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皇后陛下の「企画展:海を渡った花嫁物語」へのご行啓で安冨成良教授がご説明とご懇談の場に同席しました

09/12/07

皇后さまは12月4日 (金)、横浜市の国際協力機構(JICA)横浜国際センター海外移住資料館を訪れ、今月20日まで開催中の企画展「海を渡った花嫁物語」を見学なさりましたが、同資料館へのご行啓の際、短期大学部の安冨成良教授は皇后さまに展示内容のご説明やご質問にお答えしました。またご見学後、館内の御休所で移民研究者、JICA副理事長、同センター所長の6名がご同席し、皇后さまと親しく懇談いたしました。
以下は安富教授の当日の様子についてのコメントです。

「同資料館入口前で皇后さまをお迎えし、私の自己紹介をしたあとの皇后陛下の第一声は、満面、笑みを浮かべての、『ようやくお目にかかることができましたね!』という温かいお言葉でした。5年ほど前、明石書店より拙著を出版する際に共著者の戦争花嫁の会の会長さんの執筆で皇后陛下との交流に関するエッセイが4編ありました。そこでその記述内容について間違いがあってはならないと思い、濱本松子女官長とコンタクトを取りましたが、結果的に皇后陛下ご自身にもチェックをしていただきました。その後も戦争花嫁の方などに関することで、何度か宮内庁で女官長さんにお会いしたり、電話やメールなどでのコンタクトがありましたが、その都度、女官長さんが皇后陛下にその状況をご報告なさっていたようです。」

「ご行啓の際、色々なお話をさせていただいたときに感じたのは、本当にお心配りの素晴らしいお方、ということでした。『国際結婚をなさった方たちのよき理解者としてご研究なさり、有難うございます。これからもご研究を深めていただければと思います』というような内容のお言葉も頂戴しました。今回のことを早速、平均年齢が80歳近くになられた戦争花嫁の方たちにご報告したいと思います」

安冨成良教授は2006年より同資料館の学術研究プロジェクトの研究員として、日本人女性移民の歴史を学術的に掘り起こし、歴史に埋もれがちな女性移民の研究に携わってきました。「写真花嫁」、「花嫁移民」、「戦争花嫁」、「軍人花嫁」の4つの女性グループを4人の研究者がそれぞれ担当し、安富教授はアメリカ本土の「戦争花嫁」を担当してきました。
今回の企画展を緒方貞子JICA理事長が高く評価し、その「図録」を皇后陛下にお渡ししたことがきっかけで今回のご行啓の運びとなりました。残念ながら緒方理事長は海外出張中で同席なさりませんでしたが、JICA関係者のご尽力もあり、これまでの来場者からも高い評価を得ている、とのことです。同企画展は12月20日(日)まで開催されています。


   企画展「海を渡った花嫁物語」ポスター

 (左から二人目が安富教授)

参考:企画展「海を渡った花嫁物語」http://www.jomm.jp/events/2009/hanayome.html