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エグゼクティブセミナーを開催しました

2013/12/19

嘉悦学園創立110周年を記念した大学院エグゼクティブセミナー「次世代日本の企業経営を考える-展望と課題」が12月15日(日)に開催されました。
パネラーとして、ボストン コンサルティング グループ前日本代表で早稲田大学大学院商学研究科教授の内田和成氏、ジャーナリストの嶌信彦氏、株式会社ミナロ代表取締役の緑川賢司氏が登壇し、コーディネーターは本学大学院の黒瀬直宏研究科長と嶋口充輝教授が務め、活発な議論が繰り広げられました。質疑応答では、企業経営におけるリスクの考え方、日本とイタリアの中小企業の比較、製造業から見て3Dプリンタは敵か味方かなど、企業経営を巡る多種多様で活気ある意見交換が行われました。

会のクロージングとして、黒瀬研究科長より中小企業が顧客のつぶやきに耳を傾けることで掘り起こせる需要はまだまだ存在し、様々な杖を製品化してヒットした実例紹介が行われ、嶋口教授からは成功企業の3つのポイントとして、1.アンビション(大志)を持つこと、2.顧客価値を追求すること、3.スピードを重視することが挙げられました。

今回のセミナーで、嘉悦学園創立110周年記念事業の大学開催分のイベントは終了となります。多くの皆様方にご参加いただきましたことに御礼を申し上げるとともに、嘉悦大学ではこれからも創立者・嘉悦孝の「怒るな働け」の精神を基にした創造的実学を実践してまいります。
今後も嘉悦大学にご期待下さいますよう、お願い申し上げます。
 

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——— 講演内容の概略 ——— 
 

13-12-19-01-04 内田和成氏
日本企業の生き残りのためには海外進出か日本国内での新規事業を興すことが必要で、今までと同じやり方に成長はないとの指摘がなされ、成功企業の一例としてユニクロ、サンリオ、良品計画(MUJI)、公文式などが挙げられました。最後に、これからの企業経営のあり方を示す格言として、フランスの作家マルセル・プルーストによる「真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」との言葉が紹介されました。
 

13-12-19-01-05 嶌信彦氏
歴史から見る中小企業と題して「あと10年は大激動が続く」との指摘がなされ、明治維新以後の日本の歴史を振り返りながら、生き残ってきた企業の具体的戦略のひとつとして、代表的企業として食品メーカーのキッコーマンが取った日本人が亡くなるまでに使う醤油の量を徹底的に分析して、その結果として海外進出を図り、現在の収益の柱は海外事業であるとの紹介がなされました。

 

13-12-19-01-06 緑川賢司氏
株式会社ミナロを創業したきっかけに始まり、製造業の中小企業経営者として自社で取り組んでいる現場のモチベーションを高める経営手法の紹介が行われました。あわせて、緑川氏が中心に始めた「全日本製造業コマ大戦」の取組みが、企業の社会貢献活動を評価するメセナアワードにて中小企業として初めて大賞を受賞し、将来的には世界大戦を日本で開催したいこと、「これからの日本の未来を作れるのは中小企業家しかいない」と熱い想いが語られました。