,000)する案、コンビニ用(\500)ではりんご型のプラスチックのフタをつけ、フタの中にシナモンパウダーなどのトッピングを入れ、食べる楽しさを加える案などが報告されました。

 

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林さん(博士前期1年)からは、中国の缶詰消費量がアメリカの1/90、日本の1/25と少ないことに着目し、缶詰の拡販戦略が提案されました。

ターゲットを①独身サラリーマンに対する便利さと味、②老人に対する栄養と便利さ、③子供に対する安全と栄養に絞り、製造過程の安全性を見せ、ターゲットに合ったメディアでのPR、試食などの体験販売を上海・北京・広州などの大都市で行えば、中国の市場は伸びるというもの。「私が缶詰を中国に広めます!」と力強く訴えました。

 

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実は中国では、新鮮な材料を料理して食べるのが当たり前の食文化で、缶詰やレトルト食品に対して、「中が見えないものは信用出来ない」、「保存のために健康に良くない薬品が使われている」、というネガティブなイメージを持っています。 当初は全く興味を示さない履修者に、活動は困難を極めましたが、社長のお話や、上級生・卒業生・学部学生・社会人と共に調べていくうちに、缶詰は安全で栄養も長く保存される食品であることがわかり、発表前には授業時間外に先生方を捕まえて、リハーサルを行うほど真剣に取り組みました。

結果は、提案の多くが既に水産食品会社で検討されているものでしたが、社長から、値決めや宣伝動画、試食会の内容など具体的な解説を頂き、理解を深めることができました。

 

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