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~第一回特別公開講座「異文化間コミュニケーション」を開催しました~

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2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた地域レクチュアシリーズ
~第一回特別公開講座「異文化間コミュニケーション」を開催しました~

2015/06/23

 本学は2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との「連携大学」の一つとして、大会成功に向けた土台作り、雰囲気作りに貢献する大学となっています。
 東京都民である一般市民の方々が、これから諸外国からの選手団、多くのお客様を迎え入れるには、世界の異文化、世界各国との文化交流の大切さを知ることが、その第一歩にもなります。そこで嘉悦大学では、国際交流委員会に所属する外国人教員や、長年にわたり外国での教職歴を持つ教員の協力により、地域の皆様方に異文化理解の特別講義を提供することにいたしました。

 平成27年6月20日(土)、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けた地域レクチュアシリーズの今年度第一弾プログラムとして、「特別公開講座 異文化間コミュニケーションとは」が本学にて開催されました。地域から30名ほどのご参加者があり、関心の高さを伺うことができました。

 第一回目の講義を担当したのは、長年コロラド大学で日本語教育にあたってこられた清水秀子教授(Ph.D of Linguistics)です。 清水教授は、以下のようなレジュメに沿って、異文化間のコミュニケーション(方法)の相違について認識し、文化間のコミュニケーションを成立させる態度こそが重要であり、意義のあることを示しました。

  

 (講義内容)

 1 導入:a. 世界で日本語を学ぶ学生、生徒の人数を紹介(国際交流基金2013データ)
      b. コロラド大学で日本語を学ぶ学生の意識を紹介
 2 新しい常識:異文化との出会いは自己の文化背景で当たり前の常識ではない新しい常識との出会いである。
   常識とは所属文化の行動様式・習慣・規範・価値・信念に基づいている。
 3 異文化への態度
 4 コミュニケーションの定義
 5 コンテクスト:High context とLow context文化の違い
 6 非言語コミュニケーション
 7 見える文化(表層文化:音楽、劇、挨拶,ダンス、料理など)と
   見えない文化(深層文化:意識、問題解決、子育て、時間・空間の捉え方)
 8 日本人とアメリカ人のコミュニケーション・スタイルの違い
 9 価値観について:①人間の本質とは何か
           ②人間と自然の関係
           ③人間の時間に対する志向
           ④人間の活動に対する志向
           ⑤人間同士の関係
10 アサーティブ・コミュニケーション:相手を尊重しながら、責めないで自分の意見を伝えるためにはどうするか。                                   

  以 上

  

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